満員御礼の勉強会

皆さん、新年度が始まりました。4月からも楽しくいきましょう。

先日、骨格についての勉強会を行いました。
人間をリアルに描く為には目に見える表層に囚われるのではなく、その内側にある骨格を理解することが大切だというお話させて頂きました。
参加された皆さんには、鏡に映った自分の顔を見ながら頭蓋骨を想像して描いて頂きました。普段こうしたことは中々経験がないと思いますが、やはりやってみると本当に難しいんです。
描いている最中も「こんなに自分の骨を意識して顔を触ったことって無かった。」という感想が多数聞こえました。
今回は頭部にクローズアップしましたが、人体を描く上で内側にある構造を探っていくということをあらためて意識して頂ければと思います。

下記の文章は今回使用したテキストからの抜粋です。是非参考になさって下さい。

「自分の頭蓋骨を想像して描きましょう」

〇斜めから見た自分の顔を鏡に映し、頭蓋骨がどのような形状をしているか良く観察しましょう。
〇一方向からの光を設定しましょう。その時に頭蓋骨の明暗がどのようになるかを考えましょう。
〇正中線、眉、鼻、口、耳の左右を結んだ線の傾きを正確にとりましょう。

●男女の頭蓋骨の違い
・全体に女性は丸みがあり、男性はゴツゴツしている。
・女性は眉弓(びきゅう)から額にかけてのラインが垂直に近い。男性は眉弓が出っ張っていて、額のラインが傾斜している。
・女性に対して男性はエラが貼っている。
・女性の下顎のオトガイが男性に対して華奢である。
・女性に対して男性の乳様突起が発達している。
・男性は後頭部の下方部が出っ張っている。

初めまして 幼児クラス 

 初めまして。えり先生より水曜日幼児クラスを引継ぎましたえつ子です。
多摩美術大学グラフィックデザインを卒業し、他のお教室で幼児クラスを担当していました。
昨年末よりアトリエ・ミオスの子どもたちとご一緒でき期待に胸を膨らませています。皆さんの真剣に取り組む姿に感動し、表現へのお手伝いをお支えできればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 4月、進級した子どもたちは元気に扉を開け新しいクラス、お友達と会えてとても嬉しそうに話しています。春休みの間に素敵なお兄さん、お姉さんになり頼もしく感じました。

幼児クラスでは、先週は水彩「夕暮れ・飛んでいるもの」、今週は粘土「こいのぼり」を制作しました。水彩では、空に飛んでいるものって何がありますか?の問いに星、雲、鳥、飛行機、北海道に行ったよ!沖縄に行ったよ!と楽しい思い出を聞きつつ相談して飛行機に決めて各々デザインしました。様々な模様や色が綺麗な飛行機など個性ある飛行機に描けました。
その後、水彩でグラデーションに塗りました。筆につける水の量に苦戦しましたがダイナミックに筆を動かすことができました。
今週の 「こいのぼり」は紙粘土を使用しました。先月のひな祭り制作で粘土を経験しているため粘土の色付けもとても慣れています。手が真っ青、真っ赤になりながら思っている色に近づくまで根気よく混ぜ合わせ、色が足りない場合は「青色くださーい」と元気な声が上がっていました。

春の学生クラスのご案内⭐︎

左上 中2  /  中央上 中1  /  右上2枚 中2
左下 中3  /  中央下 高2  /  右下 中1

学生クラスの作品と最近の授業を様子をお伝えします!
新年度が始まり、学生クラスは新しい学校の話しやクラス替えや部活のこと、進路のことなどを報告し合いなんとも楽しそうです。
そんな生徒たちの話を静かに暖かく見守りたいのですが、今年デビューした花粉症のせいでクシャミが止まらず、キラキラ和やかムードをぶち壊している菅原です。ハックシュン!

そんな学生クラスの生徒の作品たちがこちら↑↑ 鉛筆の自画像や油絵、水彩画やイラストなど、バラエティに富んだ作品たち。
なぜここまでバリエーションがあるのか?と言いますと、学生クラスは一つのテーマに全員で取り掛かるのではなく、それぞれが課題設定し描きたいものを決めているからなんです。言ってみれば、毎回自分の企画を持ち込み、講師とともにプロジェクトを進めているようなものなので、自主的に物事を考える力が育まれ、かつモチベーションを保ちやすいカリキュラムになっています。他にもデッサン、デザインや日本画のような平面作品から立体工作まで、作るものに制限はありません!
美術系高校・美大に進学希望で週2~3回アトリエに来てしっかり受験絵画を学んでいる生徒もいますが、上記にピックアップした作品は、全て美術系進学ではない学生のものです。その為、イラストを極めようとして何枚も描いている子もいます!

