開花宣言


大坪 金箔・アクリル/水貼りしたパネル

いつもよりたった23日短いだけであっという間に2月も最後の日でした、ホノカです。
今回のブログでは大坪さんの金箔画をご紹介します。

作品の中では見ごろの桜が咲きほこり、これからの春を感じさせてくれる暖かみがあります。こちらはパネルに画用紙を水張りした後に、金箔を全面に貼り、その上にアクリルで花を描きました。
空の色が透けているような花びらの色合いがとても綺麗です。一般的に桜からイメージできる薄桃や白といった色だけでなく、紫や水色などの寒色系の色があることで、明度の高い色の中にも影が生まれ花びらの丸い立体感を感じられます。
桜の繊細さがなかなか出ずに何度も描き直されていましたが、その調整の甲斐あって実際に見た時に、花びら一枚一枚がその薄い触り心地を思い出せるくらいでした。

また、中心の花粉部分に濃い赤系の色が入ることで主張の強い金を抑えているように思います。写真からも分かるように、箔は生で見ると光を強く反射して非常に主張が強く感じます。そのため、近づいて描いていても、途中で鑑賞する距離まで離れて見てあげることで、完成した際にせっかく描いたモチーフが埋もれてしまうことを防げます。
大坪さんもこちらを描かれている時はこまめに壁に作品をかけて、全体のバランスを確認されていたことが印象に残っています。この確認があったことで、金が派手な主張をするのでは無く、上品な輝きとして作品を引き立てています。
そして写真では見えづらくなっていますが、サインもご自身でデザインされたもので仕上げています。日本画風な作品に合わせて、はんこの様に四角に納めたサインは大坪さんの丁寧なこだわりを感じます。

この作品はお知り合いの方の新築祝いに、額装してプレゼントされるとのこと。季節もちょうど桜の時期が近づいてきています。飾られた時には素敵な春の息吹が吹き込みそうです。

梅の掛け軸・フレーム作り

伊藤です。今日は暖かな陽気で春を感じますね。春の訪れを告げる梅の花。今ちょうど満開で見頃ですね。親子クラスも一面に梅の花が咲きました!8組ご参加頂きましたので、様々な枝振りの梅が立ち並び、まるで梅林のように見応えあります。

梅の木を描くというと難しそうに思えますが、クレヨンも筆も使わず、スポイトとストローを使うことで、遊び感覚で楽しく制作できます。

スポイトで墨を吸い取り、紙にポチャっと垂らします

紙を傾けると、墨が傾いた方に流れ、長い線ができます

線が長く伸びていく様子は、早送りで木が生長していく姿のようです

紙の上で、墨が溜まっているところをねらい、ストローで息を吹きかけると、墨が放射状に広がります

放射状に広がる勢いのある線は、梅の木の枝になります

こんな風に、色々な仕掛けによって線の動きを楽しんでいるうちに、あっという間に立派な梅の木が完成です。

お花は、赤と白の絵の具の量を変えて混色して、薄ピンクから濃いピンクまで、濃さの違うピンク色作り。お友達のピンクの濃さと自分の色を比べて見たり、写真のお花の色と絵の具の色を比べて見たり。きれいな混色ができたら、丸めた和紙を浸して色を染めました。丸めた和紙は立体感があり、これが梅の花となります。

こども達の背の高さと同じ位の長さの紙に描いたので、とっても豪華な掛け軸になりました。

こちらも2月に制作した作品です。白い粘土に色粘土を混ぜると、混ぜ方によってマーブル模様になったり、パステルカラーになったり、一人一人違う色合いになって、とても素敵です。

