ラスト遠足レポ

遠足報告ラストの旭です。家にずっと篭りきりで口数も減り、うちの子鬱病になるんじゃないかと心配…という親御さん達の声から、実は不謹慎だとのご意見もあったのですが、日頃の気晴らしに遠足は中止にしませんでした!

溜まりに溜まった子どもたちのスタミナを消耗させるために、夢見ヶ崎動物公園に続く長〜い遊歩道(上り坂)では全力ダッシュでした。皆口々に「疲れた〜」やら「もう無理〜」と呟いていましたが、実は元水泳部で体力自慢の私の方が限界でした。ふとももがバキバキの筋肉痛です。運動不足も全部コロナのせいだ!!

私の担当は低学年男子でしたので、その様子をレポートします。低学年男子は多数決でヤギとロバをまずチョイス。

途中で雨が少しぱらついてきて、パニックになってすぐ止んだのにカッパを取り出したり、傘をさしたりしていたのが微笑ましかったです。持ってきた道具をせっかくだから使ってみたい気持ち、よーくわかる。でも絵は描こうね。

雨も小学生たちの熱気で一瞬で蒸発し、低学年男子たちは次は鳥類をロックオン。ペンギンとフラミンゴのどちらかを選んで描きます。フラミンゴはずっと羽に顔を埋めて寝ていて、小学生たちのやかましい元気な声かけにも反応なし。シマウマさんの方がサービス精神旺盛だったかも。さすが夢見ヶ崎の顔(?)。でも、膝のピンク色の関節、クチバシの曲がった形なども一瞬を捉えてよく頑張って描きました。ペンギンは私が「白と黒の色鉛筆かなあ」と初めに言うと、「クチバシの付け根にピンクあるよ」「なんか赤色の輪っかつけてる」といった、実物をよく見ていないと言えない感想も出てきたし、逆に私のアドバイスが彼らには幼稚すぎて、実物の影響力はやはり凄い!と感じました。

絵を描いて目が疲れたので、おやつタイムで糖分補給です。広場の桜吹雪でシートは彩られ、みんなでシェアしたおやつは格別でした。

軽めのおやつで体勢を立て直したので、工作です。紙コップ工作の詳しい形は一平先生のブログで語ってくれたので割愛します。

紙コップは曲線なので、低学年ではまだマジックを持つのが精一杯な手の大きさの子も多い中、先輩たちの助けを借りてぐるっとしっかり模様を描けていました。輪ゴムをピンと張るのはまだ難しかったようで、風もあったのでもうちょっと練習が必要かな??と思いましたが、投げるだけでも楽しめたので、「木の枝の間を通そう!」「高台の上に届かせよう!」といったように上手に遊べていたのが素晴らしかったですね!

さあ帰り、お家に帰ってぐっすり眠るためにさらに走ります(下り坂だからジョギングで)。おかげで帰りの電車では静か。たった2駅、寝られるほど電車は使わなかったのですが、かなり眠そうでしたね!みんな、よく眠れたでしょうか。

正直かなりタイトなスケジュールとなり、前日まで雨が降っていて天気は不穏で、「大丈夫かな?」と不安で仕方がなかった小学生遠足でした。しかし、バタバタと帰ってきて、元住吉駅で生徒が「疲れた……けど楽しかった!」と言ってくれただけで、疲れも吹き飛ぶほど嬉しかったです。どうか、皆のストレスがちょっぴりでも少なくなっていますように。みんな無事でいられることを祈っています。出来る限りの対策をして、こんな時期ですが楽しんで生きていきましょう。遠足に参加してくれた子どもたち、本当にありがとうございました!!

オマケ 遠足の反省会後は我々学生スタッフ6人とノリ先生・幸介先生で〇イゼリア食べ放題でした!ご馳走様でした!

最後の遠足

4月から新社会人として美容室で働くことになり、ミオスを卒業したりなです。最後のお手伝いとして、小学生クラス遠足引率のお手伝いに行って参りました!

