彩る光へ

Obarakiro小原京美 『帰路』 絹本着彩・墨

真っ白なキャンバスと向き合うとき、画面の中に何を表現したいですか?
描きたいものがあるとき、それの何を伝えたいですか?
改めて意識はしなくても、皆さんの作品には一番大切な『心』が入っていると感じます。
気持ちが込められた絵は、視線の滞空時間が自然と長くなります。
共感や意外性、癒しや感動、慟哭や驚愕など様々な感情を呼び覚まされ、作品の中から感じる目には見えないリズム・空気・音・匂い・光・温度などがひとつの物語となり、私に囁いてきます。
それはそれはドラマチックな体験です。

私にはアトリエの休みがほとんどありません。つまり一年間の内360日位は激的ドラマチックな日を過ごさせて頂いているのです。
子どもの頃ハマっていたマヤの予言~2012年世界終焉論~から、「その時は43才だから、もう死んでも悔いはないはず。十分生きたと思うだろう。」という自分予言は、“病みつきドラマチックの呪い”にかかったことにより、見事に外れてしまいました。いつまでもいつまでも皆様と一緒に、彩る光の中にいるような素敵な体験をしたいと思います。

今年も大変お世話になりました。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。   2012年大晦日 小原京美

時の流れに逆らう場所です

いやぁー!!年の瀬ですね!!

どうも幸介です。
今この一年を思い返してみると、イベントも毎週の授業も、はたまたその間の日々も、今年はほんとうに多くの出来事があったなぁという感覚です。同時に生徒との距離も近くなり、僕自身も困惑するぐらい壁も薄くなったなとも思っています。

授業ではもちろんのこと、遠足や夏の課外授業などでの個々との対話や、僕個人の制作を手伝ってもらったり、生徒の悩みやプライベートな相談を受けたり、着なくなったけど中学生にとっては十分オシャレであろう私服をあげたり、ゲームを貸し借りしたり、トレーディングカードの交換をしたり……などなど、正直どうなの!?的な事柄までも(…いちおうアトリエの延長線上にあると僕は思っていますが)あますところなくカバーした一年でした。

そんな一年を過ごし、たまにふと思うんです。

自分は先生なのか?
どっちかっていうとクラスメイトか。
それとも友達?
雰囲気的には近所のお兄さん?
親分、舎弟って関係性が一番近いかも!!
っていうかそもそも大人なのか!?

ってなわけですが、そんなところもひっくるめてアトリエの先生なのかなと自己完結しています。
ちなみに余談ですが、生徒が言うに「コナンは見た目が子供、頭脳が大人だけど、先生は見た目は子供、財力が大人だね」とのこと。…頭脳は大人ではないようです……。

そして小原先生が「幸介先生はなぜか男子にモテる」とのことでしたが、先述から自分を客観的に分析してみると、おそらくモテるのではなく同類・同族故の親近感なのではと思いますがいかがでしょうか。

そんなこんなでアトリエで過ごした日々ももう長く、小学校低学年で僕におんぶをせがんでいた生徒も、もはや中学生になってしまいました。早いものですね。しかし月日が経っても、生徒たち各々との関係が変わるわけではありません。アトリエはドラゴンボールで言う精神と時の部屋のようなもので、いつまでも彼らも自分もそのままのような気がして心地いい、だからお互い変わらずアトリエを続けているのかななんて思いました。ちなみに中学生になっても昔のクセが抜けずにいまだにおんぶしている生徒もいますが…(そろそろ見た目的にキツイかな…)

アトリエは変わらず、と言いましたが、もしかするとおんぶなんて序の口で、今僕の股間めがけて頭突きをしてくる生徒やチョークスリーパーをかけてくる生徒、力のリミッターをはずしてがんじがらめにしてくる生徒たちが、もし僕が40歳で生徒の皆が25歳とかになってもこのままだったらどうしよう…なんて戦慄しましたが、そんなのも実にミオスらしいのかな、なんていうふうにまとめてみます!!

生徒の皆様も親御様も、本年は大変お世話になりました。貫禄など一向に出ませんが、ここはもう逆にアンチエイジング王として子どもたちと壁を作ることなく応対していきいと思います!また最後は愉快な授業風景で締めたいと思います。では皆様、よいお年をお迎えください!

田中幸介

20121230

たくさんのHappyをありがとう

既にアトリエの授業は終了していて只今冬休み中ではありますが、小学校受験クラスの生徒さん達は冬休みの間にも寒い中アトリエにいらしていて、一昨日ラストのプライベートレッスンが終わりました。ラストの授業後に生徒さん向けの年賀状の宛名印刷をしていたのですが、一人一人のお名前を見ながら、今年1年の出来事をしみじみと一人振り返っていました。
思い返すと本当にいろいろな事がありました。
様々なシーンが頭の中でぐるぐると蘇ってきたり、素敵な作品が思い出されたり、また制作過程における気持ちの変化や一人一人の想いなど、アトリエにはいつも素敵なものが溢れていたなぁと思います。

