UFOラスト

小学生クラスでは、設計図もしくは下書きを大切にしています。まずは平面でイメージを固めてから、先生と相談して立体化が可能か、調整が必要かを練っていきます。
今回も、宇宙人・UFO・連れ去られる地球生物の3つを描きました。

宇宙人とUFOは、関連性があっても、全く違うデザインにしてもOK。
子どもは旅行の時に、せっかくならポケモンでデコった(カーラッピングのような)飛行機に乗りたいと思うでしょう。(大人は、「乗車したらどうせ見えないじゃん」なんですけど。)そんな自分が乗りたいワクワクの機体になっています。

カバーの機体を持ちあげると、宇宙人が出てきます。イスだけでなく、内装のメカにこだわる子も多かったです。なんだか動きそうなスイッチやボタン、コードやモニターは、男子が圧倒的に上手い!針金なども巧みに使い、ガンダムばりのマシンを搭載したコックピットになっている子も!(こんなに小さいのに器用!)

機体の下にぶら下がっている台形のプラ板は、光線(のつもり)です。宇宙人による誘拐被害 (エイリアン・アブダクション)の話を最もらしくすると、子どもたちはシーンと静まり返り、「それ本当の事じゃないよね?」「アメリカだけでしょ?」と質問責めに。しまった、怖く話過ぎた。ごめん。

「光で空中に引っ張り上げられるとしたら、どんなポーズになるか?」「重力を感じさせない、抗うことが不可能な姿勢って、どう描けばいいかな?」地球の生き物が誘拐される様を想像させた後、見本を描いてみせました。ターゲットにされた可哀想な地球の生き物が、逆さまになったり、何かにつかまっていたり、空想が加速し完成!
ツッコミどころも多い子どもたちの説明を聞くのが、とっても楽しいカリキュラムでした。

UFOのデザイン

そもそもこのカリキュラムを思い付いたきっかけは、材料のヒントからの発想です。
昨年11月の展覧会で、お手紙をたくさん書いてくれた子にガチャガチャを引くご褒美がありましたが、カプセルは返却してもらっていました。300個のカプセルがありました。

もう一つ、3月に卒業したナツメ先生の卒業制作で使用したプラ板の残りを、大量にもらっていました。
これを使って、何かカリキュラムができないかなぁ?年度末のカリキュラムだから、延長しないで済む簡単で楽しい工作が良いなぁ?と考え、最近のUFOブームから思い付きました。

透明のカプセルは、粘土を付けない部分が窓になり、中の宇宙人が覗けます。でも円盤と接着してしまうと、暗くて奥が良く見えません。
カプセルには4つ空気穴が空いているので、そこに凧糸を通せば、スライドさせて中の宇宙人が剥き出しになり、丸見えです。外側のカプセルも面白いですが、小さな宇宙人も実に様々でユニーク!これはちゃんと見えないとね!

カプセルのデザインで人気だったのが、食べ物系。寿司やタコ焼き、ハンバーガーやラーメン、アイスやケーキ。実に旨い!じゃなかった、上手い!
次に人気のモチーフは生き物系。動物・鳥類・魚類に昆虫。発色の良い粘土だったので、新種の生き物型の乗り物がたくさん生まれました。

高学年女子は、配色が統一されていたり、逆に強弱の幅が広いコントラストを付けてみたり、メイク道具のようなオシャレなデザインが見受けられました。
「デザインの4原則」は、「近接」「整列」「反復」「対比」からなります。小学生クラスではちゃんと教えてはいませんが、自分の好きなアイテムのこだわりから、その原則を感覚で覚えていくのでしょう。
お母さんに買ってもらった服を着ている男子とは、ファッションセンスからして雲泥の差。女子の成長は、オシャレへの目覚めから加速します。これは女子の哲学・正義です。

UFO作り

UFO作りは、導入で宇宙への想像力を高めたあと、設計図描きから始めました。
最初は宇宙人から描きました。中学生へ事前に見本を制作してもらっていたので、それを見せたのですが、定番なクラゲ型の宇宙人がなぜかネクタイを締めてスイッチのたくさんあるソファーでくつろぎ、ジョッキの生ビールを飲んでいることから、小学生の間でもネクタイ&飲酒(ビールやワインや一升瓶)する宇宙人率が異常に多くなってしまいました。個人的には大爆笑でしたが、どんな絵画教室なんですかね!?(笑)

一応、その理由を聞いてみます。「地球に侵略目的で来たけど、あまりのアルコールのおいしさに虜になり、見守ることにした。」などそれっぽいことを言うので許可。あれ?でもネクタイは?