今回の遠足では高学年女子グループを担当させていただいたのですが、最初ペンギンやフラミンゴなどの人気コーナーに向かったものの、通り過ぎていく彼女たち。「ペンギンやフラミンゴはいいの?」と聞くと「うーん、もう少し見てから選びたい!」と悩ましげな表情で、小動物コーナーへ。そこで各自お気に入りの動物、オウム、タヌキ、プレーリードッグ、などさすが高学年、皆と同じではつまらないと、なかなかツウなところを選んだ印象でした!
その動物の可愛さをどうしたら表現できるか、ということにこだわり、時々愛くるしさに悶絶しながらも完成させていました。
やっぱり女の子!癖のある動物の中にも可愛らしさを見付ける観察力が素晴らしいですね!



美大生でもないボランティアの私ですので、見て周る時の技術的なアドバイスは思い切って幸介先生に任せました。

そして、ノリ先生が大人に近い高学年女子を私に任された理由を考え、私の得意なコミュニケーション能力を活かし、どこのパーツにこだわって描いていて、その動物の何が気に入ったのか、ということを聞いてみることにしました。
「何を描こうか悩んでいたら、オウムが私の目の前に来てくれた!」という理由もあれば、「今!いいポーズで止まってくれた!」など動物達と、瞬間的、運命的な出会いを果たしていたようです
(^^)

ただやはりせっかくスケッチ遠足でしたので、役に立てるような美術の
知識が不足していると感じたことが私の反省点です。

どのようなタイミングでどんなアドバイスをしてあげたらいいのか、構図にしても「全体的にバランスを考えよう。少し頭が小さいんじゃないかな?今度は紙いっぱいに描いたらもっといいかも!」など直接的な言葉だけでなく、そうした方がより良い理由なども考えて言えるようになれるのが理想です。
社会人になってしまいミオスでお手伝いできることはなくなってしまいましたが、今回の遠足で得た『相手の気持ちを引きだしモチベーションを上げる会話力』に磨きを掛け、ヘアメイクの技術や
創造力だけでなく、トークでお客様を喜ばせることができる美容師を目指そうと思いました!

遠足で見付けた課題

木曜日小学生クラスを担当していますコウセイですが、今回はボランティアで参加しました。しつこくボランティアをアピール(笑)ブログデビュー2回目でまだ初々しい(自分で言う)ですが読んでくれると嬉しいです!
子ども達は「コロナなんて関係ない!」と言わんばかりの遠足であったことを、色々と話していきたいと思います。

今回の遠足は参加人数が30人くらいと少なく、また逆に先生が多い珍しい遠足となりました。私は木曜クラスの小学生男子を面白い後輩のトシ(昨日のブログ担当者)と一緒に引率して行きました。元住吉駅の改札口に集合した直後に色々と話し、そのグループでなぜかチーム名がつくことになったのですが、まさかの『スポーツチーム』(笑)
「そこは絵が関係している名前じゃないのかい!」と思いましたが、子どもが考えることには色々とツッコミがいがあり、予想外のことが多くて意外と楽しませてもらってます。

動物園では、現地で落ち合う約束の子どもたちとの集合場所にシマウマがいました。子どもの元気さに腹が立ちストレスを与えてしまったのか、泥を跳ね飛ばし檻にぶつかり凄い威嚇をしてきました。しかしミオスのみんなは全然びびらず、大きな動物の攻撃に驚くのではなく面白がれる余裕があるんだなと感心します(笑)


いきなり自分の話になるんですが許してください。自分の中で大体子供のイメージがあるのですが、皆さんはいかがでしょう?
他人と話すと人間の意外な一面や行動を見つけたりします。その意外な行動などに的確に対応出来るようになりたいと思っていて、基本自由気ままな子供達に、今回で言えば動物の絵を描くことで、しっかりと観察させるためにはどうしたらいいか?など深く考えさせられたことが一番の収穫でした。私は教育関係の大学に行くのですが(詳しくは前に書いたブログをチラッと見てください)勉強しないといけないことが、今回の遠足で山ほど見つかりました。


