坂本 日本画
赤尾です。今日はチケット制会員の坂本さんの作品をご紹介します。ミュシャの絵を資料として、初の日本画に挑戦されました。ミュシャの輪郭線を強調させた平面的で装飾的な絵づくりは浮世絵の影響を大きく受けており、古くから日本美術に使われてきた岩絵の具ともなかなか相性が良いのです。装飾の一部に金箔と銀箔を使うことで、青~緑を基調とした爽やかな色味の中に華やかさを加えています。
15×15㎝サイズの小さい板を使われており、髪の毛の装飾を描いたり箔を貼るときなどは細かい作業つづきで苦労されていましたが、毎回少しずつ緻密に進めた甲斐あって、密度の高い作品が完成しました!
もとは日本美術の影響を多大に受けたミュシャの絵ですが、そんなミュシャのポスターを観て感銘を受けた当時の日本のデザイナーがミュシャの装飾を真似た雑誌を作ったり・・・と、お互いに影響を受け合っており、そのような経緯を見ると日本人にミュシャ好きの方が多いのもうなずけますよね!
模写は労力を使いますが、好きな作品の絵づくりの仕方や模写して初めてわかる色遣いや構図の巧みさなど、描いてみないと気づけない作品の魅力を発見することができますので、大好きな絵がある方はぜひ挑戦してみてください!
カテゴリー: 大人 日本画
修行の日本画?
チノです。今日は土曜クラス、金安さんの日本画作品をご紹介します!
ご本人のコメントから♪↓
イランの旅行の思い出を絵にしました。のんびりしていて穏やかないい国です。なかなか進まず、もどかしさを感じながら描きました。来週から油絵解禁です。
すごく楽しみです!!
また今までとは違う油絵が描けそうです。
以前は勢いのある、厚めのタッチの油絵を描かれていたのですが、表現の幅を広げるためにも~と日本画に挑戦されていた金安さん。
オバラ先生をはじめとするクラスの誰もが、まさか日本画を3枚も描き上げるというアトリエでは異例(と言う名の偉業)を成し遂げるとは想像だにしていなかったのでしょうか?
最初の日本画作品はこちらです♪
約1年間日本画制作に集中されていたのですね。。。制作のなかでは色が思い通りにいかなかったり難しい所が沢山あるので、、、慣れ親しんだ油絵を1年も封印されるとは、まさに修行の域に達していますね!
本日の授業では、油絵から離れすぎていて、自分がどう制作していたか忘れたと仰っていましたが、これからどう作品が完成していくのか、楽しみにしています。
金安さんは日本画制作終了されましたが、今アトリエでは第2次日本画ブームで、全クラス合わせ20名くらいの方が日本画を制作されているそうです。みなさん、たまに息抜きしつつ、頑張りましょう♪(墨で線をひたすら描くだけでも神経かなり使います!)
好きなもの
鷲見 日本画
赤尾です。長い期間修行のように石膏デッサンを描き続けてきた鷲見さん。
展覧会を期に心機一転、日本画を描くことにチャレンジされました!
好きなもの、思い入れのあるものを描かなければ・・・!とのことで、検討の結果大好きな柴犬をモチーフに決めての制作になりました。
石膏デッサンの枚数が豊富+思い入れのあるモチーフだけあって、柴犬の肉感や毛並の質感まで伝わってくるような絵に仕上がっていますね!!
次の作品も好きな物第二弾とのことで、何と食べ物のモチーフに挑戦されるそう!食べ物といっても果物などではなく、がっつり料理された物なんだそう!どんな作品になるのか今から楽しみです。
自分が好きなものを描くことは、自然と作品に対してこだわりを持ち、納得行くまで描くことができる手助けになります。
この柴犬も、影のつけ方や目や耳の形など、試行錯誤しながら命を吹き込んで行く様子は、石膏デッサンを描いていたときよりも楽しそうだな、と感じました。デッサンの基礎をたくさん踏まえて上達した腕で、日本画や油絵でもこだわりの作品を制作して行きましょう!