予め準備しておいたフレーム型の段ボールに、着色した粘土を貼っていきます。丸めた粘土を平らにしてから貼っているのですが、その大きさや凹凸がそれぞれ違うので、フレームの形が個性的ですね。さらにフレームの装飾として、たくさんの材料を机にずらっと並べてバイキング方式にチョイスしてもらいました。フレームのどこに並べてみようかな?どの組み合わせがきれいかな?と、迷うほどお皿にはいっぱいの材料があります。規則正しく並べたり、ランダムに並べたり、少し隙間を空けてみたり、、、一人一人の好きなやり方が見えてきました。

来月の予定  3月14日・28日(火)10:30~11:30

柔軟さ。そして客観性


當山 墨・カラメル色素・水彩・アクリル・インク・パステル・ペン・蜜蝋

岩田です。
本日は、當山さんの作品をご紹介します。左手の作品は永井豪の漫画、デビルマンをモチーフにした作品。デビルマンが手前にある何かを破って出てくるようなイメージを描きました。画面両脇には力が籠った手があるのが分かります。

この絵のベースになっているのは、カラメル色素を使って紙にしみ込ませたりしながら遊んでみよう、という以前の勉強会で制作した一枚の紙です。
パッと見ただけでも色とりどり。斜めにして絵を見てみると画面上に凹凸があるのが分かりますが、蜜蝋や銀墨汁、蛍光色の絵の具、水性ペン等、実に様々な描画材を使っているのです。
そして顔はラメの入ったペンで塗っていることもあって、角度を変えて見ると正面からでは味わえない多彩な表情を見ることができます。

私が言うまでもなく、ミオスに通っている小学生の男の子たちが「スゲー、絵ってこんなに自由で良いんだ!」って声を上げるくらいインパクトがある魅力的な作品です。

変わって中央の作品は、言わずと知れたウルトラマンをモチーフにしています。
暗闇の中で、もう時間が無いとカラータイマーの点滅が知らせています。闇の中で今にも飛び立とうとするウルトラマンがカッコよく描かれていますね。

こちらはアクリル絵の具やペンなどを使って描かれたものですが、長い時間をかけた完成度の高い一枚です。
完成してパネルから作品を剥した後、裏を見てみると作者には悪いのですが、「なんか裏の方がカッコよくないすか?」と思わず声に出してしまった私。

その裏面が正しく一番右手の画像です。

そこにはうっすらとウルトラマンの存在が認識できるものの、作者も予想だにしない偶然にできた滲みや絵の具が垂れた表情が見て取れたのです。

そんなことを言われたら普通は、失礼だな!って思われて当然なのですが、ご本人も「あー、確かにそうですね!」と共感し納得してくれたのです。
とは言え、そこが當山さんの凄いところ。考え方が非常に柔軟なのです。

デビルマンの絵に見られるような幾つもの材料を一枚の絵に集約するとなると、本来であれば、さてどうしようと頭を捻ってしまいそうですが、そんなことができるのも作者のそうした頭の柔らかさがある故。さらに言えば創作する上で、ただ描きたい絵を描くというだけでなく、常に鑑賞者の視点で絵を描いていることも特筆すべきことでしょう。

これからも當山さんは、実験を重ねながら沢山の作品を作り続けていくと思います。新作ができたら又こちらでご紹介しますね。

ユーチューブでは、画面に絵を近づけながら詳しく解説しています。是非ご覧ください!
當山さんの作品紹介YouTubeはこちら

暖かいまなざし


鈴木 油彩

大竹です。今回ご紹介させて頂くのは鈴木さんの油彩作品です。
まだ幼いながらも、筆の持ち方がしっかりしているこの男の子は、鈴木さんのお孫さんです。鈴木さんと同じく絵を描くのが好きなのだそうです。お孫さんが同じ物に興味を持ってくれるというのは、おじいちゃんからすれば大変嬉しい事かと思います。そんなお孫さんの絵を描く事への楽しさと、鈴木さんのお孫さんに対する暖かい気持ちが絵に表れていますね。
ピンクやオレンジ、青や紫といったパステルカラーで仕上げられた背景は、カーテン越しに柔らかな昼の日差しを感じさせてくれます。現実では白いカーテンがこのような色合いになる事はないですが、人の手を通じた絵画となると自然と受け入れられるのですから不思議ですね。テーブルに落ちる影の色合いも、全体の雰囲気に合わせて柔らかいブルーグレーで作られています。

