飲みました

オバラです。本日は水曜夜間大人クラス恒例の忘年会でした!(今、数えてみたら12年目でした!)
今回は入会されてまだ数ヶ月の新しいメンバーの方々も交えての忘年会でしたが、20代から70代までの9名で盛り上がりましたよ☆
場所はクラスの生徒さんのお知り合いが最近オープンされたイタリアンでしたが、実は夏に初めてこの店に行った時、バイトをしていた元生徒に再会し、現在美術系の専門学校に通っていることを聞き、アトリエのアシスタントにスカウトしたのでした。世間は狭く、ご縁は素晴しいです。
と、酔っ払っているのでツラツラと乱れた文章、失礼しました。この辺でお開き~。
アトリエから徒歩1分のこちらのお店の情報が知りたい方はオバラまで。(飲み放題付きコース料理で4,000円!牡蠣と白子のグラタンが驚き!)

囲みデッサン

オバラです。久し振りに学生クラス中1~高3の46人全員参加の囲みデッサンをやってみました。
頭骸骨2体をブロック越しに対でセットし、両脇に蓋を開けた薬ビンをあしらうという難易度の高いモチーフ。
今回はデッサン力をアップするというより、田中先生と岩田先生が描き方を説明しながら10分間で描いたエスキースを元に、構図について理解を深めることを第一の目標に設定しました。


左 岩田 / 右 田中

この2枚は1ヶ月間壁に貼りっ放しでしたので、大人の方達にもいくつかのクラスで『何が描きたいか明確なアピールする為の構図うんぬん』を講義させて頂きました。解説をしていないクラスもありますので、ここで少し補足します。
空間の認識の仕方が2枚に共通する点です。この絵を見た第一の印象が「岩田先生の絵は上が空き過ぎているような」、「田中先生の絵は左が空き過ぎているような」気がしてしまった方、普段制作する際、幕の内弁当のようなギュウギュウ詰めの絵になっていないか要注意です。
大人クラスに入会してすぐに全員に描いて頂くワインのビンのモチーフをセットする際、三角形の構図をご説明させて頂いております、『安心安定はつまらない構図のはじまり。それをあえてやるのは宗教画が多い。』という話し。これを常に頭に入れて忘れないで頂きたいのです。
何を一番に描きたいか、画面のどこにそれを配置したら魅力的に見せられるか、配置を考えることはたくさん描き込むことより重要です。一つひとつのモチーフがどんなに上手に描かれていても、構図が悪ければ0点です。審査する土俵にすら上げてもらえない。高級ブランド物で身を固めても、組み合わせるセンスがないと下品に見えて台無し、と言うとわかりやすいでしょうか?
手を動かすだけでなく、机上の勉強も必要ですね。構図について、時間を掛けて考える癖を付けて頂きたいと思います。

正月の御飾り

どうも幸介です!本日は、11月より制作してきました小学生クラスのカ紙で作るお正月飾り」が完成しましたので、そちらのご報告です!

紙で作った飾りは、誰しもが神社などで見たことがあるものの、作り方を習ったり見本のようなものも身近に存在していません。インターネットで検索しても、あまりヒットしません。そんなこんなで、今回のこの課題、小原先生の持参した一枚のフライヤーの写真を見て、小原先生と南澤先生と僕で独自解釈して作り方を解読しました。見本を作ってる最中に結構熱中してしまい、全然正月に関係ない御札なんかも作ったりしましたが、紙の「白」と墨の「黒」、そして日本的な「朱色」だけで構成された飾りはスッキリとして美しく、日本的な直線美を内包したそのミニマルな美に、自画自賛で惚れ惚れとしたのでした。

今回の課題、仏教というよりも邪教みたいな仕上がりになっている生徒もおりましたが、是非ともお正月にご自宅に飾り、厳かに新年を迎えていただければと思います!!

田中幸介

ノスタルジア

矢作 油彩

こんにちは。土曜大人クラスの京谷です。ついこの前まで「暑いですね~」などとしきりに訴えていたのに、今では「寒いっ!」と冬空に文句を言っている自分。移り変わる四季折々、師走とはいえ、もう少しこの風情を味わうくらいの余裕がもてないものか・・・とちょっぴり反省です。

さて、今回ご紹介させていただきます作品は、矢作さんの油彩画です。田中先生の「廃墟/工場2」という写真集から一枚の風景写真をお選びになって制作なさったとのこと。早速私も、参考資料としてその写真集を拝見。そして、矢作さんの作品と向き合います。不思議な気持ちになります。「廃墟」なのに・・・という言い回しももどかしく、「廃墟」だからこそ?暖かいのです。懐かしい気持ちになります。この構図のもつ特徴として、奥へ奥へ包み込むように視線を取込んでいくということもあります。また、画面のほの暗い中に差し込む柔らかい光。そのまた最奥にひっそりと息をひそめる「物」たち。光を反射する水溜まり。ただただそこで作業をしていた人々の名残、記憶や痕跡だけがある風景。ふと、私の大好きなタルコフスキーの映画「ノスタルジア」や「ストーカー」などに度々現れるシーンを思い出しました。作品のなか、わずかに湿度をともなった静寂のなかに、色々な音が聴こえてくる。様々な物語が見えてくる。矢作さんは、なぜモチーフとして、「廃墟」をお選びになったのでしょうか?いつの日か、是非伺ってみたいです!