ちなみに私が小学生クラスだった時に参加した遠足の記憶は、お菓子交換をした時に見たこともないような変なお菓子を幸介先生から貰ったのが一番強烈な思い出です。笑
また見慣れない動物を目の前で見て描くことはすごく面白い体験で、ワニを目の前で観察して描き「早く親に見せたいなー!」と思える絵を描いた覚えがあります。このような思い出が今でも残っているのは、いい体験ができたということでしょう。そんな経験を、今度は自分が小学生に与えられていたら嬉しいです。


スケッチが終わり、最後はお菓子交換と飛ぶおもちゃを作り遊んだのですが、嘘みたいに元気に走り回りはしゃいでたのが印象に残っています。今コロナの影響で家で遊ぶことが多いと思いますので、そんなストレスから一時でも解放してあげられていたのであれば幸いです。
早く今の状態が落ち着いて、いつも通りの日常が戻れば良いですね。

元気に遠足!

オバラです。通常ブログの前に、ご連絡を先に…
カテゴリーに『お知らせ』を追加しました。皆さんに知って頂きたい重要な情報は今後『お知らせ』をクリックしてご覧ください。

 

さて、こんな状況下で不謹慎と思われそうなブログを再開します!
戦争をユーモアで隠し、息子にトラウマを残さなかった『ライフ・イズ・ビューティフル』のお父さんのように、こんな時こそ明るく楽しく、病気と全く関係のない話題をアップしたい。そういう思いから、アシスタントをしている高校生達に持ち回りで、受験の話や学校の話し、旅行の話などをあえて書いてもらいました。

暖かく受け止めてくださる方が多いことを祈りますが、「緊張感が無い」と不愉快に感じられる方には心よりお詫び申し上げます。

学生バイトのトシヒロです!でも今回の遠足はボランティアだぞ。さぁ遠足レポート、続きま〜す!新型コロナウイルスでどうなることかと思っていましたが、近場である夢見ヶ崎動物公園へとスケッチ遠足へ。やはり例年に比べると人は少ないのですが、さすがアトリエ・ミオスキッズ、いつも元気です!

夢見ヶ崎動物公園に着き、もちろん動物スケッチをするのですが、今回はちょっと一風変わった「どの先生のチームの生徒が上手にスケッチを仕上げるか」という賭け事が開催されるようです。いや初耳だよ。
僕のチームは旭先生と僕で低学年男子を見ることとなりました。一通り動物園を足早に眺めて、ロバとヤギをスケッチすることになりました。なんとなくロバとヤギになったのですが、これはけっこう脚の形とかツノとか難しい。特にヤギって気分屋で歩き回るし座り込むし、また一方の低学年男子たちも気分屋で「なんか失敗しちゃった〜」「描けませーん」なんてことはザラ。もちろんそうなることは頭では分かっていたのですが、実際ヤギで描き始めて混乱しまくり結構大変でした。
そんな中、どうやらノリ先生チームは僕らと同じ低学年チームなのに高級クオリティでもう2枚目に入っているらしい。対して僕らのチームはまだクレヨンの紋様しか出来ていない程度。これは男女の違いとあぐらをかいている場合じゃないぞ!?