子どもたちの目線から見ると、ネクタイは特別なアイテムとして映っていることが多いようです。「キリッとしてかっこいい」「強そうに見える」「仕事に行く時だけにつける変装アイテム」という憧れの対象から、戦闘用装備として捉えているのかもしれません。

小学校受験で難関校と言われる慶應・早稲田の受験などは5歳~6歳の未就学児に「宇宙で役に立つ道具を考えましょう」「あなたは宇宙で何をしたいですか?」「宇宙人が地球に来たらどんな風にエスコートしますか?」という試験がよく出題されます。オリジナリティーのある発想が知りたい為です。
クライアントに、「1週間後に300人の子どもたちを喜ばせるには、何をしてあげたら喜んでもらえるでしょうか?」なんて課題を出されるのは、それに比べたらチョロいことですね。

当校の小学校受験クラスより慶應幼稚舎に合格した5歳児は、「僕の夢は、火星で野菜を作る実験をする事です。地球の土地で収穫する量や種類には限界があります。宇宙で新しい野菜を品種改良してみたいです。火星は地球に近いのいで、野菜が運びやすいと思い選びました。」とテスターの先生に話したそうですが、そう言えるように導くプライベートレッスンをしていると、自らも無理難題への一瞬のひらめきやプレゼン能力が鍛えられます。教えながら学ばせてもらう、ウィンウィンな関係で、先日の外部イベントも成功したと思っています。

UFOブーム再来

昨日のワークショップ疲れが取れず、川崎の温泉に行ってきた小原です。1日経って改めて、「うちじゃなきゃこんなタイトな期間で、白紙の状態で丸投げ、300人のイベントなんてできないっしょ!?それにミオスがGW休みだったせいで事前にミーティング・リハーサルができず、私以外は研修無しのぶっつけ本番でこなしたんだから!(制作手順のレジュメは2日前に完成したので送ってあった。)なのに私に一度も質問をせず、不安も疲れも顔に出さずに笑顔で6時間の接客できるなんて、どんだけ優秀なんだよミオスの大学生スタッフ!?」と驚いています。普段から何も教えず、「察しろ!指示待ちになるな!仕事を探せ!不足を見付けろ!任せた!」と放置しているお陰!ワハハハハ

まーた調子に乗ってしまった。いかんいかん。影で闇バイトと言われている可能性もあるから、ここで止めよう。UFOの話をしなくては!
UFOはオカルトブームにより1970年代~80年代に大流行しました。当時の小学生女子は、ピンク・レディーの「UFO」を振付まで完璧に歌えたものです。もちろん私も!

2020年代に入ってからは、米軍が撮影したUFO映像公開をきっかけに『UFO(未確認飛行物体)』から『UAP(未確認空中現象)』へ名称が変わり、再び注目されています。最近のCMなどでやけにUFOをモチーフにしたものが多く目につくのも、そのせいです。

このカリキュラムの導入時に、小学生130人に「UFOかな?と思うものを見たことがある子!」と聞いてみると、3人挙手してくれました。その時の状況まで詳しく説明してくれ、聞いている子どもたちは生唾ごっくん状態でクラスメートの話に聞き入っていました。未知の物なのに、身近な人が経験していたら、それはアンビリバボーですよね。

怖い話は苦手な低学年も多いですが、オバケではなく宇宙人です。『空飛ぶ円盤』は宇宙のロマン、興味を惹かれない子はいませんでした。想像力を掻き立てる、良いカリキュラムだったと思います。 金曜日まで続く…

小学生クラスについて

小学生クラスは新年度にご入会頂いた子も多く、現在、空席があるのが木曜クラス16:30~18:00に4名のみとなっております。月曜・火曜・水曜クラスは満席の為ウェイティングとなりますが、状況が変わることもございますので、メールにてお問合せください。
mios@ace.ocn.ne.jp