そしてアトリエ・ミオスは、「遊びも勉強も真剣にやれ!」という方針なので、ハロウィンやクリスマスなどのイベント事も全力投球で楽しみ、アートの精神を鍛えています。生徒以上に講師陣が楽しみ、生徒にドン引きされることもしばしばですが、だいたいそんな生徒も最後にはノリノリで楽しんでいるのでお許しください!笑

小学生からミオスに通っていた私自身がミオスに感じる強みは、圧倒的なアットホーム感にあります。冒頭で触れたように、学校のこと、進路のこと、悩み事を、学校とは切り離された空間で作品制作という自己表現活動を共に行う仲間だからこそ安心して話せるのかもしれません。絵画指導は勿論のこと、そうした心地よい雰囲気づくりにも力を注いでいます。
進学・進級を期に新しい事を始めたくなったら、美術もその選択肢に加えてみて下さいね!

水曜ブログお休みします

今年に入ってから始めた、保育園アートボランティア。企画して、試作して、カリキュラム作って、事前ミーティングして、準備して、当日(半日ですが)授業する。ただでさえ毎日真夜中まで仕事をして週7日授業があるのに、自分の首を絞めてしまった気がしますが、ミオスの皆様にご迷惑お掛けしないように頑張りますね!

大変申し訳ございませんが、滝口先生が退職してしまいましたので、水曜日のブログをしばらくお休みさせて頂きます。楽しみにして頂いております皆様にはお詫び申し上げます。  オバラ

ミオス開校初めての展覧会

上段左から 松岡 釜井 高橋 鈴木
下段左から 米本 永瀬 海江田 田中
(もう一人のメンバー、佐竹さんの作品だけ写真が不足しております。お詫び申し上げます。)

オバラです。タイトルを見て「あれ?」と思われた方、多いですよね。「展覧会なんて何度もやっているじゃないの?」と。
違うんです!今回はなんと生徒さん主催のグループ展なのです!私はノータッチ、ノーアドバイスなのです!
素人の方が自分達の力だけで作品展を開催するのがどれだけ大変か、なかなか想像も付かないでしょうが、例えばギャラリーを決めるにしても、貸し画廊と企画画廊は見た目では違いが分かりませんし、貸し画廊とわかったところで、オーナーと日時や値段の交渉もしなければなりません。DM作り、事前準備、搬入、展示、受付当番、搬出にしても、何を準備し、どのようにしたら良いか見当も付かないでしょう。
絵を描いて出品作品を決め額縁だけ用意すればいい、いつでも好きな時に搬入OKなアトリエの展覧会が、なんて楽なんだと思う程、苦労されたと察します。私にとっては生徒が藝大に入学した時と同じ位の感動と喜びで、本当に皆さん良くここまで辿り着いたと感激しております。

話しは変りますが、私は常日頃から「寒気がするほど薄っぺらい絵が嫌い!」と豪語しております。素人の薄っぺらい絵は指導者の能力が低い、それが言い過ぎなら、甘い為に生み出されます。下塗りという基礎作業や色の幅を広げることを疎かにし、単純に簡単に短時間で完成を導き出した作品は、絵の厚みが不足しているときちんと知らせるべきだと思います。素人がパッと仕上げた絵は、じっくり見る価値なんてありません。サッと見て終了。そこの大切さを知ってもらう為に、大変厳しいアドバイスをしていると自覚しています。
何が言いたいのかといえば、つまりこのグループ展は、仲良しこよしのサークル仲間でお互いを褒め合って開くような展示会ではないということです。隣の人が頭ごなしに怒られているのをため息を殺しながら見守り、自分は気を付けようと意識し、切磋琢磨して制作している方々の血と涙の結晶の展覧会なのです。
これはミオス生徒として
見ないと損をします。ぜひ会場に足を運び、結晶の数々をご高覧頂ければ幸いです。(そしてクラスの違う生徒さん達と小原の悪口を言い合い意気投合して頂けると、日頃のストレス解消になるでしょう!)

会期 : 4月18日(水)~23日(月) 11:00~19:00(最終日16:00まで)
会場 : クイーンズスクエア横浜 クイーンモール2階 みなとみらいギャラリーB
交通 : みなとみらい線 みなとみらい駅下車 徒歩2~3分

甘えん坊の作品

学生クラス 雄耶 高3の時の作品
どうも幸介です!本日ご紹介するのは、絵が試験に出る美大受験生でも無いのに、なぜか高校2年からアトリエに通い出した雄耶の作品。この春から一般大学のデザイン科に通うことになりまして、アトリエも卒業いたしました。本日載せた3枚は、その彼が昨年から今年の3月までの間に描いた作品です。

まずこの生徒、とても甘えん坊で、「どうやったら描けますか」「できないです」「先生描いて下さい」「もうやりたくないです」が口癖です。授業中も『僕のことかまって!』と目で訴えてくる彼ですが、いざ先生にかまってもらったり指導してもらうと、今度はアレ嫌だ&これ嫌だ&出来ないのオンパレード。駄々っ子なのでしょうか。そりゃ岩田先生もキレるよ!と感じておりました(笑)。美大受験しない学生の中では画力もなかなか高く、アトリエ以外でも自主的に創作活動をするなど意欲はあるので、その甘えたがりなところや優柔不断なところさえなければ、講師陣に怒られることもなく正当に評価されただろうに!