絵の技能を知っていることと、使えることは別のことです。また、使えることと、それを教えることもまた別です。特に7、8、9歳の少年にいかにそれを伝えるか。たかが子どもの絵とて一筋縄ではいかない。
上手に、飽きずに、絵を完成させるのは本当に至難の技です。旭先生や幸介先生にも助けていただきながら、40分程度でなんとかヤギ、ロバを完成。残りの時間(だいたい20分ぐらい)で大急ぎでペンギンorフラミンゴを描きましたが、大分こっちの方が簡単ですね。そういう描く順番とか、低学年に向いている動物を描くとか、そういうチョイスも難しいなあと感じました。(そんな訳で保護者の方が納得する出来のスケッチではなかったお子さんがいらっしゃったら、全て僕のせいです。申し訳ありません。)

その後はお菓子交換、ちょっとした工作などをして帰路につきました。短い時間でしたが、楽しめた子が多いと嬉しいです!コロナが流行っておりますが皆様どうかお気をつけてお過ごし下さい。

ワクワク遠足


ボランティアで遠足に参加したリンです!今年の小学生クラスの遠足は、コロナウイルスの影響でキャンセルが相次ぎ、残念ながらだいぶ小規模に。でも、その分みんなといつもより沢山おしゃべり出来たので、私自身も小学生クラスの生徒だった頃に戻った気分で楽しんじゃいました!笑
行きの道のりは、私は月曜日の女子と過ごしました。普段自分が担当しているクラスが木曜日なので初対面の子も多く、みんなと楽しく話せるか少し不安でした。しかしさすが女の子たち!素晴らしいコミュニケーション能力でにすぐに打ち解け、話に花が咲きました(^^)

動物園に着くと、生徒を何組かのグループに分け、それぞれに担当の先生を配置し、どの先生のグループが1番良い絵を描けるか、という勝負をしました!
駅から動物園までの道のりは坂と階段が多いので、着いてから「暑いーー!!」だの「疲れたー!!」だの言っていた子たちも、その話を聞くと一気に空気が変わり、みんな描く気満々に!!笑
私は低学年女子の、ノリ先生グループのアシスタントをしました。このグループは低学年ということもあり、生徒が飽きないように描く対象の動物を1つに絞らず、ある程度描けたら次へ、と色々な動物たちを描いていきました。そのお陰かみんな飽きてグダグダになること無く、難易度の高い猿なども特徴をよく捉え、しっかり描くことができました!

私は、生徒たちが絵を描く様子を見ていて、1つ感心したことがありました。
動物園には、動物の種名が書いてあるパネルにイラストが添付されていることが多いです。実際、私たちのグループの描いた動物のパネルにも、イラストがありました。小学生だとそのイラストを丸々写してしまいがちで、私ももし写していたら注意しようと思っていました。しかしこのグループの子たちはイラストに気付いても、そのイラストをあくまでも参考にしながら、オリジナルの構図などで絵を描いていたのです!
私は、お手本があったらそれを、結構写してしまうタイプなので、とても感心しました。またそのイラストを、動いて見えづらい関節の曲がり方などだけ、上手く自分の絵に活かしている所にも驚きました。

帰り道、今日あまり一緒にいなかった男の子から「今日の遠足楽しみにしてたんだよね、昨日からワクワクだった!」と言われ、それは嬉しい!と思いました。しかし、(待て、遠足がもう終わるって時に、わざわざ言ってくるってことは、今日来てみたらあんまり楽しくなかったってこと!?!?)と不安に思い、「実際どうだった…?」と恐る恐る聞いてみました。すると…「すっごい楽しかったぁ!!」と満面の笑みで答えてくれて、ジーンときちゃいました。(あんまり喋らなかった男の子が言ってくれたことがまた良いっ!!)今回の遠足は、人数は少なかったものの、今こんな時期で、友達にも会えない&学校にも行けない子たちにとって、とても楽しい時間になったんじゃないかな、と思います!(私自身もとても楽しかったですしね!笑)
それでは、みんな体調に気をつけて!ばいばーい!!

