スプリンター!!

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田邉 日本画

どうも幸介です!!本日は大人クラスより作品をご紹介。今年の月曜大人クラスは、年始とともに日本画を開始した生徒さんが多数いらっしゃいますが、その中でもダントツのスピードで日本画を完成させた田邉さん!!なんと、田邉さん以外の皆さんは未だ大作を制作中でして、アトリエでも随一の速筆の田邉さんは他の皆様よりも数ヶ月も先にアッという間に描き上げてしまったのでした。ちなみに本日の上記画像の背景等は、「一番乗り得点サービス」として僕が合成&補正した特別仕様背景です。

もともと、今回のモチーフである桜は春の短かな期間しか咲かない儚く短命な花です。じっくり花びら一枚一枚、繊細に大切に描くのもいいけど、バババッと桜の散る前に描き上げてしまうことでひとつの魅力になっているんだと思います。なにより田邉さんの「もうここで終わり!!次!!」という姿勢が、見ていてすごく気持ちがいい!!月曜大人クラスは石橋を叩きまくるクラスですので(叩きすぎて橋を壊して、もうひとつ橋を造っちゃうくらいです)田邉さんの制作スタイルがよりいっそう際立ちます。

そして今、田邉さんは水彩画の猛特訓中で、毎週2枚のペースでスケッチブックを埋めていっております。この調子ですと、買ったばっかりのスケッチブックが夏前にはページが無くなってしまいそうです。

不思議なんですが、枚数とスピードがハンパ無いせいか、なんだか上達のスピードも小学生の皆の成長スピードに負けないくらいのレベルアップっぷり!!毎週目に見えて変化があるので、なんだか見ている僕まで気分が良くなってしまいます。スラムダンクで例えるなら田邉さんは桜木花道タイプですね。ちなみに他の生徒さんは努力を惜しまない赤木タイプ、小原先生は自分の意のままに周囲を動かす宮城タイプ、僕はスタミナは無いが火事場での執念は凄い三井タイプといったところでしょうか……この例え、30前後の男性にしか分からないかな……

…というわけで、すんごいペースでスケッチブックを埋める田邉さんの水彩画に期待です!
↓オマケに一枚田邉さんの習作を載せますが、すごく光が美しいです。これはまだまだ伸びそうですね…
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田中幸介

日本画はクッキング?!

チノです。日々日本画人口が増えていくアトリエ。土曜午後クラスはついに8人中6人が日本画という、ほぼ「日本画クラス」状態になりました!
きゃ~(嬉しい悲鳴)

日本画で使う岩絵具の扱い方、溶き方を説明していると、「なんだか料理してるみたい」との声がちらほら聞こえます。

・・・そうなんです。日本画はまさに料理しているみたいなんです!!実際調理器具も結構使っていたりします。

アトリエでは、保存の問題や、扱いにくさから使っていませんが、日本画では岩絵具の定着材として「にかわ(ゼラチン)」を使用します。すぐ腐ってしまうので、冷蔵庫にて保管するのですが、取り出した状態が写真左。
リンゴゼリーのようでとてもおいしそうです!
Nikawa
これを電熱器で溶かし、岩絵具と混ぜます。(アトリエではアートグルーを使っています)
さじを使っているので、これまた料理のような、実験のような感覚です。

あと、絵具を「焼く」ということもします。(天然顔料のみ)
例えば「くじゃく石」を粉砕してつくられている「緑青(ろくしょう)」という緑色があるのですが、これもミルクパンなどに入れて電熱器で長い時間焼いていると、だんだんと色が黒くなっていきます。黒にこだわる作家さんは、黒の顔料を使わず、緑青や群青を焼いて、味のある黒を作ったりしています。Iwaenoguyaki
ただし、天然顔料はかなり高額なので、ここぞ!というときにしか私も焼いたことはありません。
群青は「アズライト」という岩石を砕いたもので、15g(これが岩絵具の量り売りの単位で1両目という)で「3000円」します。卵(約60gとして)1つ分で、「12000円」ということになります!ぞぞっとなりますね。

あとは胡粉を溶くときにも白玉団子をつくるとき同様に形づくっていくことなどでしょうか。

準備、片付けに時間がかかる日本画ですが、その間にも作品の構想を練っていたり、精神統一の作業として気持を高めていったりするといいのではないでしょうか!(精神論でしめちゃいました♪)