4月のカリキュラム 【クレヨン画】これは見本です

4月は新1年生が9人も入会してくれましたので、早く小学生クラスに慣れて欲しくて、幼稚園の時に使っていた馴染みのある画材『クレヨン』を使用。本物のモチーフを見ながら描くカリキュラムにしました。このブログの下、土曜日にアップした大人クラスの藤木さんも使っていますが、実はかなり写実に描ける代物です。また緑の野菜の陰にピンクを入れたり、イチゴの種に水色を入れたり、決めの補色もにごらず思いのまま!クレヨンってカッコイイ!(小学生の作品はGW中にアップしますね。)

5月のカリキュラム 【ケーキ屋さん】上段の箱やショップカードは見本・下段のケーキは過去の小学生作品

1年生にまだ木工や紙工作は難しいかな?と、5月は粘土でケーキを作る事にしました。新鋭パティシエ並みに斬新なオリジナルのケーキを作ったら、今度は箱に消しゴム判子でパッケージデザイン&こだわりを説明するショップカードも添えて、ケーキ屋さんオープンだ!ゴールデンウィーク明けが待ち遠しいネ☆彡

小学生の馬9

長々『小学生の馬の粘土工作』にお付き合い頂きましてありがとうございました。本日で129人分の紹介が終わりました。
明日からはまた通常のブログに戻ります。今年も美大生アシスタント達(+α)の書く『作品紹介』の記事をお楽しみに!

追伸 小学生クラスは今日から授業でしたが、暑くて空気を入れ替えました。(開けっ放しにする程ではなかった。)どんな体温じゃい!?
学生クラスはさすがに夜なので窓は開けませんでしたが、教室はぬくぬくあったか暖房いらずでした。(若いって素晴らしい!)

小学生の馬8

明確な意志をもって攻撃されることには、人それぞれ自分なりの対応・対処の仕方を心得ているでしょう。しかし小学生の素朴な疑問にはたじたじになる事が多いのでは?
「おばあさんのお口はどうしてそんなに大きいの?」これですよ、これ!赤ずきんちゃんは、1人で森にお見舞いに行けるので小学生ですよね。「ノリ先生のお口はどうしてそんなに大きいの?」もう、オオカミじゃなくても「それはね、おまえを食べるためだよ!」と言いたくなるってもんでしょうが!
しかし、実は傷つける言葉は他にあるんです。お母さんやお父さんの「そんな失礼なこと言っちゃいけません!」これ、本人もそう感じていなければ出ない言葉ですからね。(笑)

小学生の馬7

ここまで黒い馬の立体が続くと、「毎日同じ写真ばかり載せやがって!」と思われていたりして?
いえいえ、全部違いますから!よく見ると、足が短かったり、尻尾を忘れていたり、顔が大きかったり、それぞれの特徴があるのです。
とは言え、病院で新生児室を覗くと、足や手にタグをつけていますよね。お母さんですら間違えてしまうからでしょう。
そう、「特徴がある」とは言いましたが、台座に名前を書き忘れると、本人も自分の作品を断定できないんです。だから、このブログを見ている皆さんが「毎日同じ写真ばかり載せやがって!」と思うのは当たり前ですね… 私もー!(笑)スマン

小学生の馬6

今更ですが、年賀状を送ってくださった皆様、ありがとうございました。子どもの写真入りは微笑ましくて素敵ですし、元生徒の子どもの写真など見せられるとおばあちゃんになったようでウキウキするし、社会人の生徒さんの作品写真入りはもっと嬉しい!
私は一昨年の喪中で味を占め(?)、「年賀状500枚書かなくて良いって、なんて解放感!バイトも雇わなくていい!年末年始に1人で事務仕事がゆっくりできる!」と、年賀状仕舞いの事前連絡も無しにやめてしまいました。申し訳ございません。頂いた方にのみ、お返しします。
毎年年始の授業で小学生に聞くのですが、私から年賀状をもらった事を知らない子がほとんど。見てもいないのか…と、時代にそぐわなくなって来たのだろうなと感じていました。

って、あれ?年始のブログに『古い優れたものを軽蔑し捨てることなく…』って書いた人誰よ!?

小学生の馬5

小学生あるある続き
親や先生に言われたことに対して
反抗する・違う事をする → 分かるわかるぅ!やっちゃえやっちゃえ!
ま、一応理由は問うがな。
素直に言う事を聞く → えー!?ほんとにそれで良いの?とりあえず疑ってみなよぉ!
考えるのが面倒だから従っているだけなら許さんぜ。
あれ?これ私のあるあるだった。(笑)