オール・フォー・ワン


どうも幸介です!!上記のイラスト、一年の締めくくりに「リーブ・ミー・アローン」とはずいぶんワガママなデザインではありますが、今年の制作はこれぐらいだったもんですから、ご容赦いただければと思います。

さて、一年の締めということでのブログも、もはや何年目でしょうか。毎日曜日の感覚もなく、夏にクリスマスの仕事の話をしていたりする業界ですから、ミオス以外で季節感を感じれることは少なく、毎年このブログをもって「年の瀬だなぁ」というのも日課ならぬ年課になっていたりします。

たいへん私事ではありますが、今年の一年は節目でした。ついに来ました30才、30代!!ということで、何か成せばならないというボンヤリとした焦燥感の中で生きる日々。今年の2月の誕生日には、何を血迷ったのか「記念すべき節目の年だから、30才のお祝いをニューヨークでしたい!!」なんつって、ブルックリンの流行りのホテルのラウンジで、マンハッタンを眺めながらバースデーをするなんていう、たいへんセレブリティかつトレンディなこともしてみました。
しかしどうでしょう、何をなしても変化の乏しい日々。自分自身になんだか納得がいきません。今後自分はどうなっていきたいのか。制作がほんとうにしたいのか。そうやって上半期は悶々としていたのがアトリエの授業や指導でも出ていたかもしれません。

そんなこんなで、20代のほとんどを週7日働いてきたのをスパっとやめ、この夏にアトリエ以外の仕事を、実は清算いたしました。夏休みは40日。学生と同レベル、というか同じスケジュールです。なんとなく分かっていたことですが、結果、我が家には週の6~7日は生徒が誰かしら訪問もしくは宿泊にくるという、それはもう男子校の部室のような状態になりました。
そういったこともあり、夏休み、課外授業、展覧会、ハロウィン、クリスマス、冬休みと、生徒と全力で向き合えたのではないかと感じております。

彼ら生徒は、未来に不安を抱いていて心細くて、そしてワクワクしながら生きています。そんな気持ちにハッとさせられました。物作りの根底にあるものですね。自分もそんな気持ちで作品を作り始めたハズです。これを思い出させてくれたのはやはりアトリエ、そして生徒でした。
悶々としてたって先のことは分からないし、それは大人も子どもも一緒です。しかも、たとえデザイン業界に一石を意投じるような大きな事を成したところで、いつかは死んでしまうのです。さらに、50億年後には地球は膨張した太陽が我々の歴史も何もかも飲み込んで、消し去ってしまうのです。僕の功績も、アインシュタインやピカソの功績も等しく消滅するのです。だったらもう心細くたってなんだって、いつまでもいじけてないで好きなこと好きなようにやろう!という答えにたどり着いたのがここつい最近であります。

ということで、長い休暇を終え、また年明けから週7の忙しい日々に舞い戻る僕ですが、生徒の皆の刺激でいられるよう、アグレッシブでアンチエイジングに頑張っていこうと思います。元気いっぱいで行きたいと思います。来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!

田中幸介