今年は展覧会という大きなイベントがあり、新しい試みの講座もいくつか増え、特に夏から秋にかけては怒涛のごとく過ぎたように思います。1年通して見ると本当に充実した日々でした。これはひとえにミオス生徒の皆様やご家族の方々からの賜物なので、心より感謝しております。今年1年本当にありがとうございました。毎年最後の授業ではバタバタとして直接お話できなかったり、アトリエではなかなかお会いする機会のない保護者の皆様には日々のお礼と感謝の気持ちをお伝えできないので、この場をおかりしてお礼申し上げます。

情熱溢れる笑顔の絶えないアトリエミオスが、さらに皆様にとって居心地の良い環境となるように、来年も力を注いでいきたいと思っております。
2012年のたくさんのHappyをありがとうございました!
冬休みが長くて、今から新年の授業が待ち遠しく思います。来年もどうぞよろしくお願いします。

伊藤 絵里

もういくつ寝ると

本日誕生日なのですが、「年末の忙しい時期に生まれてきやがって…」と親に文句を言われるのも毎年のこと。この日になると、「いつの間にやらもうこんな歳に!?」と「今年も1年間が終わってしまう」とが脳内でせめぎ合って忙しいです。でもクリスマスから年末にかけての、どこか浮足だった感じはちょっと好きです。

ミオスに来てから2年目となった今年。沢山の生徒さん、そして新しい先生たちにも出会うことが出来た貴重な1年でした。わけもわからず過ぎ去っていった1年目とはまた違った濃密さで、特に小学生クラスでは1年ごとに新しいカリキュラムを決めるため、「去年の今頃はこんな課題をしていたな」と違いを感じることが多かったように思います。

展覧会にも初めて講師として参加させて頂いて、皆さんの大作が出来上がっていく過程や会場準備など今まで知ることのなかった裏側を見ることが出来、ますます思い入れが深くなった気がします。作品一枚一枚を見るのも面白いですが、なにより一人一人のモチーフに対する思い、前作を踏まえて成長した部分、作品や画材への愛着など、それぞれの作品を長いスパンで見られるようになってきたことが嬉しくて堪りません。

Dsc_0006_2
大学の友人たちにミオスの話をすると、「本当にカリキュラムが多彩で、楽しそうでうらやましい!子供の頃に出会いたかった!」と言われます。これからもそんなアトリエミオスでありますように。私も微力ながら出来ることを増やしていけたらいいなと思います。今年も皆さんに教えられ、助けられ、支えられてきた1年間でしたが、来年もどうぞよろしくお願い致します!年末も年明けも、卒業制作に必死な酒井でした。   

ついでにただ今の作業風景を。何が出来るかは・・・・・・・お楽しみに☆

あっという間でした。

岩田俊彦です。
皆様、今年は大変お世話になりました。早いもので今年ももうすぐ終わりですね。本当にあっという間でした。そして4月からこちらでお世話になり沢山の方々との出会いがありました。今年一年有り難うございました。

私は今まで美術予備校の生徒さんに向けての指導を主にしてきましたが一般の方々への本格的な授業はこちらに来てから経験をさせて頂きました。
受験生は大学合格という目標を掲げている為、少々ストイックにな方向になりますが社会人クラスに来られている皆さんには、とにかく描く事、作る事を心から楽しんで貰いたいと思っています。

とは言え、一つのものを作り上げるという事はそう簡単では無いですし、色々と悩むこともあるとは思いますがそこはあまり頑なになりすぎず、その悩みすらも楽しんでしまう気持ちで作品を作り続けていただければと感じます。
そしてアトリエミオスの展覧会だけでは無く、個展を開いたり、公募展に出品する等、沢山の方々に自分の作品を見て頂く機会をご自分自身でもどんどん増やして行って欲しいと感じます。そういった場での経験や来場者からの意見などがこれから絵を描いて行く上での指針になったり、モチベーションに繋がっていくかもしれません。

こちらで講師をさせて頂き、私の方がむしろ勉強になっているなあと感じることが沢山あります。皆さんには本当に感謝しております。来年も宜しくお願いします。どうぞ良いお年をお迎え下さい!

本年もお世話になりました

日に日に寒さが増していますね。大掃除に年賀状におせちの準備…リミットが迫ってくる感じたまりません。年の瀬っていいですね。

あっという間に過ぎてしまった気がする2012年。
沢山のイベントがありましたが、思い返すとどれもつい昨日のように感じます。

なんといっても今年の華は展覧会でしょうか。会場にずらっと並んだ作品ひとつひとつの熱さといったら!情熱がひしひしと伝わってきて、つい握りこぶしができてしまうほどでした。沢山の生徒さん、ご家族、お友達の方々ともお話しができて、大変楽しい時を過ごさせて頂きました。とても嬉しかったです。

この12月でミオスに講師として参加して1年半近くになりますが、全てを楽しんでクタクタになるくらいに全力でぶつかっていけたのも、なにより皆様のパワーのおかげと感じています。至らず未熟であると痛感したことも多々あります。その都度皆様の作品に向かう真摯な姿を拝見し、奮起して参りました。思いっきり楽しむ!思いっきり描く!ミオスはそんな空気に溢れていますよね。そのパワーを私ももらって更に頑張れるのだと思います。階段を上りアトリエに入ると、どんなに寒い朝でも眠気なんか一気に吹っ飛んじゃいますしね!

