シュールな世界をリアルに

暑い日が続きます。体調にはくれぐれもご留意ください。岩田です。
今回は、チケット制でいらっしゃっている追川さんの作品2枚をご紹介します。

様々なエッセンスを取り込んで一枚の絵を創り上げていく追川さんの作品。

こちらの絵は、海の向こうに街の明かりが灯る風景と人の顔を構成しています。よく見ると赤い帯で目隠しされた顔が逆さまに描かれているのが分かるでしょう。

夜景の中に浮かび上がる顔。静寂さと怖さが同居したような、不思議な世界を構築していますね。

こちらは校庭で組体操をしている風景。手前には大きいうさぎが鎮座し、観客かと思いきや、トラックの周りには沢山のフンがゴロゴロと落ちています。上段の作品とは全く毛色が違いますが、あたかも眼前にその情景が広がっているような感覚を持ちえます。

シュールな世界を描いてるからこそ、リアリティーを追求していきたい。それが作者の狙いでもあるでしょう。
だからこそ光の方向やアングルといった抑えるべき事柄はしっかり押さえつつ、出来るだけ不自然な部分を排除していくことで、自分の思い描く世界に一歩づつ近づけているのです。

今回はF15号の大作。追川さんの頭の中を現実化するには、確かにこの位大きい画面が必要かもしれません!