小学生の油絵ワークショップ報告第三弾

リンです!今回は夏休み期間のカリキュラムだった油絵について書かせていただきます。

実は私、小学生の6年間ミオスに通っていたので、この油絵のカリキュラムは6回受けたことがあるんです!(学生クラスになってからも描いてはいますが、学生は題材も期間もフリースタイルなので、ちょっと感じが違います。)当時は教えてもらう側でしたが、今は教える側。私も成長したなぁ…なんて。
でも実際に教えるのは凄く大変!!
分からないことばかりだから、生徒に質問されても、「ノリ先生に聞いてごらん!」って何回言ってしまったことか…そして生徒が帰ったあとで「今日私、なんもやってないじゃぁぁぁん!!」なんて頭を抱えることが多かったです笑
いやはや、人に教えることは難しい…!

話は変わりますが、小学生の時に描いた油絵を思い出してみると、当時の私は、上手い絵=写真みたいなリアルな絵 だと思っていたので、”リアルな絵が描きたい欲”が強かったです笑  そのため、なるべく柔らかい絵の具を選んで、薄く伸ばして、細かくリアルにリアルにリアルに描こうとしていたと思います。もちろんリアルになんて描ける技術は無く、やる気が空回りばかりしていました笑笑

けれど今、生徒たちの十人十色な作品を見ていると、リアルな作風よりも、形は歪でも、味があったり個性がある方が素敵だな、と感じるようになりました。確実に、小学生の時の私とは、価値観が変わってきているな、と実感しました。もちろん、写真みたいなリアルな絵は、作者自身の技術(写真みたいに絵を描くことができる技術)が光っていて、魅力的です。しかし、形や色が完璧でなくても、少し歪で個性的な作品も、リアリティの魅力とは別に、人を惹き付ける力があるなと思いました。

生徒の中でも、高学年の子たちは、今までノリ先生を始めとする(ここ大事!)ミオスの先生方に教わってきた技術を使って、細かく繊細に絵を描ける子が多いイメージです。一方、低学年の子たちは、まだ絵を描くことに慣れていないので、幾分かは形は歪になってしまいます。けれども、だからといって個々の作品に魅力が無いわけではなく、むしろそれぞれの個性丸出しで、色使いも派手で、それはとてもとても魅力的な作品に仕上がっていました。自分もバイト代を出してでも欲しい…と思った作品もあったくらいです笑

私は今回のカリキュラムでは、生徒たちの素晴らしい作品を見ることができ、まるで美術館に行っているみたいで楽しかったです!!

小学生の油絵ワークショップ報告第二弾

前のブログのマユカちゃんと同じく、今年の春頃から小学生クラスをお手伝いさせて頂いています、美術高校3年の一葉です。ミオスには中学2年生の1学期から学生クラスに通っています。高校では油絵を描いていて、大学も油絵科を志望しています。油絵科ということで小原先生から過度な期待があり、夏休みワークショップの間は毎日のようにお手伝いに来ていました!

今まで同級生の油絵や、美術館で有名画家の油絵はたくさん見てきましたが、小学生の油絵を見るのは初めてでとても楽しみにしていました。
いざ授業が始まると、さっきまで楽しくおしゃべりをしていた子達がとても真剣な顔で描いている姿が見えて、そのギャップが素敵だと思いました。また、先生に積極的に声を掛けて質問している子が多く、その向上心に感動しました。

大人の描く油絵と同じように、子供たちの油絵にも絵の具の盛り具合や筆のタッチの方向、ストロークの長さに、それぞれの個性やこだわりが出ていて面白いと思いました。特に色の使い方では、全体的にビビットな画面、パステルな画面、明暗のコントラストを意識した画面などバリエーションが豊富で、壁一面に絵を並べて見た時に目が楽しいと感じました。

ただ、モチーフの中にできる『陰』の部分とモチーフの接地面から床に落ちている『影』を描いていない子が多かったので、そこを意識できれば更に良い作品になると思います。

今回小学生の油絵を教えましたが、小学生から学ぶことがたくさんあった素敵な授業でした。今後の自分の作品にも活かしたいと思います。

私が最近アトリエで描いた油彩の人物画も添付します。肌の色を美しく見せる為、下地に動脈を意識した紫と、静脈を意識した緑、表情筋を意識したオレンジを多用しました。乾いた後に表面の皮膚の色を塗っているので、透明感のある肌に近付いたように感じます。サイドの髪の毛がのっぺり見えないよう、端まで気を使いました。微妙な切れ方になってしまった手が自然になるように描くのがとても難しかったです。