お孫さんの洋服の模様の仕上げ方も上手いですね!恐らく戦隊物のキャラクターシャツなのでしょうが、ハッキリとは分からない程度に描き込まれています。主役は絵を描くお孫さんなので、主役を潰さずにまとめられています。細かい部分はつい描き込みたくなってしまいますが、主役を引き立たせる為に必要か不必要か、冷静に考えながら描いていくことが大切ですね。
また、子供らしい短い指と小さな手も可愛らしいですね!筆をキュッと握っている指の表情がよく観察して描かれています。そして人物のメインとも言える顔・表情ですが、こちらも何度も修正を繰り返して完成させています。首を少し傾げ、顔が俯き気味の難しい角度でしたが、筆を走らせ水彩絵の具で楽しんでいる様子が伝わる表情になりましたね。見ているこちらも思わず微笑んでしまいます。この子がこれからどんな絵を描いてくのか、楽しみになってくる1枚ですね。

猫への愛


赤松 アクリル・色鉛筆

マユカです!今回は赤松さんの作品をご紹介します。

どちらにもかわいらしい猫ちゃんが描かれている2枚。ご自宅で飼われているのでしょうか、共通して描かれている白黒模様の猫ちゃんは、よく見ると同じ首輪、同じ模様をしていますね。どちらの作品も猫ちゃんの立体感や毛並みの質感が丁寧に描写されており、赤松さんの猫愛を感じます。

左の作品は様々なポーズをとった猫ちゃんの姿を、1枚の紙に表現しています。猫の毛色が白黒であるため、たくさんの色を背景ににじませていてもごちゃごちゃとならず、静止しているはずの猫が動きを持っているかのように見えます。一番上のポーズは寝転がっているようで起き上がろうとしているようにも見えたり、何かにつかまり立ちしているようなポーズではこちらに語りかけているような、そんな雰囲気を感じたりと、まるで本物の猫を目の前で見ているような感覚になるほど、ていねいに、じっくりと観察して描写していることが分かります。色鉛筆で描かれたふんわりとした毛並みを思わず撫でてみたくなるほど魅力的に描かれている所が、もしかしたらこの作品を活き活きとして見せているのかもしれませんね。

右の作品は、こちらに視線を向ける2匹の猫ちゃんの佇んでいる様子が、まるでモデルさんのようです。背景のステンドグラスのような窓のきっちりと引かれた線と、切り出したレンガの質感との書き分けから写真のコラージュのようなオシャレさがあり、それらが直線のみで構成されているため、猫の柔らかな曲線をもった全体のフォルムと身体のしなやかさ、色鉛筆で丁寧に描かれた毛の柔らかそうな雰囲気をより引き立てる形になっています。メインを立てる絵作りがとても上手な方なので、猫にどうしても注目してしまうのですが、アクリル絵の具で描かれたとは思えないほど正確な直線、直角にも是非注目して見ていただきたいと思い、建物をメインに描いた作品をご紹介した、赤松さんの前回のブログも合わせてどうぞご覧ください!

にゃんにゃんにゃん


鳥光 アクリル

朝からネットやテレビが猫の話題でもちきりですね、ナツメです。ということで猫の日にちなんで()水曜大人クラスより鳥光さんのアクリル画をご紹介します!今回はご自宅で飼われていた三毛猫の写真を模写をされました。

上目遣いでこちらを見上げ、少しにやりとしているような表情が魅力的ですね!ふわふわな毛並みやくるっと手前に巻かれた尻尾などどの箇所もとても良く観察されていて、つい画面の中の手を伸ばして抱えたくなってしまうほど愛らしいです。真正面という難しい構図で前後の奥行きを出すことに苦労されていましたが、マズルや胸元に暗さを入れ明暗の差をつけることで存在感を出しました。