さて、本日載せた作品は、油彩2枚と石膏デッサン1枚。立体感や質感ある程度捉えられてはおりますが、陰影を色彩で描く力がまだまだ弱いかなと思います。テクスチャーや、素材そのものの色彩にひっぱられてしまっている印象。モチーフの形を取る力は良くなってきていますね。今後は大学の課題も忙しくなると思いますが、どんどん色彩を使った絵を描いて画面を作る力を養っていってほしいです。

彼に足りないのは、練習した枚数だけ。時間を作って沢山描いて、またアトリエに見せに来てくださいね!!待ってるからねー!

勉強会後記

岩田です。本日は勉強会参加された方、どうもお疲れ様でした!こうして今年も講座をさせて頂けたこと心より感謝申し上げます。            

飲み会では、しょうもない話と真面目な話が入り乱れ、お酒も入りすっかり気持ち良くなってしまいました。来週はまた真面目にブログ書きますので今日のところはご勘弁下さい。どうも有り難うございました。

ミオス製菓 デザインチーム

大竹です。今回はワッフル作りに続いて、春休みワークショップ『目指せ売れっ子デザイナー!』ということで、小学生達によるお菓子のパッケージデザインの様子をご報告をさせて頂きます!

私はデザイン科の高校出身なのですが、一年生の授業でパッケージデザインの課題をやった事があるので、当時を思い出し懐かしくなりました。商品のターゲット層、中身、マスコットキャラクター、ロゴ、箱の形に至るまで全て自分でデザインする課題でした。高校生がやるような課題ですから、小学生には少し背伸びした課題かな?と思いましたが、中には作業にドップリとハマってしまい、終わった後に「生まれて初めて肩凝った~!」と伸びをしている子もいたりしました。それほど集中していたのでしょう。

箱の網目模様はマスキングテープを貼った後、色をグラデーションに塗っていきます。マスキングテープで保護された部分は絵の具が乗らないので、網目模様を作ることができます。絵の具が乾くのを待つ間に別紙に商品名のロゴデザイン等の下書きを描いていきます。絵の具が乾いたらゆっくりとマステを剥がし、カーボン紙を使い下書きを転写します。後は色を塗って完成です。今回はワークショップなので時間が限られていましたが、もっと時間があれば中身のお菓子も作ってみても面白そうですね!

こちら一人の子をピックアップした写真。お母さんの作ってくれるイカ飯が大好きだそうですが、作るのが大変手間の掛かる料理だそうで滅多に食卓に上がらず、「いつでもお手軽にイカ飯を食べたい!」と、味を再現したイカのおせんべいだそうです。着眼点が素晴らしい!
また『三昧』の文字が、もち米主成分の為『ざん米』になっているところ、イカの『カ』の文字のはらいの部分が、イカのイラストになっているところに、オリジナリティーを感じます。90分でここまで完成させられるとは、将来はデザイナーになれそうですね!
次回の夏休みワークショップもお楽しみに!

小学校受験 春休みワークショップ報告

小学校受験・春のワークショップのご報告です。

① 黒模造紙を指示通りの順序で折って輪にし、糊とセロテープで留め、車両を作る
② 側面にタイヤを貼る / 窓に敬礼している運転手さんを描き前面に貼る / 前面にライトを貼る
➂ 帽子の前後を間違えないように、ひさしを付ける
④ お友達と一緒に車体を連結して遊ぶ

・車体にはあらかじめ、下部に水色のラインがつけてあります
 指示はその線に対して説明されますので、どこに付属品を付けるか考えることが大切です
・指示制作で作り方が分からなくなったり忘れてしまっても、見本が教壇に置いてあります
 先生に聞く前に見本をよく見て、自分の作品と違う部分を探し一人で直す癖をつけましょう
・出来ないことがあっても引きずらず気持ちを切り替え、次の作業に精一杯取り組みましょう

こちらに書き出した指示・注意事項の他にも多々説明が加わる中、楽しみながらしかし正確に完成に向かって進めていきました。
最後には連結してアトリエ内を走りました。受験では、初対面のお友達とも「一緒に繫げよう!」「遊ぼう!」と恥ずかしがらずスムーズに声が掛けられる姿勢が期待されていますので、少しずつ経験を積み慣れていけるといいですね。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。外部の方もご参加頂ける次回ワークショップは、夏にございます。こちらのブログにてご紹介させて頂きます。

みなさんの美術世界の出会いを探し続けてください !!

