
岩田です。今日は久しぶりに土曜日の教室へ。皆さんの作品に対する意気込みは変わりませんね。
本日は、箕輪さんの作品をご紹介します。蜂をテーマに描いたこちらの絵。ハチの絵コンクールにて佳作に入賞したたものの、ご本人は、もしかしたらちょっと悔しい思いをされているかもしれません。
養蜂場に咲くあざみの花畑で飛び回る蜂。そんな自然の中で養蜂家が蜂蜜を採取している様子です。緑と紫の色を主体に、全体的にも良くまとまっていて、とても美しい作品に仕上がっています。
確かにコンクールで賞を取ることは、ある意味認められると感じられると共に、描き続ける上でも自信にも繋がると思います。箕輪さんの作品は、今回のコンクールで目立った賞ではありませんでしたが、輝かしい賞を獲得した作品に対して決して引けをとることはない、素晴らしい作品であることを最初に述べておきたいと思います。
様々なコンクールにおける審査員によって、作品の見方、捉え方が異なり、それによる評価の仕方も変わってくることが実際のところです。人によっては、先ず審査員を調べ、その審査員がどのような絵を描いているかを調べ、評価を受けやすい絵を描いて応募するといった方も少なくないでしょう。しかしながら、そんなことをして評価を得ても自分自身が腹落ちするような経験はできませんね。
賞を取る取らぬというよりも絶対的に大事なのは、前述の通り、自分にとって、その時に腹落ちする作品が描けたかどうかということです。確かにコンクール等の出品に向けて描くことはモチベーションを維持する上でも積極的にやって欲しいし、評価を得たいと思うことも当然と言えますが、それよりも、忙しい中で頑張って、ここまでの作品を描いた自分を先ずは褒めて欲しいのです。「私って偉い」と。
でも後で見れば、ああすれば良かった、こうすれば良かったと重箱の隅をつつくがごとく、様々な後悔や反省が立ち現れてくることでしょう。例え描いた時に腹落ちしていなかったとしても、逆に「ああ、ここは自分で凄く好きだなぁ。」とか「絵の具でこんな綺麗な効果が引き出せたんだなぁ。」といった見方をしてあげることです。そういうところを更に自分でどんどん伸ばし広げていってみて欲しいのです。
そして自分で心の底から腑に落ちる絵が描けた時、どんな評価も気にならなくなっているかもしれませんよ。

土曜午後クラスの生徒さん達に誘われて、小原先生と新年会に参加させて頂きました。土曜午後クラスの方達は、他人の評価を重要視しない人、己の納得できる絵をひたすら追求している方達です。それゆえ私がどんなに褒め称えても、自分が納得しない作品は価値がないと考える強さ・潔さがあります。4時間の宴会を楽しませて頂きました!ありがとうございました。