写真模写の難しいところは、周りの色に影響されて実際の色を抽出し辛いことです。こちらの絵も、例えば明るい白と隣り合っているため一番暗い色が黒のように感じますが、実際には非常に暗い緑が置かれています。隣り合う色によって色相や明度がずれて見えるので感じた色をそのまま作って塗っていくとまとまりのない印象になってしまいやすいです。しかし今回の鳥光さんの作品では思い切って白い毛並みの影に暗い色を乗せるなど、色味を非常に良く分析して絵の具の調節をされました。結果として光の弱い部屋にいる、という周りの環境や空気感まで見事に表現されています、素晴らしい!!

瞬間を精密にそのまま切り取ることのできる写真も良いですが、描いている時間に考えたことや特にここが好き!という部分に気持ちを込めたりと制作時の思い出も含めて作品になるのも絵の良いところですよね。ぜひ見本の写真と一緒に見返して下さいね!

笑顔のパワー


松下 油彩

寒い中にも暖かい日が増えてきましたが、夜はまだまだ冷えますね、ホノカです。
本日は大人クラスの松下さんの油絵をご紹介です。

はちきれんばかりの満面の笑み!息子さんの1才6ヶ月の頃の写真だそうです。私はずっと「元気一杯で笑顔のかわいい女の子の絵を描かれている方がいらっしゃるな」と、制作途中の作品を拝見していましたが、ナツメ先生から『モデルは私が担当する小学生クラスのヨウタの弟』と聞き、驚いてしまいました!確かにお兄ちゃんにそっくりなんです!

ぎゅっと寄せられた目に、大きく開いた口。顔は筆使いが残るように描かれており、表情筋をこれでもかというくらい使った、エネルギーのある笑顔がより伝わってきます。肌の色だけでも数えきれないほどの色相があることで、目に見える表情だけでなく、内に秘められた元気さ、感情の豊かさまで垣間見えるようです。
また、沢山の色が溢れる中でも頬にはしっかりと赤みがあることで、幼い子の可愛らしさや顔いっぱいでその時の全力で笑顔になっていることが伝わってきます。
赤色や橙色は興奮色とも呼ばれ、気分を高揚させる効果があるとされています。そんなメインにした画面もはつらつとした印象に大きな貢献をしているのではないでしょうか。

そして、人と背景では描き込み量にメリハリがあることで、一気に目が笑顔に向いていく引力にもなっています。
顔をむけている方に余白があることも、人物がいるという空間の表現だけに収まらず、楽しげな雰囲気が周囲に広がっていく様にも見えてきます。彼の目線の先にはこんなに笑顔になるくらいのことがあるのかと思うと、その場を想像して思わずこちらも温かい気持ちになれる作品です。

小さい子の笑顔を見るとこちらも思わず笑顔になれる不思議な力がありますが、この作品も見ていて笑顔になれる同じ力を持っているようですね。そんな意味でも素敵な作品です!

兜ってアートだ

オバラです。2月3月の小学生クラスのカリキュラムは『兜作り』。紙でここまでできちゃうなんて、すごいでしょう!?(あぁ、いつも自慢気な言い方になってしまう。紙工作が得意だと言い過ぎて鼻に付く。)
仕上げにはカシュー漆を塗っているので、重厚感も出ています。これは試作ですが、もちろん小学生もここまでのクオリティーに仕上げさせますよ!
いつも私は怒ってばかりいますが、工作の場合は逆。「工作は人生と一緒だ!思い通りに順調になんて、いかないんだよ。こうしようと思ってたのと違くなっても、それはそれで面白い。切ってはいけないところを間違えて切ってしまっても、逆にじゃぁどうしてくれよう?と新しいアイデアが生まれるきっかけになる。人と違う形になれてむしろラッキーだ。先生に言われたことを頑張って覚えてその通りにしようしたら窮屈だし、記憶力のいい人しか完成しなくなってしまう。アバウトで大丈夫なところが工作はいいんだよ。でもだから絶対に『これでいい?当ってる?』って聞かないで!自分を信じて納得しろ!」と最初に話しました。
途中、「あ!?錣(しころー後頭部と首を守る部分)が1枚なくなっちゃった!でも人生と一緒だから、それはそれでいいんだ!」なんて声も聞こえて、「いや、足元に落ちてるだけだから探せよ!」とツッコミをいれまくりでしたが、なんだか皆ニコニコ楽しそうです。私もとっても楽しい!