サイコーに楽しかった遠足

小学生に殴られまくってます、一平です!本日は小学生遠足で行った夢見ヶ崎動物公園の様子をご紹介します!
今回の遠足はコロナなどを考慮し、お弁当をなくし午前中だけのかなりタイトなスケジュールの中での遠足でした。

いつもの遠足と比べて参加者も少なく、小学生23名+中高生の先輩ボランティア5名+スタッフ4名と総勢32名。やはりこんな時期だし、お天気も曇りなので元気無いかな…と心配していましたが、全くそんな事はなく、むしろ最近みんな室内にいるからか、鬱憤を晴らすかの如く外では全力疾走でした!マスク状態なのでみんな息切れまくりでしたが、久々に外でいっぱい走れて良かったね、どうせ家でゲームばっかりしてたんだろ!
電車の中でも「うるさくしちゃダメだよ!」と注意するほどの元気ぶり。平日の昼間だったので電車や歩道に人が少なかったのもかなりラッキーでしたね。

動物園に着くまでは全力で動きましたが、動物園に着いたら低学年男子・女子・高学年男子・女子の4つの班に分かれて動物を描いていきます。僕の担当は高学年男子でしたが、描く動物を選ぶ際、やはり男子はツノに惹かれるのか鹿を希望する子が多く鹿の檻の前に移動!
僕のテンションに似た子達が多く、喋りやすかったのでありがたかったですね…。(鹿がフンをポロポロするもので、ほとんどウンコの話をしていたような気がしますが…)

いざ鹿を描いていくと、やはり家で図鑑や写真を見ながらただ模写するのとは違います。動物が目の前にいる状態というのがとても良い環境だったようで、各々で「ここに灰色の毛がある」「耳ってペラペラだね」「ウンコには深緑が混ざってるぞ!草食だからかな」「ツノの断面ってなんか気持ち悪いね…」など色んな発見があったようで聞いているだけで面白かったです。やっぱり生で見て自分なりの発見を絵にするのはとても大事ですね。
そして絵も高学年の先輩らしく、鹿の足の関節の構造、茶色だけではない鹿の毛並みの色の変化を丁寧に追っていて、そんなに色数も多くないクレヨンでよくここまで描けるなぁと感心。
途中で通行人の方々にも「みんな上手なのね!」と何度も褒められましたが、恥ずかしいのかそっぽむいていました。でも顔はずーっとニヤケ顔、先生にはバレてるぞ!

動物を描いてシマウマの檻の前で集合写真を撮った後は、広場に集まってみんなでレジャーシートをくっつけ、大きな小学生達の島を作り先輩、先生も含めたお菓子交換大会!
ですがみんなお菓子を交換したり食べたりしている時間も束の間、すぐに工作タイムです。

今回は、自分たちの好きな色や柄を描いた紙コップ2つの底をテープで貼り、ちょっと曲げたクリップをくっつけて輪ゴムで飛ばす「不思議な動きをする飛ぶおもちゃ」でした。
去年はすごい速さが出る、割り箸で飛ばす飛行機のようなおもちゃでしたが、今年のこのおもちゃは人に当たっても、とにかく安全!みんな出来上がったらトシ先輩に当てて練習していました。(この飛ぶおもちゃ、実は高く投げても同じような動きをするので、輪ゴムで飛ばすのが難しい人は空に向かってブン投げてみてね)

今や小学生もスマホを持っていて何でも調べられる時代。実際に動物園に行って、動物の毛並みやツノ、ましてや糞まで観察するという経験はなかなか無いことだと思います。年に一度の遠足でも、ミオスに在籍している事で、ミオスの子達には普通の小学生とは違う体験をさせてあげられると思っています。僕やアサヒ先生が、小学生の頃にノリ先生や幸介先生に体験させてもらっていた事を、少しでもみんなに経験させてあげられていたら僕はとても嬉しいです。そして絵に落とし込む事で、自分の目で実際に見る『観察』の大切さを知るきっかけになってくれれば幸いです。

行きと同様、帰りも駅まで爆走したので、みんな今日はよく寝れるでしょう!
最後になりますが、こんな大変な時期に僕らを信じて子供達を預けていただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました!

