モトスミゾンビーズ

今日はイベントなども中止になっているハロウィン当日ですが、アトリエでハロウィンを体感しまくりなホノカです。
今回は木曜小学生クラスのハロウィンをご紹介したいと思います!


月曜から始まったハロウィンイベントのゾンビメイクですが、一番ハロウィンに近い日というのもあり生徒たちのやる気もかなり高く感じました。
授業が始まりすでにゾンビメイク・血みどろ衣装に身を包んだノリ先生が、傷の作り方やメイクの仕方を説明していきます。「ゾンビメイクなんて初めて!」という子がほとんどだと思いますが、ノリ先生と一平先生のハウツー動画があったこともあり、完成がイメージしやすかったのではないでしょうか?

傷メイクはさまざまな色のこむぎ粘土をこねて皮膚のようにして、爪楊枝で粘土を割り、ボディーペイント用の絵の具で傷口を深く見せていきます。爪楊枝で傷口を作る時には「なるべく痛そうに!」「酷く!」と伝えていたのですが、皆予想していたよりも容赦なく粘土に傷を作っていて非常にリアリティのあるものに!


進めていく中で最初はリアルな傷に怖がっていた子からも、どんどん「痛そうに出来た!」「これ怖くない?」という声が上がり、粘土で作った傷だけではなく、メイク道具を使って新しい傷やアザを作り出していました。

私も数年前に生徒としてアトリエで傷メイクをしましたが、あんなにリアルな傷を作る経験はなかなか無いので、最初は怖々とやっていましたが、最後には「一番痛そうな傷を作ろう」という気持ちでメイクしてたのを思い出します。


そして傷メイクも佳境に入り、アトリエ内は数々のゾンビが増殖していき、さらにはアトリエの隣のコンビニまでゾンビたちが遠征したりとカオスに…!(商店街での写真が暗かったのと、暴れまくりでブレブレになってしまいました。すみません!)
最後には10月中に制作していたツノや耳、ガスマスクなどで着飾って撮影タイムです。
みんなの恐ろしい表情も相まって道端で見かけたら思わず悲鳴をあげてしまうくらいになったのではないでしょうか?

自分の顔や腕をキャンバスみたいにするのは、ハロウィンの時期にしか出来ない経験なので、楽しんでもらえてたら嬉しいです!

幼児クラスのハロウィン工作

大竹です。幼児クラスでは2週に渡ってハロウィンのお絵描き&工作をしました。
工作では粘土でハロウィンのジャックオランタンを作りました。柔らかい粘土だったので手に沢山くっついてしまい成形するのが大変でしたが、最後にヘタや顔をくっつけて可愛らしいカボチャが出来上がりました。カボチャの凸凹を表現する為に、ナメクジのような形をいくつも作り、丸めた粘土に貼り付けていきました。
10分お絵描きでは魔法使いの自分を描きました。黒い服に三角帽子を被り、魔法の杖を振り上げてそれぞれの魔法を使っています♪どんな魔法が使えるのかな?
そして2週目では骨をテーマに授業をしました。アトリエにある人体図鑑に載っている人骨を見ながら、ここはどこの骨だろう?肘や膝を触ってみると硬いよね、これも骨だね!というような話をしました。
まずは頭蓋骨を描いた後、ハサミで切り取り黒い紙にペタリと貼り付けます。その後、綿棒を使い全身の骨をくっ付けていきました。実際に自分でポーズを取って確認しながら骸骨を作っている子もいました。肋までしっかりと再現されているんですよ!
綿棒骸骨が完成したらお絵描きでも骸骨を描いていきます。肋はどんな形がったかな?骨盤はなんだか数字の8が寝っ転がった形に似ているね、という話をしながら好きなポーズを取らせた骸骨を描きました。並べるとなんだか踊っているみたいですね!
明日はいよいよハロウィンですね!今回完成した作品もぜひお部屋に飾って楽しんで下さい♪

油絵9

上段左から 明日菜 6年 / 未色 5年 / 波那 6年 / 江玲奈 4年
下段左から 晴香 5年 / 遼 5年 / 梨愛 6年 / 虎之輔 6年

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小学生クラス油絵制作の第9弾!
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怪奇!ミオスハロウィン軍団!