元々の武将たちの兜だって、こんなに自由。戦争に行くんじゃなくて、仮装大会に行くみたいですしね。
どんなデザインの兜ができあがるのか、今からワクワクしています。

表現から感じるバイク愛


近藤 色鉛筆

岩田です。
本日は、近藤さんの作品をご紹介します。ご自身のバイクでツーリングに行った時の写真を元に描いた色鉛筆の作品です。

海辺に停めたご自身のバイクの背後から夕陽が照っています。
雲を見ると夕日に近い黄色から茶色へ、更にブルーになりまだ日が暮れていない青い空へと美しく色が変化しています。右手の雲の回りに入れたピンクや黄色も効いています。空全体がとても綺麗に見えますね。

手前に置かれたバイクは、完全な逆行なので本来暗いのですが、明るく演出しています。
エンジン周りなど細かい描写を見ると人のものではない自分のバイクだからこその愛情が見て取れます。使われている青や焦げ茶といった色も、やや明るい色で描いたからこその色合いで、マフラーも砂が反射した部分の色をリアルに表現しています。

そしてバイクだけでなく、海の波がかなり緻密な描写で描かれているのが分かるでしょう。夕日が反射している周囲なんて凄く細かい!

近藤さんは、全体的に描き進めていくというより、部分的に描いて最終的に辻褄を合わせるタイプ。基本的なデッサン力があることで上手く着地させています。

これからも色鉛筆に拘って様々なものを描いていくでしょう。ご自身で撮った写真も含め沢山の絵を見せて下さい。

ユーチューブでは、画面に絵を近づけながら詳しく解説しています。是非ご覧ください!
近藤さんの動画紹介YouTubeはこちら

あったかぼうしとかまくら

大竹です。幼児クラスでは2週間”冬”をテーマに帽子と手袋作りと、かまくらを作っている所の絵を描きました。

1週目の工作では、毛糸の帽子と手袋作り。帽子の模様などんな風にしようかな?と、三角や丸、四角といった形をたくさん並べ、模様を作っていきました。毛糸で飾り付けをしたらとても暖かそうな帽子が完成!手袋も好きな色を3色選び、デカルコマニー技法で同じ柄に作っています。1人1人違ったふしぎな模様の手袋も合わせて寒さ対策はバッチリですね。

お絵かきのカリキュラムではしんしんと雪が降る中、大きなかまくらを作っている自分と、その中でくつろいでいる家族やお友達を描きました。ちょうどこの授業の前週に雪が降っておりましたので、その時何して遊んだかのお話もしながら描き進めていきました。流石にこっちの方ではかまくらを作れるほどの雪は降りませんが、紙の上でなら何でもできるのがお絵かきの楽しい所ですね。洋服やマフラーはそれぞれ好きな色を選び塗っていったので、同じテーマの絵でも個性が出て面白いですね!

雪は白いクレヨンで描いたのち、黒い絵の具を塗って浮き上がらせています。大きな紙での制作だったので、色を塗るのも一苦労でしたが、その分見応えがありますね!
少しずつ寒さが和らいでいき、いよいよ春に近づいていますが、これらの作品を見るたび、冷たい冬の雪や風が思い出されそうですね。