成長

オバラです。今更遠足の話題ですみません。懐かしい写真からピックアップして過去と現在を比べ、その成長ぶりを見せびらかさせて頂きます。
左から一平(当時4年)、加余子(ボランティアに参加した中2)、旭(5年)、りん(1年)。8年前に今年の遠足と同じ場所の夢見ヶ崎動物公園に行った時の写真です。(菜々子はこの年の遠足は不参加、写真がなくて残念。)右は現在。遠足打ち上げカラオケ帰りの写真。

そして先日の遠足の写真 ↓
上段左から、果穂、菜々子、一平、加余子、
下段左から、操希(学生クラスのボランティア中2)、りん、聡、旭

大人が8年経つと色褪せポンコツになるだけですが、子どもは凄まじい進化を遂げますね!
立派に後輩たちを引率し、公共の場でのマナーを教え、クラスの違う子でも友達にならせるようさりげなくフォローし、作品にアドバイスを入れ、遊びにルールを作り楽しませ、想定外の事が起きても私の指示を仰ぐことなく解決し事後報告をしてくれる、頼もしくなって感慨もひとしお。アトリエを四半世紀続けてこられて良かったと思うのはこういう瞬間です。大人クラスの生徒さん達からも「こんなにたくさんの子ども達を立派に育てた先生が羨ましいわ〜」などと言って頂き鼻高々ではありますが、実はここまで濃密に付き合いを続ける子は50人に一人位しかいません。出会う人数が多いので、必然的に役に立つ(デキル)学生も少なくないという原理です。私の育て方が格別に上手かった訳ではありませんので念の為。
とは言え、一緒にいる時間が長いとより厳しく激怒しながら指導もでき、ますます世の中の為になる人材に成長するというもの。世代交代の日も近いかもしれません!?

遠足レポート高校生編

サトルです。小学生クラスのみなさん、26日の遠足は楽しかったですね!午前中はあいにくの小雨でしたが、そのお陰で夢見ヶ崎動物園は空いていて、のびのびと工作と絵が制作できました!今回は僕が体験した初めての遠足の様子を書かせていただきます!

まず一番心配だった朝の集合でしたが、そこは流石ミオスキッズ。みんな時間通りに集まりスムーズに電車に乗ることができましたし、乗車中も他のお客さんに迷惑がかからないよう静かにしていてくれてました。そして行き帰りで迷子になる人がいないかとっっっても心配でしたが、誰一人として欠けることなく帰って来れたことが一番嬉しかったです!

午前中は雨だったので、飛ぶおもちゃを作って遊びました!紙皿の羽にペンで模様を描いて、オリジナルの飛行機ができましたね!みんなとても楽しそうに飛ばしていました!飛ばせた距離を競ったり、先生達に当てようとしたり、木に引っかかった飛行機を肩車して取ったりしましたね!飛ばしてるうちに壊しても、簡単な作りなのですぐ自分で直し何度も何度も飛ばしました。

楽しい飛行機のあとは遠足のメインイベントといっても過言ではないお弁当の時間でした!全員で屋根のある展望台にぎゅうぎゅう詰めになってハイテンションなお昼ご飯でした!お弁当の中身を交換しあったりして楽しかったですね。僕も唐揚げを1コもらいました(笑)。
お弁当を食べ終わった人から、お菓子交換会でした。もみくちゃになって餌付けされる内、僕の胃はいろんなお菓子でぐちゃぐちゃで訳が分からなくなってました。

さて午後になったら雨も止み良い天気になりましたので、動物を見て回りたくさん絵を描きました!僕が担当していた高学年男子チームはフラミンゴに出会い、まずあることをしました。一体なにをしたのでしょうか。

叫んだのです!