大澤 油彩   

 水曜日担当の滝口です。
いよいよ僕にとって最後のアトリエミオスでの仕事となりました。
最後の言葉は後回しにして、今回の作品紹介は、夜間社会人コースの大澤さんの油彩です。
 右の作品は、小原先生曰く今は別の作品を上にお描きになって現存しないということで見ておりませんが、左の作品はほぼ僕が授業で見せていただいた完成作品になります。描き初めから描き終わりまで、じっくりじっくりと時間をかけ、決して大きくない小ぶりな作品でしたが、大澤さんが納得するまで修正を繰り返しながら、細かい部分までもしっかりとこだわって仕上げて行きました。
 単純に言葉でその経過を説明してしまうと、作品やそれを描いた人の客観的で表面的な陳腐な言葉で終わってしまうことが、毎回こういうブログなどで書いていると心残りになってしまいます。画家やアーティストと呼ばれている人たちは、作品は人生の痕跡でもあるので、作品が継続して語っていくことが出来ます。そういった側面が、例えばある絵がなん億円にもなる価値が生まれる所以でもあります。それはそういった世界の中で繰り広げられているのであって、普通の生活の中での美術の表現とは違います。
 でも、やはり普通の生活の中での美術表現にも価値が大きくあるわけです。それはやはり、言葉で書くと安っぽくなってしまいますが、お金ではなく人生の価値だと思います。大澤さんの右の作品は、もうないそうですが、この残された写真を見ても、大澤さんが生きて歩んだ時間の痕跡がしっかりと感じます。下の海の波しぶきの単に白絵の具で描いただけでない色合いや海の中に少し見える黄色味がかった下地なども生き生きと感じられます。
 花の絵にも、細かい部分までピントが合った花と、少しボケ気味の花などのリズムもしっかりと時間の痕跡が現れています。描き終えてしまうと、それは過去のものになりそこまで感じなく思いますが、作品の魅力はやはりしっかりと刻み込まれています。大澤さんの作品の魅力は、その表現の行為にあると思います。題材のテーマではなくて、油彩のキャンバスと絵の具との痕跡から生まれる世界と言うんでしょうか、人生です。
是非これからもしっかりと絵に人生を塗り込めていってほしいです。 

 さて、最後の言葉になりますが、短い期間でしたがアトリエミオスで過ごさせていただいた経験は、僕にとって大きなものになりました。大学卒業後、大手の美術予備校で高校生や浪人生を指導していきながら、どちらかというと自分の表現世界を切り開いていきたい方が強く、指導はデッサンなどの技術のみを伝授するだけの繰り返しで、どこか物足りなさや虚しさがありました。ようやく僕の中で写真という媒体での表現方法を見つけ、それはこれからも大切な世界ではありますが、美術指導という世界もまた、今回ミオスでの幼児/小学生コースや、社会人コースを見させていただいて、もっと根本的な部分での美術指導を体験できたと思っております。

 生涯学習という言葉が教育用語でありますが、美術はまさしく幼児から始まり、社会の就労期間を終えてからも継続して学び人生を充実させていくことができる分野だと思います。やはり一言で言えば、『是非みなさんこれからも美術表現を愛し、続けていってください!!』なのですが、物足りないですね〜〜
 確か年末の講師紹介で書いた気がしますが、この世界には見たことがないような世界や作品、音楽・・・なんでも良いですが存在してるわけです。それに出会えると感動して、あ〜〜生きてて良かったと思えます。心が震える体験です。それを感じたいし、もし見つけたら人に教えていんです。なので、やはり最後の言葉は、『みなさんの美術世界の出会いを探し続けてください !!』の二つになるんでしょうか。

  ということで、大変長いブログ記事を何度も書いてしまいましたが、なかなか僕は呑んで酔ってもあまり会話ではこういうことも語らないので、心の叫びを綴ってきましたが、お付き合いいただいてありがとうございました。
本当に、アトリエミオスで出会った生徒さんや先生方に、面と向かってしっかりお礼が言えたかどうかが不安ですが、小原先生はじめご迷惑をおかけしたこともあり、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、そんなに遠くない距離ですので、お会いすることもあると思います。でも、実は僕名前とか直ぐに忘れてしまう情けないタイプなので、失礼があるかもしれませんが、もし見かけたら声をかけてください。まあ僕本人よりも僕の作品を見ていていただけたら嬉しく思います。
本当に短い期間でしたが、ありがとうございました!!