水を舞う羽衣

Photo武田 日本画

赤尾です。日曜クラス第一弾、武田さんの初めての日本画が遂に完成しました!
粒子の粗さによって発色や使用感が異なり、また塗れ色と乾き色も大きく違う日本画。
初めての素材に戸惑うことも多かったと思いますが、それ以上に武田さんは楽しんで描かれているように感じました。
写真では解りにくいですが白い金魚の周りには金箔を細かくした砂子を、鱗の光っている部分には銀箔を使い、アトリエで出来る日本画の技法を存分に堪能されました。
金魚たちの鱗一枚一枚、水の中で舞うヒレのようすを細かく描写することにより、水中の中で優雅に舞う姿の美しさが際立っていますね。何層にも重ねた下地も水面から光が射してしているようすが伝わるよう、砂子や粒子の粗い絵の具を効果的に使われています。初めての日本画でここまで画材ものにできるとは・・・!日ごろ描かれている透明水彩でメキメキ実力を上げている武田さんの今後が楽しみです。
日本画は水を使って描くことができますが、濃度さえ使い分ければ透明水彩のように重ねすぎて色が濁ることはないので、より重厚な大作づくりにも向いています。一度試してハマっている方も多く、新しい画材を試すのが面白い!と言っていただけると、日本画をお勧めして良かったと嬉しく思います。これから続々完成するであろう日本画、随時ご紹介していきますのでお楽しみに!

美の追求

Sakamotosan_2坂本 日本画
赤尾です。今日はチケット制会員の坂本さんの作品をご紹介します。ミュシャの絵を資料として、初の日本画に挑戦されました。ミュシャの輪郭線を強調させた平面的で装飾的な絵づくりは浮世絵の影響を大きく受けており、古くから日本美術に使われてきた岩絵の具ともなかなか相性が良いのです。装飾の一部に金箔と銀箔を使うことで、青~緑を基調とした爽やかな色味の中に華やかさを加えています。
15×15㎝サイズの小さい板を使われており、髪の毛の装飾を描いたり箔を貼るときなどは細かい作業つづきで苦労されていましたが、毎回少しずつ緻密に進めた甲斐あって、密度の高い作品が完成しました!
もとは日本美術の影響を多大に受けたミュシャの絵ですが、そんなミュシャのポスターを観て感銘を受けた当時の日本のデザイナーがミュシャの装飾を真似た雑誌を作ったり・・・と、お互いに影響を受け合っており、そのような経緯を見ると日本人にミュシャ好きの方が多いのもうなずけますよね!
模写は労力を使いますが、好きな作品の絵づくりの仕方や模写して初めてわかる色遣いや構図の巧みさなど、描いてみないと気づけない作品の魅力を発見することができますので、大好きな絵がある方はぜひ挑戦してみてください!

修行の日本画?

St330401金安 「イランの真実」 紙本着彩

チノです。今日は土曜クラス、金安さんの日本画作品をご紹介します!
ご本人のコメントから♪↓

イランの旅行の思い出を絵にしました。のんびりしていて穏やかないい国です。なかなか進まず、もどかしさを感じながら描きました。来週から油絵解禁です。
すごく楽しみです!!
また今までとは違う油絵が描けそうです。

以前は勢いのある、厚めのタッチの油絵を描かれていたのですが、表現の幅を広げるためにも~と日本画に挑戦されていた金安さん。
オバラ先生をはじめとするクラスの誰もが、まさか日本画を3枚も描き上げるというアトリエでは異例(と言う名の偉業)を成し遂げるとは想像だにしていなかったのでしょうか?
最初の日本画作品はこちらです♪
約1年間日本画制作に集中されていたのですね。。。制作のなかでは色が思い通りにいかなかったり難しい所が沢山あるので、、、慣れ親しんだ油絵を1年も封印されるとは、まさに修行の域に達していますね!

本日の授業では、油絵から離れすぎていて、自分がどう制作していたか忘れたと仰っていましたが、これからどう作品が完成していくのか、楽しみにしています。

金安さんは日本画制作終了されましたが、今アトリエでは第2次日本画ブームで、全クラス合わせ20名くらいの方が日本画を制作されているそうです。みなさん、たまに息抜きしつつ、頑張りましょう♪(墨で線をひたすら描くだけでも神経かなり使います!)

※おまけ※
4月3日(日)の大人のスケッチ遠足で、最長5時間制作してらした佐藤さんの作品です。おみごと!
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好きなもの

Sumisan鷲見 日本画
赤尾です。長い期間修行のように石膏デッサンを描き続けてきた鷲見さん。
展覧会を期に心機一転、日本画を描くことにチャレンジされました!
好きなもの、思い入れのあるものを描かなければ・・・!とのことで、検討の結果大好きな柴犬をモチーフに決めての制作になりました。
石膏デッサンの枚数が豊富+思い入れのあるモチーフだけあって、柴犬の肉感や毛並の質感まで伝わってくるような絵に仕上がっていますね!!
次の作品も好きな物第二弾とのことで、何と食べ物のモチーフに挑戦されるそう!食べ物といっても果物などではなく、がっつり料理された物なんだそう!どんな作品になるのか今から楽しみです。
自分が好きなものを描くことは、自然と作品に対してこだわりを持ち、納得行くまで描くことができる手助けになります。
この柴犬も、影のつけ方や目や耳の形など、試行錯誤しながら命を吹き込んで行く様子は、石膏デッサンを描いていたときよりも楽しそうだな、と感じました。デッサンの基礎をたくさん踏まえて上達した腕で、日本画や油絵でもこだわりの作品を制作して行きましょう!