ハッピーハロウィン!大人ですがお菓子が欲しい一平です。

本日は月曜小学生クラスの子供達のハロウィンのイベントのご紹介!
ハロウィンじゃなくても普段からガリガリ&ロン毛でゾンビのような僕もキチンと不健康メイクをいたしました。皆の見本になるよう、より迫真のゾンビが出来上がったはず…?!
ノリゾンビと共に撮影したメイクのプロセス動画もYouTubeに上がっていますのでお時間ある方是非チェックしてみて下さい!
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さて肝心のハロウィンメイクですが、実はほとんど市販の化粧品や100均のグッズで作っているので誰でも簡単に出来ます!

まず、毎日生きている我々は当たり前ですが血が通っていますので肌の血色がよくゾンビに見えづらい、特に唇の赤みはとても生命感を感じさせてしまいます。なので肌のトーンをコントロールするためのファンデーション・コンシーラーでわざと血色を悪く見せていきます。本来の透明感のある瑞々しいメイクとは逆の発想です。
褐色悪そうな肌のベースが出来上がったら灰色や青色のドーランを思い切って顔にのせ、目や頬がこけているように見せます。元々ゾンビ顔の私はこの時点でかなり恐く見えますが、さらにゾンビっぽく見せるために顔に傷跡をつけていきます!
この傷部分は何色かの小麦粘土を混ぜて自分の肌の色に近い色を作り、ナメクジのような形にしてそこをわざと雑に楊枝で切っていけば痛々しい傷の完成です。傷を作る時のポイントは黄土色や白系ばかりではなく少しばかり青や緑を入れてあげるといい具合に血色の悪い色が出来上がります。
さらにそこに血糊をつけ、付けまつげ用の糊で顔に貼り付ければもうメイク完了間近!
さらにゾンビ感を増すためにガラス片を刺しましょう、といっても勿論本物のガラス片ではなくペットボトルを細かく切ったものなので怪我の心配はありません。ですがペットボトルとはいえ子供達の顔に刺さっていればギョッとしてしまいます。
そこまで出来たら各々が制作したマスクを被ったり衣装を纏ったり武器を持ったりして完成です!

今年はコロナもあり、外でなかなかハロウィンイベントを行うことが難しい方がほとんどだと思いますが、これならおうちでも出来ると思います、お試しあれ!

油絵8


上段左から 晴道 4年 / 希 3年 / 心 3年 / 寧々 4年
下段左から 樹 4年 / 鈴太 3年 / 颯馬 5年 / 暁希 5年

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小学生クラス油絵制作の第8弾!
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展覧会のお知らせ

岩田です。今回は11月に開催する私の展覧会の告知をさせて頂きます。

展示会場の紅ミュージアムを主催する伊勢半本店さんは江戸時代から現在まで、門外不出の製法で紅を制作販売している紅屋さんです。紅花から抽出される紅は様々な用途に使用されますが、「小町紅」と呼ばれる口紅としても現在まで多くの方々に親しまれています。

今回は、小町紅を携帯する紅板(リップパレット)を漆を素材に制作しました。展覧会では27点の紅板の展示販売及び、今まで制作を続けて来た平面作品の展示を行います。その他、今回の為に制作された帯留め、漆器の販売もございます。

玉虫色に光る小町紅は水を付けた筆で溶くと、みるみるうちに鮮やかな赤色へ変化します。お店では無料で小町紅の試し付けもできますので、是非体験されて下さい。

どうぞよろしくお願い致します。

以下、紅ミュージアムHPより
艶やかな美しさを持った堅牢な塗料として、美術工芸品から日用品に至るまで様々な形で親しまれてきた漆。
今回、漆工芸の伝統的な技巧を用いつつ、既成の概念にとらわれない表現で作品を創作する漆芸作家 岩田俊彦氏の作品展を開催します

岩田氏を象徴する、植物や昆虫などのモチーフが幾何学的平面に僅かな厚みと色艶で配された大型のフラットパネル作品と、その一方、偶発的でアバウトな漆の表情を引き出した作品を紹介すると共に、両世界観を表現した新作27点の紅板を展示・販売いたします

Authentic-正統な技術-とAesthetic-稀な感性-によって日常の中にくすぶるような余韻を残す岩田氏の創作の世界を、ぜひこの機会にご堪能ください。

特集!


