太陽に跳ねろ!

木村 油彩

こんにちは、マユカです!今回は木村さんの作品をご紹介したいと思います。

夕焼けを前にジャンプする四人。黄金に輝く太陽が目に眩しく、本物の太陽と同じくらいの強い光を感じますね。太陽を中心に徐々に影を強くしていくことにより、周囲の暗さと対比して白く絵の具を重ねたところが発光して見えるかのような錯覚を覚えます。

赤色〜黄色の範囲を主に使用して描いていますが、影になっている部分や波打ち際のみなど、範囲を決めて使われた青や緑などの寒色が差し色になって画面にメリハリをもたらし、同系色のみを使用した時に起こる「なんかぼんやりしてる…」現象をなくしています。手前にそれらの色を使っているため、情報量が増えて視線が向かい、遠近感もグッと強く感じられる描き方だからこそ、臨場感のある仕上がりになっているのでしょう。

描き込みの量だけでなく、色数の多さでも情報量を増やすことでより見せたいところを強調することができます。情報量を増やしたいけど書き込む場所がない…というときや、色幅が全体的に少ないな…というときは、メインの色と対になる色を手前に増やすと、木村さんのように、見応えのある作品になります。