作品作りを通じて

左上 まずはノリ先生がプレゼンのデモンストレーションをしてくれました

大竹です!アトリエミオス2025年の展覧会、みなさん楽しんでいただけましたでしょうか?幼児から大人まで、年代も表現方法もさまざまな作品が集まり、本当に見ごたえのある展示になりました。普段は別々の時間に制作しているクラスの作品を見られるのも、この展覧会ならではですね!

小学生クラスでは、授業中に国際交流センターへ行き、展覧会を鑑賞して感想のお手紙を書きました。そのあとは、5~6年生によるプレゼンタイム!まずはノリ先生がお手本としてデモンストレーションを行い、「何を描いたのか」「なぜそれを選んだのか」「どこを工夫したのか」「どんなところを見てほしいか」などを紹介しました。
それに続く子どもたちも、いきなりの発表にも関わらず、みんな堂々と自分の言葉でしっかりプレゼン!一緒に見ていた一般の方々からも自然と拍手が起こり、会場はあたたかい空気に包まれました。ノリ先生のデモにはなかった自分なりの考えや表現を盛り込む姿もあり、作品づくりを通して自分で考え、言葉にする力が育っているのを感じました。

今年の展覧会も、どの作品からもエネルギーが伝わってくるようで、見ているだけで元気をもらえるものばかりでした。観に来てくださった方々も皆さん笑顔で帰られていて、改めて一人ひとりの「作る力」に、毎年ながら胸を打たれます。

ご協力くださった皆さま、そして会場まで足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!

お手紙のご褒美

こんにちは、マユカです!皆様、展示会はいかがでしたか?私は普段学生クラスを担当しているため、自分が担当する以外の曜日の作品をたくさん見ることができて、いつもよりも働いている時の足取りがウキウキとしておりました。

本日は小学生クラスの様子をご紹介!まずは恒例の作者へのお手紙書き。友達にお手紙を書いたり、気になった作品を食い入るように見つめて文を考えながら一生懸命お手紙を書きました。「この絵好き!」と友達と話したり、大人の方の作品を見ては「本当に絵?写真だと思った!」と感想を言い合いながら和気藹々と作品鑑賞をしていましたよ!どの絵を描こうかな〜と悩む時間も、なんだか楽しげでした。

今年からはお手紙を書いた枚数に応じてガチャも引けてしまう!ということで、例年よりもいっぱいお手紙を書くぞ!とみんな意気込んでおりました。
ガチャはお手紙10枚でようやく一回。授業内だけで書くと結構大変!知恵熱が出ちゃいそう。

頭をフル回転させてみんなが書いたお手紙は、先生にチェックしてもらい、個人個人のポストに入れます。チェックが入るということはつまり、ガチャが引きたいからといって適当に書いた文章は弾かれてしまうということ。(チェックはかなり厳しいです。でも文章力が鍛えられます!)
先生のチェックが厳しいことを見越して、とっても長い文章を一枚一枚丁寧に書き上げる子もいました。小学生とは思えない文章力!私も見習いたい…

お手紙のチェックが終わったら、シールがもらえ、10枚手紙を書いたらいよいよガチャタイムだ!みんなが描いたプラ板と一緒にお菓子もカプセルに入れました。もしもあんまり好きじゃない柄が出ても、お菓子に免じて許してね。

ちなみに、ガチャの中に私が去年多摩美の学祭用に作ったスイーツのアクリルキーホルダーを『大当り』として20個に付き1個くらい入れてもらっていたのですが、「絶対当てたい!」と予想以上に白熱してくれてとても嬉しかったです。みんな、ありがとう!

幼児クラスの展示

オバラです。展覧会もいよいよ明日で最後!連日2~300人のご来場者数で、客足が途切れることが少なく、慌ててお昼を食べています。嬉しい悲鳴。昨日の幼児クラスの授業についてお話します。

幼児クラスの展示は『お寿司、何が好き?』と『立つ生き物』。お寿司の作品は、別で作った腕を肘の部分だけ貼って、おかわりのお寿司はお皿に乗せて、お茶の湯飲みもある半立体制作です。
この制作には2つの秘密があり、1つはお皿と湯飲みは、展覧会のDM用に色鉛筆で線を書いてもらったデザイン画を使っています。もう一つの秘密は、湯飲みの底には緑(抹茶色)の色画用紙を貼り、お手紙を入れてもらうポストにしているところです。

さぁ、授業ではまず自分の作品がどこに展示されているか、見つけましょう!
あ!もう誰かからお手紙が入っているね!嬉しいね!