小学生の油絵ワークショップ報告第一弾

オバラです。夏休みワークショップの中で一番人気だった小学生対象の油絵講座。普段アトリエに通っている生徒達と合わせると、なんと140人もの小学生が夏休み中に油絵を描きました!
油絵は1日では完成しませんので、3~5日掛けて制作します。間を取って4日×140人=560!夏休みの間だけで、560人の子どもと油絵を描いていた訳です!ゼーゼーです。
いくら油絵科出身でも、これはなかなかハードワークでございました。(7月後半から8月に自分の個展なんてやってしまったもので、ますます首を絞めた感じ。)
しかしいつものことながら、この素晴らしい完成作品を見ると、疲れも吹き飛んでしまうんですけど…。

夏休み中は美術系高校に通う高校生や、美大進学予定の学生に、毎日手伝いに来てもらいました。学生クラスでは大変厳しく躾けていますので、これがまぁ良く働くんです。しかも私に鍛えられているのが慣れっこになり過ぎ、小学生にも微妙に厳しいw
その甲斐あってのクオリティーに仕上がりました!学生達に紹介してもらいます。
はじめまして!今年の春頃から主に月曜と水曜小学生クラスをお手伝いさせて頂いています、高1のマユカです。ミオスには美術系高校受験を意識し始めた中学2年生の頃から学生クラスに通っています。これからどうぞよろしくお願いします!

さて今回は油絵についてお話させて頂きます。
油絵といえば昔の有名な絵画に使われているように長持ちし、厚塗りによって重厚感のある絵が描けるイメージがあります。が、油絵の具は乾きにくく、一週間たっても手に絵の具がついてしまいます。また、油なので洗濯しても落ちにくい……。
作品を作っていく過程で服や靴下を油絵の具で汚してしまっている子や、顔にべったり絵の具がついてしまった子もいたり……。帰ってきた我が子を見て驚いた親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし、いっぱい汚れて頑張って描いた作品はどれも重厚感があり、明るめの色彩で子どもらしさを出したとても素敵なものになりました!
子どもたちが次々とキャンバスに色をのせていくのを見て「小学生でもこんなに描けちゃうんだ…すごいなぁ…」と終始驚いていました。私が子どもたちに教えることよりも、子どもたちに教わることのほうが多かった気もします。
これからまた油絵を描く機会があったら、今回大変だったことや楽しかったことを思い出してランクアップした絵を描いていってくれたら嬉しいな、と思います。

幼児の夏休みワークショップ報告

今日は台風の影響で14時近くまでアトリエの近所は全て停電。電気もクーラーも付きませんので、プライベートレッスンのご予約は全てキャンセルさせて頂きました。ご迷惑をお掛けしてしまった皆様、心よりお詫び申し上げます。

オバラです。午前中に台風のゴミを掃除しまくり汗だく、クーラーも効かないので隣のコンビニでアイスを買おうと思ったら、当たり前ですが冷凍庫・冷蔵庫の商品が全滅でショック。うちは電気がなくても被害は少ない方かもしれません。

さて遅くなりましたが、夏休みワークショップの幼児部門のご報告です。今年は魔法尽くし!
魔法シリーズ第一弾の『ポーション瓶とスライム・魔法の実験の絵』は、エッジを破り古さを醸し出した和紙をカラメル色素に浸し羊皮紙に見立て、謎の文字を書いたラベルをポーション瓶に貼りつけました。怪しい液体(スライム)作りは実験のようで楽しそう!色付けにはゼリー状の食紅を使うと透明感があって美しいスライムができあがります。
出してデロデロ、触ってベタベタ、額に乗せるとヒンヤリ、遊んだ後は魔法の実験の絵をしっかり丁寧に描きました。

魔法シリーズ第二弾の『魔術で使う金貨・宝物発見の絵』は、魔導士が魔術で使う古びた金貨作り。油粘土にコーラの王冠でギザギザエッジのコイン型を押し、楊枝で魔法陣を描いたら石膏を流し込みます。固まったら精巧な型取りコインの出来上がり!黒のアクリル絵具で下地作り、次に金のアクリル絵の具で渋くて古めかしい金貨に仕上げました。旅人の持つ金貨入れに入れれば、気分はすっかり魔導士見習いです。
金貨をゲットする宝探しの絵も、動きがあってとっても上手!