健一郎 高1 左  /  油彩  中央  /  アイスのパッケージ  右  /  アクリル

大竹です。今回ご紹介するのは学生クラス在籍の健一郎の作品です。普段学生クラスの作品は何人かまとめて紹介していますが、健一郎は一人で油絵・紙工作・アクリル画と様々な制作しておりましたので今回は特別にピックアップ!健一郎特集です。

油彩画はライトアップされた凱旋門を描いています。描き初めの段階から車が密集している様子や、道の周りのライトの雰囲気も良く出ており、順調に進めておりました。毎回コツコツと描き進めながらも、無駄なくスマートに仕上げていった印象があります。道に落ちる車のライトの表情も良く描けていますね。

立体工作はお菓子のパッケージ工作のものですね。牛の手足の構造をキチンと意識して作られています。こうした立体物を作る時は、いかに元のモチーフの構造を理解して組み込む事が出来るかが重要です。これ、ヤギとか牛舎なんかも作って牧場のジオラマにしても面白そうですね!健一郎は平面も立体もソツなくこなしますね本人が自覚しているかは分かりませんが、どこを押さえれば作品を良く魅せられるかを理解している様に思えます。

アクリル画の方は本人の心情が無意識に構図に表れている様で面白いですね。暗い背景に均等に並ぶ同じ形の灯りの付いていない電球が敷き詰められ、その上に点灯した大きな電球が横たわり、下敷きになっている電球を照らしています。それぞれのモチーフは何かの暗喩と考えると、学生にとって周りに沢山いる同じ形のものは学校の同級生でしょうか?メインの大きな電球は自分か、それとも本人にとって大きく印象に残った出来事の表れなのかもしれません。背景も暗く、電球という無機質なモチーフを使用していますが、不思議とネガティブな印象は受けないので、何か好転の機会があったかな?とこの絵を前にして色々考えてしまいました。

どの素材もソツなくこなす健一郎ですが、現在は市美術展に向けて頭を悩ませ中のご様子でした。テーマは決まってるけど何を描けばよいか悩む時は、そのテーマについて、ネットや本で調べたり、小説や映画、他人のイメージなんかを取り入れてみると案外良いアイデアがパッと浮かんだりする事もあるので、色々と探してみる時間を作ってみては如何でしょうか?

油絵7


上段左から 逸晨 3年 / 桃太 1年 / ひかり 1年 / なつき 2年
下段左から 紗南 4年 / 元晴 1年 / 麗 4年 / さくら 2年

ユーチューバーのりキンです。
小学生クラス油絵制作の第七弾!
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色の魔法


秦野 アクリル  /  キャンバスボード

髪が暖かい事を実感しています、一平です!本日は水曜夜間大人クラスの秦野さんのアクリル画をご紹介します。

長閑な公園の風景です。青系の絵具をここまで沢山使っているのにもかかわらず、葉っぱがしっかりと緑に感じられますね。全体的にブルー系の色味で涼しげなトーンがとても素敵です。公園なのに人がいない、という事が公園という見慣れた風景の中で良い違和感になっていて絵の魅力の1つになっています。手前の木の葉っぱ部分の量感や、奥に続いていく木々の明暗の諧調の差が絶妙な色味のバランスで保たれています。

秦野さんの絵を見ていると、デッサンの重要さをいつも思い起こされます。絵を描かれる時ご自分で写真を撮ってくる事が多い秦野さん。今回もそうでしたが、持ってこられた写真はなんの変哲も無い普通の公園の道と緑の葉っぱが沢山生えた大きな木の写真でした。ですが明度は変えず、色味を変える事でとても魅力的な絵を作り上げました。絵を描いている方なら分かると思いますが、模写はある程度のレベルまで行けば「この色とこの色を混ぜればこの写真の色になりそう、じゃあこれを塗って」とプロセスをなんとなく想像できると思います。ところが色味を変えるというのは1から色のバランスを考え直さなければいけないのでとても難しいのです。デッサンで色があるものを白黒の紙と鉛筆だけで表現するのが難しいのと同じですね。ですがそれをマスターすれば、寒そうな部屋をまるでストーブがあるような暖かい空間にする事も可能です。それほど「色」は絵から受ける印象を操作しているのです。秦野さんはその点、絵の印象を自在に変えてしまいます。まるで魔法ですね

みなさんも秦野さんの魔法に酔いしれましょう!

油絵6


上段左から 佳奈 4年 / 莉菜 3年 / 瑞希 5年 / 隼人 6年
下段左から 恵菜 4年 / 藍 5年 / 華 5年 / アドア 5年

ユーチューバーのりキンです。
小学生クラス油絵制作の第六弾!
ユーチューブでご紹介していきます。48/100人

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