小学生のお兄さんお姉さんのボックスアート『冒険する自分』は、幼児に大人気のアトラクション(?)です。テーマに沿って、みんなも懐中電灯を持って冒険気分。箱の中には、どんな冒険が見えたかな?

お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんと一緒に、小学生にお手紙を書きましょう!字が書けなくても、言葉で感想を言えば書いてもらえるね。名前だけは自分で書こうね。

中高生にも大人にもお手紙を書きましょう。「どうして青で描いたの?ピンクの方が合うよ。」なんて上から目線のアドバイスも、保護者様に「悪いなどと思わず、躊躇なく書いてくださいね。子どもからの遠慮のない物言いは、意外と嬉しいものですから。」と釘を刺しました。

最後は全員に自分の作品の紹介をしてもらいました。年少さんから年長さんまで、恥ずかしくても頑張ってお話ししてくれました。

まだ見にいらしていない方はいませんか?明日の21時で終了です。ぜひご高覧くださいね!会場で待っています。

展覧会の諸々

足繁く会場へ通っています、ナツメです!
連日たくさんの方にご来場いただき、本当に嬉しい限りです。先週よりブログも展覧会ウィークです。

展示中&設置後

まずは搬入の話から。
これまでは朝から夕方まで作業して、そのまま小学生クラスの授業がある…という慌ただしいスケジュールでしたが、今年は展覧会前日の一日をまるまる搬入日にあてることにした為、例年よりも少し余裕を持って準備を進めることができました。

とはいえ油絵を飾るための木材を立てたり、大きなパネルに画鋲を刺して作品を掛けたり、順番を決めて作品を並べたり…とやることは山ほどあります。
小学生クラスや学生クラスは作品のサイズが同じ為、事前にがっちり決めておきますが、小さめの作品は現地で調整します。

木材や画鋲の位置も、搬入前の準備期間にキャンバスの大きさや枚数をもとに、絵が均等に並ぶ間隔などを計算しておいたはずが、それでも当日はアクシデントがつきもので、画鋲も刺し直しが続き、気づけば両手の指が赤く腫れていました…(搬入から3日経った今ではそれもいい思い出です)

今年は小学生の絵の感想を入れるポストを、「ポスト+ボックスアート+ネームプレート」のセットで設置しています。(先日のブログにある「時間がかかったこまごま系作品3種の合体」です)
箱を斜めに設置して(下に三角に折った厚紙を両面テープでくっつけて)、上から見やすく工夫しています。

箱には傾斜がついているのに、円柱のポストは垂直に立っているし(下の写真左-横から見ると分かりますでしょうか?)、ネームプレートは逆に傾斜をつけて貼り付けているし、この作業だけでも膨大な時間が掛かってしまいました。

ボックスアートは、小学生クラスで制作したあとは壊れないよう教室で預かっていたので、保護者の皆さんも今回が初めてのご対面になるかと思います。テーマは『どこに探検に行きたいか?そこで自分に何が起こるか?』です。会場にある懐中電灯で照らすと箱の中に影ができ、まるで小さな冒険の世界をのぞき込むような臨場感が味わえます。特に未就学児にはこの参加型イベントが大人気で、ライブ会場のように照しまくっていました。これから会場に行かれる方は、ぜひ懐中電灯片手にじっくり覗いてみてくださいね。

そんなこんなでたくさんの下準備を経て、スタッフ総出で少しでも生徒さんの作品がよく見えるようにという思いを込めて設営ををしたので、皆さんの作品の魅力を少しでも多く伝えられる展示になっていたら嬉しいです。

早いもので、会期も残りあと2日。2年に一度のこの機会をぜひお見逃しなく

講評会を聞き思うこと

サトルです!ついに始まった生徒作品展!初日には講評があったこともあってか、300人以上のご来場者の方がお出でになり、驚きました!僕は講評会でタイムキーパーをしていました(一定時間ごとにベルをチリンチリンする係)。4時間にも及ぶ過酷な講評で、生徒さん達の体力も限界だったと思います。最後までご視聴頂いた皆様、ありがとうございました。また、ご自身の講評まで待ちきれずに途中でリタイヤされた生徒さんも見受けられ、本当に申し訳ない気持ちです。しかし岩田先生は全然疲れずケロッとしていて、講評会後も残っている生徒さん達と更に会話を続けていて驚きました。(恐ろしい体力…..)。

ミオスの作品展を見るのは今回が初めてでした。大量の作品が並ぶ景色は壮観の一言!普段から皆さんの作品は見ていましたが、額装されて展示されると一層美しく見え大変驚きました!