魔法シリーズ第三弾は『輝く魔法のステッキ・光る魔法を使っている絵』でした。木の棒に紙粘土を巻き付け、ビーズやビー玉などキラキラする宝石をちりばめるだけでなく、先端にはLEDライトまで埋め込みます。プラ板で作った飾りも付けて、それはそれはステキなステッキに!(これはつい言ってしまいますよね!)カーテンを閉めて室内を暗くし、光らせてご満悦でした!絵描きは、花火のように輝く魔法の絵を描きました。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。ワークショップに参加されたお子様で、10月30日までにご入会の方は、入会金から2,000円割引致します。どうぞご検討下さい。

坂本さんへの期待


坂本 岩絵具(日本画)

早いもので9月となりました。秋も近づいております。
今回は、土曜午前クラスの坂本さんの作品をご紹介します。お堀沿いの桜の並木が最盛期を迎えた春の景色をモチーフに描かれました。手前から奥へゆったりと広がった空間が目を引きます。

坂本さんにとって岩絵具は未知の素材ではありながら、やはり色の取り合わせという意味ではいつもながらのセンスが反映されています。
以前からも水面を描くことはしばしばありましたが、それを表現する上での色の取り合わせが何とも美しいのです。桜の色が影の投影と共に水面に反射して、うっすらと紫がかった色など絶妙な色をあてはめているのが見てとれます。
それでも全体的には桜を主役として引き立たせる為に、抑えるところはちゃんと抑えるといった絵作りもぬかりがありません。

今回は、日本画の最初のチャレンジということで桜の花の柔らかさ、繊細さはまだまだこれからという印象をもつ反面、坂本さんが岩絵具描を扱い続けるならば、どんな絵を見せてくれるのだろうかという期待感があります。

幾ばくかの面白みを岩絵具に感じたとしたら、是非又描かれることをお勧めします。

下地作りワークショップ

大竹です。先週の日曜日に開催させて頂いた、油絵で活かせる下地作りワークショップのご報告です。
スペースの関係で定員を16名に設定していた中、15名の皆様にお集まり頂きました!皆さんの新たな技法の探求心、下地作りの関心の高さが伺えます。普段の授業では一人一人個別に指導をしていく形ですが、今回はズラリと机を並べ皆さんの前に立ち説明していく学校の授業のようなスタイルでやらせて頂きました。

今回はペインティングナイフで絵の具をガンガン乗せていき、下地をそのまま活かして仕上げる方法で進めていきました。皆さん、油絵の具そのものの質感を楽しみながら下地を作っていき、途中で他の人はどんな色合いになったか鑑賞しながら制作して頂きました。
ペインティング
ナイフは油絵の具の掠れたマチエールを作りやすいので、今回の描き方は特に油絵らしい絵になったのではないでしょうか。使用した絵の具やモチーフは全員ほぼ同じですが、人によって下地や果物の表情は全く違っていますね。こうした絵は特に性格が現れてくるように思います。例えば安定を求める人はあまり激しい色の差を好まず変化を少なくしていく傾向があるようです。カラーセラピストという人が選ぶ色からその人の心理状態を診断しカウンセリングする仕事もある位ですから、絵というものは自分の内面がにじみ出されるものなのだと分かりますね。

ワークショップ後、「自分の絵じゃないみたい!自画自賛!インスタに上げた途端、20人位からいいねついた!外国人の人が5人もいる!」と喜びの声も頂きました。皆さんの作品制作の幅を少しでも広げる事ができましたら幸いです。

おやこ・夏のワークショップ 8月

先週木曜の記事に続いて、親子クラスより8月に行われた夏のワークショップの様子をお伝えします。最初の写真は、827日『Tシャツ作りと洗濯ごっこ』です。まず最初の制作として、画用紙で作った白いTシャツにクレヨンで模様を描きました。ストライプ模様や顔が描いてあるTシャツなど、可愛いデザインのTシャツができました。そしてズボンと靴下、こちらもまた違ったデザインを描いている間に、誰の洋服にしたいか具体的なお話も広がってきました。オリジナルの洋服が出来たところで、お待ちかねの「洗濯ごっこ」遊びの時間です。このワークショップの為に事前に作っておいた洗濯機が登場~!!最近はドラム式洗濯機も増えてきてますが、縦型洗濯機のご家庭もあると思うので、2種類作ってみました!この洗濯機、親子クラスの授業で大活躍なのはもちろんのこと、他のクラスでも好評を頂いたり、先日ミオスに新しいクーラーを取り付けに来た電気屋さんにもお褒めの言葉を頂き嬉しいです!

