美術の道に進むとは


加余子(高3) デッサン/木炭紙

どうも幸介です!本日ご紹介するのは、花の女子高校生&春から美大生な加余子の作品。とは言っても彼女、小学生クラスの時から知っている間柄ですし、最近ではアトリエの小学生クラスの手伝いもちょくちょく来てくれたりしてまして、わりと生徒というよりも身内に近い存在です。

小学生の時から油絵などではなかなかのセンスを見せていた彼女。ですが、まさか本当に美術の道に進むとは思っていませんでした。美大進学が決まったくらいからは、僕や小原先生に『頭を使って描くこと、頭を使って生きていかなければ意味が無い。考えられない・動けない人間はいらない』と理不尽なことを言われたりしながらも、その期待に応えようと彼女なりに作品と向き合い、考えて行動していました。小学生クラスの手伝いのときも、講師陣の動きを見て手薄なところに回ったりする姿を見て、頼もしく思います。まだ未熟な面もありますが、しっかり周囲を見て、自分の居場所を確認できているようです。

ただただ描かず、わざわざ頭を使って描く。「ただのデッサンでそこまで考えなきゃならないの!?」ってレベルまで考えないと、美術を仕事にしていくのは難しいと思います。まぁ加余子は勘の良い子ですから、きっと大丈夫だと信じております!!

そういえば今日載せた彼女の作品に触れてませんでした。左から講評すると↓

左:手前の手が表面的。裏側を感じない。手首の回りこみなどが弱い
左中:上下の骨の接点などに、ぴんと張り詰めるような緊張感が無い。繊細なのか土臭いのか、絵の方向が定まってない。
右中:全体的にデッサンがくるっている。写真を元にしたせいか、床も手も歪んで見える
右:手前の足に光りが足りないので前に出てきてない。結果、下半身のデッサンがくるって見える。

…と、絵に関してまだまだ考えられる点は沢山ありそうですね…!!のびしろもたっぷりな彼女、これからの作品にも期待です!!
田中幸介