この場所で作品を作り上げる過程を一番近くで見せて頂けること、お手伝いできること、いつも本当に幸せに思います。ありがとうございます。
来年も更なるサポート目指しエンジン吹かして参ります!既に燃料くべて待機してます!2013年も宜しくお願い致します。

暖かく、良いお年をお迎えくださいませ。

庄司真梨子

ありがとうございました!

全国のミオスファンの皆様並びに関係者様 (from 南澤 孝見)

1年間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
僕がミオスで週に一度講師させていただいて丁度1年が経ちました。思えば、講師募集の広告を見つけてフラリと電話をかけたのが随分と大昔のことに感じるぐらい、とても濃密な経験でありましたし、感動的な出会いでありました。
そもそも、講師に応募した動機が今となってはよく思い出せませんし、電話口でエラく感じの悪い女性が出たにもかかわらずw、いそいそと面接に出掛けた自分も謎に包まれておりますが、すべては宇宙的運命であったとしか言いようがありません。 時間の経過とともに、先生方を始め生徒の皆さんの個性を知り、愛すべきそのアトリエの雰囲気の虜となった僕は、ついには恋する乙女のようなステップで、元住吉商店街を小走りに通い詰めるに至ったのですから。
感謝すべき事柄はいろいろありますが、自分のような就職歴もない、非社会的人間を講師として受け入れて下さったすべての講師の皆さん、学生諸君&小さなお猿さん達にお礼を述べて、一年の言葉とさせて頂きます。来年も何卒宜しくお願い致しますー。

「大好きな皆様へ」

20121221_223237_2はじめまして。杉山拓也です。
今年は大変お世話になりました。
9月からミオスで皆さんと関わる様になり、始めは気負っていたのですが、皆さんが作り出す温かい空気に随分気持ちが和らぎました。
仕事とは分かっていてもどのクラスでも皆さんと関わるのが楽しくてしょうがなく困っています。
そんな充実した日々を送らせて頂き本当に有り難うございます。
どうぞ来年も宜しくお願い致します。

スタッフページもぜひご覧下さい。

授業終了

いまだ教室内は甘~い香りが漂い、酒瓶が溜まっておりますが、本日をもちまして、2012年の授業が終了致しました。
小学校受験のプライベートレッスンは28日まで受け付けております。(通常授業がありませんので、何時からでも承ります。)ご利用はお電話でお申し込み下さい。
ブログは1週間お休みさせて頂きます。

今日のエピソード
プライベートレッスン中に小さなビーズが教室の隅のゴミ袋の方に転がってしまいました。
追いかけた幼稚園児に「どうしてこんなにお菓子のゴミがあるの?」「アトリエでお酒をこんなにたくさん飲んだの?」と咎められ、謝る羽目に!ゴミの日が来ないと安心してプライベートレッスンできません!   オバラ

大人だってクリスマス

Suiyou

酒井です。ブログにも続々とクリスマスパーティーの報告が並び、写真を見ているだけで甘~い香りが漂ってくるようですね!私は水曜夜と日曜大人クラスのクリスマスパーティーの報告をさせて頂きます。

水曜夜はお菓子作りをする方が少なく、今年は学生が一人でした。というのも、このクラスは毎年授業後にみんなで飲みに行くのが恒例で、「授業中は絵画制作、その後パーッと騒ぐ」という公式が出来ているのです。集中して机に向かった後のお酒は格別、ということですね。真剣な面持ちとサンタ帽子やトナカイの角が、ミスマッチで素敵です。そして待ちに待った飲み会!なんと、浮かれるあまり居酒屋にまでコスプレグッズを持ち込んでしまいました!もはや何の集まりだかわかりません。この珍妙さが目をひいたのか、知らない大学生にまで撮影を求められる事態となりました。

Nitiyou

続いて、大人クラスでは一番参加者が多かった日曜クラス。クリスマス週間の最終日だということもあって、このクラスは毎年大盛り上がりです。また、酒飲みが多いのも日曜クラスの特色。今年も日本酒、シャンパン、赤ワイン、白ワイン等じゃんじゃん空き瓶が増えていきました。(学生たちごめんなさい・・・・・) 「これ無しには年越せないよね!」というくらいに恒例行事となっています。「いっそお酒が目的で、お菓子作りはアリバイ工作かも!?」とは毎年ノリノリでコスプレもして下さるDさん談。トナカイの帽子がキュートでした?

これにてアトリエミオス怒涛のクリスマス週間は幕を閉じますが、世間はまだまだクリスマスモードです。すっかり片付いた教室は寂しくもありますが、また来年楽しく騒がしいクリスマスを迎えられたら嬉しいです!Nitiyou2