
奥 油彩・キャンバス(中央の絵だけパネルに直描き)
土曜日担当の岩田です。今日は、仕事が終わって帰ろうと思い、夜アトリエを出てあまりの大雨にビックリしました。雨だけではなく風もかなり強かったようです。天気予報で今日の天気は雨だと聞いていましたがまさかここまでになるとは予想していませんでしたね!
今日ご紹介するのは、ブログでも何度かご紹介させて頂いている奥さんの作品です。
奥さんは、アトリエに来ると何枚かの油彩を同時並行で描いてます。その為、作品がかなりハイペースで出来上がっていきます。常に3枚程の作品がアトリエの壁に掛かっています。
今回はその中から亀を描いた油彩1点と鬼を描いた作品2点をご覧頂きたいと思います。向かって左の亀をモチーフにした作品ですがこちらは、奥さんの私物の亀のマスコットを描いたものです。
実物は、もっと亀本来の茶色っぽいリアルな色をしているものですがそれと比べるとこの絵はあ、かなり奥さんテイストが効いていて、面白い印象になっています。鮮やかな色から落ち着いた色まで何層もの色が重なった独特のマチエールは、何とも言えない奥深さがあり、油絵具の質感もとても美しいです。
変わって中央の絵と右の絵は、実際の大和絵を元に奥さんがアレンジして描いたものです。
鬼が一杯飲んで上機嫌で三味線を弾いて歌っているところでしょうか。どこか笑える面白い絵が元になっているのですがこちらの2枚の絵は構図と色みを少し変えて描いています。
真ん中の絵は、奥さんのいつもの感じと比べるとちょっと違った印象を受けます。単純にデフォルメされた顔などは何層も絵具を重ねて味を出すという事をせず、単色で塗られたまま仕上げられています。
右の絵は、個々のモチーフの周りだけほのかに黄色みを帯びた色でうっすら縁取られ光っていりような感じを受けます。背景には、いつもの味のあるマチエールが見受けられますがこちらの絵もいつもと違って少し作為的な行為が施され、いつもの絵とは違った印象です。
僕が見る限りこの2点は、正直もっと落とし込めるなという印象を持っていますがその反面、何か奥さんなりのチャレンジがあるのかなとも思います。もしかしたら新境地に行くまでの過程とも取れるので奥さんの今後の飽くなき展開に期待します!