前日の準備の際、大人クラスの作品の設営は岩田先生を中心に行いました。事前に展示方法を決めてはいましたが、岩田先生はどの組み合わせで並べればそれぞれの作品がよく見えるのか、実際に置きながら調整し、ライティングの兼ね合いも考え何度も作品同士を入れ替えていました。

ただ作品を作るだけではなく、どの様に作品を見せるかまで考える姿からプロのアーティストのこだわりを感じます。皆さんもどの様に作品が並べられているのか、なぜこの並びで作品が置かれているのか、想像しながら鑑賞してみてください!

講評の際、「世の中はたくさんの物や楽しみで溢れていて、その中で自分の作品を見てもらうのはとても難しいこと。だから出来るだけ長く自分の作品を見続けてもらうもらう為に、隅々までこだわりを持つ事を心掛けている」と岩田先生は仰られました。絵の中の主役だけではなく、背景などの脇役までしっかりと見せ場を作る様にする事が大切なのだと気付かされます。自分はそういった隅々まで仕上げるのが苦手で、いつも中途半端な仕上がりになってしまうので、その言葉を胸に制作していきたいと思います。

ご自身の作品を講評された方は、胸に刺さる言葉を受け取った事でしょう。展覧会が終わった後、皆さんの作品がどの様に変化するのかとても楽しみです。

公開講評会

岩田です!本日は展覧会初日でしたが、大人クラス42人の公開講評会を開催しました。
私の中の予測を大幅に上回る4時間超えの長丁場になってしまいました。(しかも休憩無し!)皆さんの絵に対する情熱をひしひしと感じ、途中から短く切り上げるというような事はしたくなかったので、最後まで一人平均6分位の講評をさせて頂きました。
自分の作品以外でも、皆さん真剣な眼差しでご視聴下さったことが印象的でした。

今までと打って変わって新しい試みや画材にトライされてる方がいる一方で、長く通われている生徒さんが自己模倣的に同じような仕事を繰り返されているようにも見えました。
絵を描く為には、自分自身の内面を掘り下げ、本心を表現しようと努めることが大切です。未知のことに積極的に挑戦し、変化や失敗を恐れず壊す勇気を持ち、常に新しいものを創り出していって欲しいと思います。

4時間喋り続け、フルマラソン状態になるかと思いきや、意外と疲れもありませんでした。皆様の熱気が私の活力になったように感じます。この講評会が、次の制作の手掛かりとなって頂けましたら、嬉しく思います。
講評会に参加して下さった皆様、ご来場頂いた皆様、本当にどうも有難うございました。
長過ぎて順番が待ちきれず、ご自身の講評を聞かずに途中で帰ってしまったたくさんの生徒さん、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。

追伸 改善策として、次回は時間を予め指定する事前予約制にしようと小原先生と話しました。

飾り付けました

本日9時から19時まで掛けて、搬入・飾り付けをしてきました。今回は男性スタッフが4人いたので、大人クラスの絵画の展示は脚立に乗って、スポットライトの位置を決めて、微調整して…とサクサク終わったのですが、小学生の細々した作品に5人がかりで5時間も掛かってしまいました。こまごま系作品3種の合体が、現地で接着しないと壊れてしまうので、事前準備が半分くらいしかできなかったのが原因です。とは言え、参加したスタッフの人数も多かったので、笑顔で乗り切りました。(下の写真右上は、打ち上げの様子。10代20代のスタッフが多い&肉体労働10時間だったので、気持ち良いほどよく食べてくれたな。)

いつもの如く、これでもかと言うほどミッチリ飾り過ぎなのですが、詰め込んでいるのがミオスらしさということで、お許し頂ければ幸いです。

間違えて本日見にいらしてしまった方が数人いらっしゃいました。明日11月2日(日)スタートですよ!そして藝大の岩田先生の公開講評会は明日13時からですよ!15時までは確実にしゃべっていますので、遅刻しても全く問題ございません。今回のタイムキーパーは藝大生の聡先生がやってくれますので、「岩田先生の講評が納得いかない」人は、終了後こっそり聡先生を捕まえてアドバイスもらってください。お手柔らかな講評が聞けると思います。(笑)
私は9時から21時まで、会場で待っています! オバラ