
年長さん対象の小学校受験クラスで、“歌詞のないメロディーだけの音楽を聴きイメージを絵にする”という課題の為、アトリエの元生徒で音大に行った学生に頼んで短めの曲を作曲してもらい授業を行いました。
正解も不正解もない課題なので、出来るだけ想像力を膨らませ、絵を描く前によく考えることが大切です。
曲を聴いてどんな気持ちがしたか、どんな風景が頭に浮かんだか、絵にするにはどのような構図が伝わりやすいかを自分一人でイメージし制作しました。
上記の絵は左上から
森の中で見たこともない綺麗な模様の小鳥達と追いかけっこをして遊んでいるところ
とっても仲良しな妖精の親子が秋の森の上で手を繋いで踊っているところ
木の上で狐や狸を見付けて大喜びしているところ
春の野原でお友達や動物と縄跳びをして楽しい気持ちになっているいるところ
川の向こう岸にカブトムシを見付けたけど、取れなくて残念と思っているところ
森で鹿を見付けて馬のように乗ることができないかチャレンジしているところ
を思い浮かべて絵にしたそうです。
ちなみに作曲してくれたソウ君にイメージを聞くと“夏休みの思い出”だそうで、爽やかですが切なくもあり懐かしくもあるような曲で、どの子もよく想像力を膨らますことができました。
このような課題は現実的なお子さん(「海に冒険に行くなら何を持って行く?」の質問に「防水の携帯電話」と即答するようなタイプ)には厳しい問題です。「オーケストラの演奏を聞いているところ」などに類似した答えしか出ない場合も少なからずあるでしょう。
少しヒントを与えるとすれば、「どんな場所で聞こえてきたら似合う曲かな?」と問いかけると、「静かな場所」「静かな場所ってどこ?」「誰もいない宇宙」などイメージが発展できることがあります。勉強と違い無理強いして想像力が付く訳ではありませんので、私達もあくまで自主的に答えが導き出せるような言葉掛けを心掛けて行きたいと思っております。 オバラ