それも悲鳴をあげるように大声でフラミンゴに対して咆哮を上げていたのです。それはもう他のブースにいる先生が何事かと見に来るほどに。なぜそんなことをしたかと言うと、フラミンゴは大きい声に反応して鳴き出すのです、それも群れ全体で。それが面白くて全員で叫びまくりました。そんなことがありすっかりフラミンゴにハマってしまった一同は食い入るように描きました。しかしフラミンゴは中々描くのが難しく苦戦しました。動いている動物を描くのはプロでも難しいことです。
写真を見て描くのとは違い難しい制作でしたが、生き物を目前にすると好奇心が湧いて細かいところまで観察し、普段より熱中して描いていたのが印象的でした。

楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、すぐに帰りの時間がやってきてしまいました。しかし家に着くまでが遠足。決して油断せずにいたので、無事親御さんの元へみんなを連れて帰ることができました!
長文なので終わりにしますが、まだ他にも色々なことがあり過ぎ書ききれていません。また来年の遠足も楽しみです!ありがとうございました!

 

4月から多摩美術大学 統合デザイン学科に通います、角田果穂です。アトリエには中学2年から高校2年まで学生クラスに通っていました。
私は中学生の時に学生クラスからミオスに通い始めたため、遠足の参加は未経験でした。また、普段スタッフとして子供達と触れ合っているわけでもなく、何もかも初めてのことでしたが、周りの先輩や先生方に助けていただき無事遠足を終えることができました。手探りで頼りない私についてきてくれた生徒さんたちにも感謝しています。

キラキラした目で動物をスケッチする生徒さん達の姿は、私に絵が楽しいものであることを改めて気づかせてくれました。
貴重な体験をさていただきありがとうございました。機会があればまた参加さてください!

学生クラスのリンです!サトル先輩からの引き継として、2月から木曜日の小学生クラスのアシスタントを担当しています。私は保育園の頃からアトリエの小学校受験クラスに通っていて、今も学生クラスに通っています。慶應湘南藤沢高等部で、4月から2年生になります。

私は、小学校低学年の男の子たちを担当しました。予想もしない行動やマイペースさに、さすが小学生男子(笑)と思う場面も多く、対応の仕方に手間取ったりもしました。しかし、絵を描く時は皆一気に集中モードに入り、互いの絵を指摘し合ったり、積極的に質問してきてくれたりと、オンとオフの切り替えが上手だなと感じました。
今回の遠足では、子供たちの描く動物の、独特な構図や配色・動物の表情などがとても素敵で面白く、私自身も子供たちから学ぶことが沢山ありました。
私は今回初めて、生徒ではなくスタッフとして遠足に参加しました。そのため、拙い部分は沢山あったと思いますが、特に大きなトラブルもなく無事に遠足を終えることが出来て良かったです。お疲れ様でした!

小学生遠足レポート

大竹です!引き続き、小学生の遠足の様子をご報告させて頂きます。
当日は生憎の雨交じりのスタートとなっていましたが、小雨で気温も物凄く寒い訳ではなかったのでホッとしました。むしろ横断歩道を急いで渡ったり階段を登ったりして身体が暑いくらいに温まったので、丁度良かったかもしれませんね。(過去には寒すぎて歯がガチガチ言ってお弁当が食べられなかった遠足も…)

雨の中のスケッチを避ける為、予定を変えて午後のカリキュラム『メチャ飛び飛行機作り』を午前に行いました。軒のある展望台を貸し切り、レジャーシートを敷き詰めキュウキュウに詰め込まれた中で飛行機作りをしました。飛行機の材料は割り箸、輪ゴム、紙皿、クリップといった100円ショップで売っている物で作れる簡単なものですが、これがよく飛ぶのです!「こんなに飛んだよ!!見てみて!!!」と大はしゃぎ。
小雨だった為、公園には誰もおらず飛行機が飛ばし放題でした。飛ばしすぎて何人か木の枝に引っかかってしまった子もこうしたハプニングも遠足の思い出ですね。

午後にはすっかり晴れて、スケッチには持ってこいの状況になっていました。私が担当した低学年女子チームはシカペンギンフラミンゴの順にスケッチをしました。シカ達が角で突き合い喧嘩を始めると「ケンカしちゃだめーーーっ!!!!」と子供達からお叱りの声が。そうだよね、動物にも仲良くして欲しいもんね….と微笑ましく思っていましたが、「ケンカして動いちゃうとスケッチできないっ!ケンカしないで!!!」……スケッチへの意欲が溢れていましたね。途中飼育員さんが給餌を始めたので、餌を食べている様子も観察できてナイスタイミングでした!