末筆になってしまいましたが、去るアトリエ・ミオス大展覧会の折の矢作さんの出品作「野性味溢れる狼の油絵」はみなさまのご記憶に新しいことと思いますが、酒井先生のブログを拝読いたしまして、矢作さんの作品から感じられる優しい空気感の存在は、私の勘違いではなかった、とひとり納得いたしました次第です。

都会のオアシス

高橋 油彩

寒くなりましたね。

本日は水曜午前大人クラスより高橋さんの油絵をご紹介します。
今回もご自身で取られた写真をモチーフに風景を描かれています。
都会の中のオアシスと言った感じのこの場所。とても面白い場所をモチーフに選ばれたように感じます。モチーフと高橋さんの画風の不思議なマッチが魅力的な作品です。描かれている最中も、これは素晴らしい作品になるぞ、という予感のようなものを感じさせられた作品でした。

葦の枯れた質感はナイフを使って描いたのですが、そこでも高橋さんらしさ全開で、一本一本を細かく描き進められました。
空の色も、これが普通の景色ならばちょっと浮いてしまいそうなくらいの鮮やかさですが、異空間を演出していて面白い効果を得ていますね。林の緑もとても美しく目に映ります。
ざわめきの中で不意に静かな空間に行きあった時のなんとも言えない感覚が伝わってきます。細かく描き込まれたタッチと色彩が調和して、とても美しい一枚になりました。

油絵を何枚か描いたら、デッサンを一回挟む…というようにご自身でペースを作っている高橋さん。難しいなぁと言いながらも、絵とガッチリと向き合っている様子には脱帽です!次の作品も楽しみになりますね! 庄司でした。

お話絵 「てぶくろ」


幼児クラス

冬の定番絵本と言ったらこれ!
「てぶくろ」です。
雪降る寒い森の中、おじいさんが落としたてぶくろに、動物たちが次々と入っていく・・・
小さいねずみから、かえる、うさぎとだんだん大きな動物になっていって、最後はくま!
暖かそうな手袋の中は、いつも間にか動物たちでギュウギュウになってはち切れそう。
手袋の住人が増えるたびに、次の動物が入れるかどうかハラハラしながら、見入っていまう絵本ですね。

手袋が落ちている情景をイメージして、画用紙は紺色を用意しました。
雪がチラチラと降り、手袋の周りに積もっている様子が美しいですね。
雪は、スポンジのタンポに絵具をつけてポンポンスタンピング。
これ、つい楽しくなってしまって、何だかみんな大雪になってしまいました!

手袋の温かそうな毛糸の質感まで出せている絵もありますね。
手編みの模様もなかなか凝っています。

手袋の家の入口から顔を出した動物達、次はどんな動物が来るのかな?と辺りを伺っているかのよう・・・。

幼児クラスでは、久しぶりのお話絵だったのですが、手袋の模様にたっぷりと時間をかけて制作した成果が出た力作となりました!!

今年の授業は、あと2回。
来週はお正月飾りの制作、再来週は、お待ちかねのクリスマス会です!!お楽しみに・・・☆    

伊藤 絵里

アンケートありがとうございました!

階段途中のアンケートポスト

オバラです。展覧会後に皆様にお配りしていたアンケートですが、たくさんの方にご提出頂き誠にありがとうございました。お忙しい中ご協力頂き、感謝致します。
『質問』や『お願い』が書いてあり、お名前が記入してあったものには、お返事を書かせて頂いたり、個人的な改善で済む場合は善処させて頂きました。
もともと無記名で構わないアンケートでした為、どなたかわからないものに関しては、こてらでの資料として把握させて頂くのみで失礼させて頂きます。もし「アンケートに書いたのに、応えてくれない」等ございましたら、ぜひ直接お声掛け下さいませ。(特に大人クラスの方では、もっと厳しいアドバイスが欲しい・誉めて伸ばして欲しいとご意見が分かれましたので、記名のあった方にはそうさせて頂いていますが、大半は無記名でしたので、ダイレクトに反映できず申し訳ございません。)アンケートは皆様にお手間を掛けさせてるのですから、改善につながらないのは失礼です。できることからはじめていきます。
例えばこのブログに関して、「先生たちの別の一面が見られて面白いです!」というご意見を多々頂いた中で、「砕け過ぎて時々不愉快です。節度を持って頂けると…」という方がいらっしゃいました。楽しみにしていらっしゃる方にがっかりされない程度に、羽目を外し過ぎない様に気を付けます。
小学生のカリキュラムに関しては、「○○の課題は苦手なのでできればやらせないで下さい。」「今まででの課題の中で○○が一番楽しかったと言っています。油絵のように毎年恒例カリキュラムにして下さい。」と正反対のご意見が、いくつかのカリキュラムに集中しました。大人しい性格のお子さんにとって学芸会は苦痛でしょうし、体育嫌いのお子さんは運動会は休みたいでしょうし、勉強のできないお子さんはテスト程イヤなものはないでしょう。徒競走でビリになるのがかわいそうだから順位は付けないのなら、テストでも点数を付けるべきではないですし、大人しい子は弱いから学芸会を免除では、普段うるさくて怒られてばかりいる子が学芸会で活躍するチャンスもなくなってしまいます。悩むところではありますが、性格で向き不向きが分かれそうなカリキュラムは今後は無理強いしないよう配慮しながらやっていきたいと思います。
当たり前の事ですが、皆様に同じサービスで喜んで頂ける訳がございません。生徒さん一人ひとりのちょっとしたサインを見逃さずに、求めていらっしゃる対応を探し、ベストなタイミングで提供できるよう努めて参ります。
階段のアンケートポストは、予告通り11月一杯で撤去させて頂きましたが、ご意見はいつでも伺います。ご希望が多かった三者面談もいつでも致します。ご遠慮なくお申し出下さい。
今後ともアトリエ・ミオスを、どうぞよろしくお願い致します。

