2つの角度、2倍の楽しみ


小山 色鉛筆

サヤカです。突然の暑さに体が追いつきませんね。みなさん体調には十分お気をつけください。今回は大人クラスの小山さんの作品をご紹介します。

前回同様、娘さんを色鉛筆で描かれていらっしゃいます。しかし、1枚目から見ると娘さんがどんどん大きくなっているのが分かり、成長の速さに驚いてしまいますね。今回は箒と塵取りを両手に持ち、明らかに掃除はしていませんがとっても楽しそう!大変難しいトリミングをしていますが、小山さんはデッサン力が高いので、腰を落として構えている(踊っている?)ポーズがちゃんと伝わるのです。

ひまわり柄の甚平は、派手な柄ですが主張しすぎない絶妙な塗り加減です。夏の花であるひまわり柄と娘さんの弾ける笑顔の相性がバッチリで印象的です。

ちなみに小山さんはお父さんです。ミオスでは、子どもの絵を描くのはほとんどお父さんだそうです。子どもと一緒に日々密接に過ごす時間はお母さんの方が多いご家庭がほとんどだと思います。小原先生の読みは、教育の責任を負うお母さんは、ただ「うちの子かわいい!」と絵にできないのではないか?というものです。私も同様の考えで、お母さんは子供と自分を同一化しやすく、子供を描くということは自分の一部を描くということに近いのではないでしょうか。一年近く自分の体内にいた存在だから必然なのかもしれません。一方でお父さんは、子供と関わることで父親としての実感や家族というチームへの実感を得ていきます。同じお子さんの姿でも、お父さんとお母さんでは見ている角度が違うのかもしれませんね。子育ての楽しみが2倍あるようで、とても素敵なことだなと思います。

小山さんの作品からは、お子さんの楽しげな声まで聞こえてくるようでこちらまで成長を見守らせていただいている気分です。これからも小山さんの作品を楽しみにしています!