ごっこ遊びは、23歳頃から始まり、幼稚園児ではピークを迎える頃ではないでしょうか?おままごと等の「お世話遊び」は、お母さんの家での様子を観察記憶したり、お手伝いの経験をごっこ遊びの時に思い出しています。参加してくれたお子さんは、普段から洗濯お手伝いをしているようで、段取りがよく分かってましたね~。洋服を洗濯機に入れたり、洗濯ばさみに挟んで干したり、リアルなごっこ遊びが展開されました。

次の写真は、820日『段ボール秘密基地』です。毎年変わらず、ワークショップの中で一番人気!大小沢山の段ボールを使い、高い塔のある基地にしたり、トンネルを作ったり、教室の端から端まで巨大基地ができました。トンネル作りには、大量の段ボールが必要なので、段ボールを押さえる人、テープを貼り繋げる人、みんなの力が必要です。こども10+お母さん達が協力して作り上げた基地は、出来たときに達成感があります。この基地は、ジャングルの中にある設定で制作しましたが、壁面をダイナミックにカラフルペイントしたので、かなり派手で目立ちますね。最後はトンネルや基地の中を探検して遊び!狭い空間はこども達にとって特別な場所のようで、探検ごっこは楽しすぎてエンドレス~!

最後の写真は、86日『粘土で作る海底お城』です。「海底にあるお城には誰が住んでいるのかな?」「どんな形の窓にしたい?」といった、お母さんからの問いかけによって、こども達の発想はどんどん広がっていきます。お城建設の構想がとてもユニークで、そのアイデアに関心してしまいました!!材料は、白粘土(好きな色の絵の具を混ぜる)・カラー粘土・貝殻・ビー玉、全員同じ種類と個数を使っていても、出来上がった作品は写真のように、実に個性的ですよね!

来週から通常授業になり、少人数でスタートします。これから始めようかなとお考えの方には、丁度良いタイミングだと思いますので、ご興味があればぜひお問い合わせ下さい。(Eri Ito)

<今後の予定> 9/10 9/24 10/8 10/22 11/12 11/26 12/3 12/17

夏休みワークショップ終了しました

無限の可能性を秘めたる小さき魔導士達よ!
この夏、その力を解き放ち頂点に君臨せよ!

という中2病のようなコンセプトで行われましたワークショップも、夏休み終了と共に幕を閉じました。
一番人気は、魔法とはなんの関係もない油絵講座でした。
二番は、魔法とはなんの関係もないポップアップ絵本講座でした。
三番は、魔法とはなんの関係もないデッサン強化講座でした。
一平先生が企画運営したポップアップ絵本講座に負けたのが、一番ショックでしたorz
来年は負けないぞ!   オバラ

デッサン強化ワークショップ

どうもミオス助っ人の菜々子です!
今日は学生・小学校高学年対象の『デッサン強化ワークショップ』についてです!
先週の木曜で終わってしまいましたが本当にたくさんの方に受講していただきました!
3日間合計で40名以上の方が参加、14台あるイーゼルが足りず、卓上デッサンも設けた程の大盛況でした!

やっぱり皆さんデッサン上手になりたいですよね〜(´∀`)共感。と思いながら教えておりました。受講した全員が、ワークショップが終わる頃には「本当に小学生が描いたデッサンなの?!」と思うぐらい、格段と上手くなっていました。その成長ぶりは本当に凄まじかったです…。
私も小学生の頃ミオスで初めてデッサンを習い、コツを教えてもらいました。「今まで生きてきた中で1番上手にかけた!」と思い、嬉しくなって、その後ワインの瓶を自由帳に描きまくっていたのを思い出します(笑)

デッサンは全てのアートの基本中の基本です。もちろん必ずしもデッサンのような正しい絵が良いというわけではありませんが、正確に物の形をとらえられると描ける絵の幅がぐーんと広がります!歪んだ絵を描くピカソも、本当はめちゃくちゃデッサンが上手ですよね!デッサンありきのあの絵なのです。
学校の図工の時間には絶対に教えてもらえないことをたくさん教えられたのでは無いでしょうか…!
これからの制作活動に役に立てば幸いです。
参加者の皆さんどうもありがとうございました!