お知らせ
11月末日プロバイダーの閉鎖に伴い、ブログがこちらのサイトに移動しております。
・今までのように写真をクリックしても、大きくはなりません。
・過去のブログを見ると、写真が大きい場合、記事の下にスクロールバーが出ますので、左右にずらしてご覧になって下さい。
・ページ右上の《検索》にキーワードを入れ、その隣のサーチで《このブログ内で》を選ぶと、該当する記事が探せます。

プレ小学校受験クラス一般募集開始


11月21日に行われた、小学校受験を検討されているお子様対象の『秋の親子体験講座』の様子
①白い紙粘土に赤・青・黄色の3原色の水彩絵具を混ぜ、カラー粘土を作る
②その3色を同量にちぎって混ぜて茶色の粘土を作る
③全ての粘土を余らせないよう使いきり、生き物(実在する動物でも、空想の生き物でも可)を作る
④お友達の前で何を作ったか発表する

4月よりスタートする新年中さん対象の『プレ受験クラス』の外部受付が始まりました。
ご検討中の方は、事前にプライベートレッスンで授業を体験されることをお勧め致します。
今年の小学校受験が落ち着き、プライベートレッスンのご予約も取りやすくなっております。お電話お待ちしております。

プレ受験クラス
指 導 方 針 受験に向けた基礎固めを中心に、この時期から身に付けていただきたい力を養う為に、基本的に1回の授業で平面絵画と立体工作を制作します。お絵描きの基礎から学びますので、苦手意識のあるお子さまでも上達することができるカリキュラムになっております。一人一人の発達に合わせた声かけや指導を心がけております。保護者様もご見学できますので、安心してご参加ください。
期   間  年中4月~年中12月まで(年長児も受講可能)
曜日&時間  金曜日 15:30~16:40(月3回)
入 会 金  20,000円(プライベートレッスンから継続の場合不要)
受 講 料  10,000円(4・7・10月に3ヶ月分前納 ※途中入退会の場合、未受講分を精算して返金致します。)
テキスト料  4,500円( 『条件画』 『指示画・課題画』 『絵の描き順』 3冊)
持 ち 物  全てこちらでご用意致します。汚れても構わない服装か、スモックなどを着せてご参加下さい。 
体 験 料  3,000円
特   典  月に2回までプライベートレッスンを割引料金(5,000円)で受講できます。

描かずに魅せる


斉藤 グレーデッサン

どうも幸介です!本日ご紹介するのは、大人クラスより斉藤さんの作品。グレーデッサンであります。以前も何度かグレーデッサンを制作されている斉藤さんですが、今回の作品は今までで最もグレーデッサンの真髄に迫る作品になったのではないでしょうか!!

画用紙の色をできるだけ利用して、“描かずに”描くか、がグレーデッサンです。こちらの斉藤さんは金管楽器のホルンを描いたものですが、その金属のボディに映りこむ光だけを捉えて、輪郭を全部描ききることなく完成させています。しっかりと輪郭を描かなくても、ハイライトと中間色を巧みに利用していますので、モチーフの立体感や存在感も表現できているんですね。

普段のデッサンを描く工程とは逆に、明るい部分を描いていくというデッサン。あんまり描きこみすぎると「光り」というよりも「白さ」に見えてきてしまってカッコ悪いので、白を使う部分は必要最低限でなければなりません。その見極めが試されるグレーデッサン。今までのデッサン力が試される課題ですが、斉藤さんは見事に描かずに描ききることに成功しています。描くたびにグレーデッサンの画力が上がってるのが一目瞭然ですので、年に1回ペースでも良いのでぜひ続けていっていただきたいなと思います!!

田中幸介