晴れてきたので一般のお客さんも増え、ミオス生のスケッチを覗き込み「あらぁ上手ね~!!」と声をかけて下さる方も。子供達は気付かないフリなのか黙々と描いていましたが、内心では褒められて口角がつり上がっていた事でしょう

 

小学生クラスで遠足に行ってきました!

昨年までミオスでスタッフをしていた多摩美のグラフィックデザイン科2年のミオスOGナナコです。
火曜日は遠足から、花見をしながらの反省会、打ち上げのカラオケまで、大変お世話になりました!引率は初めてでしたが、とても貴重な経験になりました。非常に楽しかったです。

私は今はCM製作のバイトなどをしています。仕事先では基本的に年上の方との交流が多いので、久しぶりに小学生やボランティアの中高生、遠足リーダーの一平(なんとノリ先生がリーダーではありませんでした!)など、年下との交流が新鮮でした。私は指示に従って動くだけでいい体制になっていて、しかもあまり手のかからない高学年女子の担当で、大変な処は全部一平・聡・旭チームに任せっぱなしだったので、むしろ足手まといだったんではないかと心配です。

小さなミスが色々あっても、言葉の通じない怪獣か猿・もしくは何もできない仔羊ちゃん達みたいな小学生相手に、ミオススタッフはちゃんとまとめている。年齢関係なくしっかりしている子は何歳でもしっかりしてる。という事がめちゃくちゃよく分かった日でした。意外と職場の大人も指示待ち人間だったり、頭を使わずに動いているような尊敬できない年上が多いので、終始感動しながら引率してました(^。^) 自分も頑張らないといけないなぁと、またミオスに喝を入れられました。

小学生の、物わかりが悪くて世界は自分中心に回ってる感じの、わがままで自由でパワフルなエネルギーを分けてもらった気がする!(笑)  純粋100パーセントフレッシュジュースみたいだった。

久しぶりに木曜クラス男子勢とも会って、また色々揶揄されて、「相変わらずだなこのクソガキたち」と思ったけれど、なんだかんだお菓子を無言で渡して来たり、「ナナコカードまた戻って来ればいいじゃん」とか、他にもちょっかいを出してきたり、「お前たちかわいいなぁ〜」と思った。あれ小学生こんな可愛かったっけ?と。ミオスのスタッフ入りたての時よりもいい子になっていた気がする。笑 (気のせいかもしれない)

今の小学生は、公園ではボール遊びは禁止で遊びといえばゲームしかない可哀想な人生、「教育委員会にお前のこと訴えるぞ」と先生に言うような卑屈な人間にもなるよなと、あんまりいいイメージが今もないけど、でもミオスの小学生(とりあえず遠足に来ていた子)はみんな子供らしくて凄く可愛かった。

ミオスの先生たちの、ちょっと危なくても可能な限り子供の自由にさせてあげるスタイルがあるから、やんちゃでも根は優しいいい人間育つんだと思う。私のようにw

飛行機を作って公園で走り回る小学生は今や結構絶滅危惧種です。そういう子が減って欲しくないなと思うから、次もし手伝う機会があったら、私からもちょっとは小学生へメッセージを残したいし、少しでも思い出に残る遠足にしてあげたいと思いました。

でも私は小さい頃からミオスに居たから、今はこれだけ自由な自己中な人間になっちゃったんだろうなとも思います。母も父もそんな性格じゃないし。それだけミオスに影響受けて育って来たんだーと思いますし、20歳になって今自分がミオスに入っていて本当に良かったと思っているので、今ミオスに通っている小学生にとっても、そんな場所になって欲しい!と思います! ありがとうございました!