大きなバラと笑顔

雨が続いていますね、ホノカです。本日は幼児クラスの授業のご報告です。

今回の授業ではバラをメインにして、茎や葉、それを見ている自分を周りに描きました。バラは束になっているものから一人一輪ずつ切り取り、手元でじっくりと観察しながら描いたので、重なる花びらが華やかな色使いでよく描けていますね!
バラは形が複雑なため「むずかしそうー!」と言っていた子も、実際に花びらを触りながら枚数を数えてみたり、一枚だけちぎって見ることで、先が少し尖っている形や色のグラデーションが分かりやすくなって、より本物に近づきました。またバラの花だけでなく、トゲの付いている茎や葉っぱも同じように手元に置きながら描きました。

そしてバラを描いた後は、そのキレイなバラを見ている自分も追加して。喜んで手を広げていたり、バラに触ろうとしていたりと色々なポーズでバラを見る素敵な笑顔が溢れていますね!今回は先生の描いた見本なしで自分の目で見たものを描いたので、形も色使いも大きさものびのびしています。
バラ以外のお花の花びらや葉っぱはどんな形をしているかな?お家の近くやお花屋さんに行った時は探してみてね!

それぞれの金属


左 釘宮  /  右 松下  共に鉛筆デッサン

いつの間にか1年も半分が過ぎてしまいましたね、ナツメです。
今回は日曜クラスからお二方のデッサンをご紹介します!

お二人とも体験の時のものを含めると4枚目のデッサンになります。
アトリエでは学生クラスと大人クラスに入会された方には、まず
3枚のデッサンを描くことをお勧めしています。体験時の絵+入会後の2枚は、全てこちらがモチーフを指定しているのですが、最後の4枚目では生徒さんに『金属でできた工業製品』を1つ選んでいただき、講師がそれに合わせて他のモチーフを選んだり、全て生徒さん任せでセットを組んで頂いたりしています。
単に金属と言ってもツルツルしていて鏡のように反射するものから、錫や鉛のように表面の反射が鈍く他との質感の描き分けが難しいもの、ナイフのように細くて軽めのものもあれば、小さいのにずっしりと重い密度のものまで幅広く用意してあるので、今回の
2枚の様に選んだ金属製品によって合わせるモチーフ、構成も大きく変わってくるのがこのデッサンの面白いところです。

今回釘宮さんが選ばれたのはアルミで出来た、イタリア製エスプレッソメーカー。反射が少なく形も難しいものですが、八角形のエッジが強調されており、また、周りのモチーフの曲線と工業製品ならではの直線の対比によって金属の硬質さや冷たさが伝わってきます。ボールのレタリングや縄目を見ると、モチーフへの観察量も伺えます。

そしてうさぎが可愛らしい松下さんのデッサン。こちらは大きく動きを変えられる鎖を選ばれていますね。一つ一つ、うさぎの脚に巻かれた時の形やチェーン特有の影の形まで丁寧に描かれているので、手前から奥へのゆったりとした流れがわかりますね。コーラ瓶のぎゅっとした暗さで画面全体も引き締まっています。

今回基礎のデッサンが終わったので、次作からは好きな画材に挑戦です。釘宮さんは透明水彩・松下さんは油彩にチャレンジされるようですよ。どんな作品を描かれるのか、楽しみにしています!

暖かい景色の中で


加藤 日本画(岩絵具・顔彩・金泥・和紙・パネル)

雨が止まらないですね、一平です!本日は日曜クラスの加藤さんの日本画をご紹介します。

暖かい空気感の中に広がる花畑がとても美しいこちら。麦わら帽子を被った少年が虫カゴを持って通りかかりそうですね。これだけ沢山の花を描いていながら花びら一枚一枚の薄さ、独特の透け感まで感じるような繊細なタッチに目を惹かれます。花は基本的に上向きに咲くものが多いので、慣れていないと描くときに全てひまわりのように正面を向いて平面的になり絵に奥行きを出しづらくなってしまいがちですが、そんな気配を1ミリも感じさせず爽やかな夏の雰囲気を描き切りました。よーく見ると蜂が花にとまっています。この場合、蜂を主人公にして絵を構成していきそうなものですが本当に花畑の中を歩いている時に偶然蜂を見かけて、そーっと歩いていく様な情景が浮かぶくらいとても自然でありながら生命感も感じる気配感です。

また、素晴らしい描写力のリアルな花畑と蜂だけでは終わらず、絵全体が暖かい色彩だけだと画面が緩く見えてしまうためキュッと引き締める爽やかなブルーも挿しています。色彩の構成、どのくらいの塩梅で色を入れるのかの判断も本当に素晴らしいです。花びらや背景に少し使われている金も上品で良いですね。

日本画1枚目とは思えない加藤さんの勘の鋭さと確かなデッサン力を感じる表現に僕は毎回「めっちゃいいっすね!」「最高っす!」しか言えなくなってしまい本当に不甲斐ない限り、お恥ずかしい!

原宿にアトリエがオープン!

稀にブログに出現するミオス卒業生&元ミオスのスタッフの杉本菜々子です。ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか??
今年はお正月に一度ブログを度担当させていただき、その際は美大卒業にあたって4年間の感想
(美大生の闇、高校生へのアドバイス等)を綴りました。大学を卒業して4ヶ月、企業にも就職しなかった私は、現在フリーランスのイラストレーター、デザイナーとしてお仕事をもらったり、アーティスト活動を行いながらキャンプ用品店でアルバイトをして、ジタバタ元気に生きております(^O^)

 

そして今回は皆様に重大なご報告があり、そしてその宣伝も兼ね、再びブログを書かせていただいております!

なんとこの度、大学の同期4人で原宿駅前にアトリエ、ギャラリーをオープンすることができました!(拍手

(オープニング展示のDM↓)


大都会の駅近に何故。と自分たちでも驚きを隠せないのですが、ざっくりと経緯をご説明すると、多くの方のご協力のもと、取り壊し予定の廃墟マンションの一部をお借りして、解体までの期間限定で、アート活動の拠点として使えることとなったのです。
私たちはそこをMantle.Lab(マントルラボ)と名づけ、やりたいことに挑戦できる実験場のようなアトリエ、そしてそれを発信できるギャラリーを設けました。
業者の方に一切外注することなく、ボロボロだった部屋を1から掃除し、4人で力を合わせ1トンのセメントを地面に引きました。

オープンに合わせて展示を開催することとなり、このような時期ではありますが、1人でも多くの方に成果をご高覧頂けたらという思いでおります!

マントルラボでの第一回目の展示”sphere(スフィア)”では、私たちの個々の作品や活動を紹介する展示会を行います。

会期は7/10(土)7/18()までの8日間です。

コロナで数少ない方にしかお見せできなかった卒業制作などの過去の作品や、新しい作品を展示いたします。

 興味のある方は是非ともお越しくださいませ!

 

すぎもとななこ

Instagram: @sugimoto_nanako 

 

Mantle.lab

多摩美術大学グラフィックデザイン学科の卒業生4人でオープンしたアトリエ兼ギャラリースペース。