トリックオアトリート☆

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小学生クラス 人物クロッキー

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ハッピーハロウィン!ゾンビナースこと酒井です!昨日は田中先生が学生クラスの特殊メイク講座を紹介していましたが、人物クロッキー中の小学生クラスにもゾンビが2人乱入してきました!せっかくなのでゾンビ姿を小学生たちにクロッキーしてもらうことに・・・・・。

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「どこから描いたらいいかわからないよ~!」なんて声も聞こえてきましたが、捏造も入れつつだんだんノリノリに・・・・。なかなか特徴をとらえてます。ゾンビをクロッキーするなんて、これから先にも絶対無い機会ですね!お家の方にスケッチブックを見せても「あんた何落書きしてるの!」なんて言われてしまいそうです。みんなお願いだから、本当にゾンビ来たんだよってちゃんと説明してね!

おまけ!
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ちなみに芸祭中はこんな恰好で校内徘徊しておりました!わざわざ学校まで来て下さった方、お会い出来なくて残念でしたが、もしもこんな恰好のゾンビとすれ違っていたら私です!水曜午前クラスNさんいわくうちの芸祭は、「竜宮城のようだった」とのことですが、女子が圧倒的に多い上、コスプレはもはや伝統ですので目にも優しいお祭りかもしれません。たまにこんなお化けがいたりもしますが(笑)遠い所本当にありがとうございました~!

ハッピーハロウィーーン!

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学生クラス 特殊メイク

どうもゾンビです!もとい、幸介です!今日はハロウィン特別授業ということで、僕もゾンビバージョンで授業しました。そして学生クラスの生徒の皆に特殊メイクを施しました。ちなみに僕のメイクは、傷は小麦粘土、ガサガサの肌は皮膚にティッシュを貼付けることで再現しました。

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最初は軽く引き気味だった皆も、時間が経つほどノリノリに!!けっこうリアルにメイクアップ出来たんではないかと思います。

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(暗くてピンボケ、この大きさが限界でした。)

そしてゾンビで街を練り歩き!!もはや絵画教室の授業では無いのかもしれませんが、これもミオスならではですね。

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(帰り際は堂々としていい顔だ!)

そしてハロウィンだしそのまま帰宅!ハロウィンじゃなければ普通に救急車呼ばれちゃいそうです。ちゃんと家の人々に説明してくれてるといいのだけど。ということでたまにはこういう授業も悪くないですね!!学生クラスの醍醐味です。日曜日の酒井先生の記事にもありましたが、僕もゾンビメイクセット(傷専門)を持っておりますので、我こそはゾンビになりたい!という方は是非ご一報くださいませ!

田中幸介

オマケ(ミオスから増殖して溢れかえったゾンビ達)
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小学生のクロッキー

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月曜小学生クラス『クラスメイトクロッキー』

本日田中先生に代わりましてオバラです。
月曜小学生クラスの人物クロッキーをご紹介します。
視神経の延長に腕が、手が、指が繋がっていると感じる人物クロッキーは、人物画とはまた別の偉大なジャンルであります。
重要事項は「モデルを舐めるように見ること」。これに尽きるでしょう。
「いや、モチーフだってちゃんと見て描いてますよ!」と言う人もいるかもしれません。
しかし文句を言わない物と違い、自分の為に我慢してポーズをとってくれるモデルには自然と敬意を払いますし、いつ動くかわからない一期一会な緊張も伴い、ますます集中力が増すという相乗効果も期待できるのです。
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上段2枚 拓真 1年

下段2枚 侑人 3年

いかがですか?この打ち震える程のカッコいい線!魅力に満ちたフォルム!
「スペックは忘れよ!鉛筆を持ってモデルをガン見!」これこそが絵が上手くなりたい大人への重大なミッションであると、小学生の作品が語っています。
「子どもには敵わない…。」なんて情けない事言ってられませぬぞ!

お祭り2日目

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芸術祭まっただ中、期間中ずっと実家に帰れていない酒井です。おかげさまでお店は大盛況なのですが、3日のお祭り期間のうち絶対1日は雨が降るというジンクスに乗っ取って、今年も日曜日の雨に悩まされました。外の展示は作品が濡れてしまうので、来場者の方も大変そうです。よりにもよって一番来場者が多い2日目に降らなくてもー!という悲鳴が聞こえてきました。明日は晴れますように!

今年はゾンビの恰好をして校内を闊歩していたのですが、子供に泣かれたり追いかけられたりなかなか楽しい経験ができました。ゾンビメイクをしてみたい方!今なら道具やらメイクの仕方やらお教えしますので興味がありましたら是非お声をかけてくださいね☆

十一面観音菩薩

Kurodakannon黒田 『十一面観音菩薩』 岩絵具・顔彩(日本画)

皆様、ご無沙汰しておりました土曜日担当の岩田です。展覧会では皆さんに本当にお世話になり、大変感謝しております。すっかり暑さも和らいで気付けば10月ももうすぐ終わりです。早いもので今年もあと2ヶ月ちょっとですがこれからも作品作りに勤しんで行きましょう。

今回ご紹介するのは、黒田さんの作品です。以前、田中先生がクマノミの日本画をこのブログでご紹介しましたがこちらの絵は、その作品に続く十一面観音菩薩像を題材にした日本画です。

こちらの十一面観音菩薩は、黒田さんが良く散歩に行くお寺にいらっしゃる観音様です。この観音様を絵にするにあたってどんなふうに画面に入れようか、かなり思案を重ねました。
この像の持つなんとも優しい雰囲気を画面に出すには、お腹から上だけを入れようかどうしようかとこの構図にするまでには、少しの紆余曲折がありました。
黒田さんはこの観音様を見て何か感じるものがあったそうで、それだけにこだわりを持って進めて行きたいのだなという意気込みを感じました。

写真で見ても、とても優しい顔でうっすらと微笑んでいるようにも見えるその姿を絵にして再現するのは、かなり大変だと思ったのですが背景にこの像から出ているオーラのようなものを描くことでその神々しさを出そうという工夫もされました。紫や青といった絵具同士が重なり合って偶然にできる表情がその効果に一役かっています。

今回のこの絵は、とても難しい題材でしたがクマノミの絵に比べるとかなり短時間で完成までこぎ着けました。展覧会に出す事を目標にされていましたのでやや時間的に厳しい面もあったかも知れません。
しかしそんな中で黙々と描かれているお姿を拝見して、とても集中力がお有りになる方だなあと感心してしまいました。

ご本人は、ギリギリまで頑張ってこの絵を描かれていたので展覧会で皆さんに見て頂くことが出来て本当に良かったです。

花園へ

Togawa_01戸川 『Garden』 アクリル

私はかなりの冷え性です。そろそろ靴下2枚履き!3枚履きの季節が来たぜぃなどと思ってたら、世には5枚履き用の特製靴下というものがあるらしく!うう、負けた…。ちょっと悔しい(?)庄司です。

さてさて、今回はそんな寒さも吹っ飛ばす♪花開く暖かい空気に包まれた作品をご紹介。チケット制、戸川さんのアクリル画『Garden』です。
皆さんもう展覧会でご覧になったかと思いますが、近くで見れば見るほど楽しく美しい世界。イングリッシュガーデンというのでしょうか?描かれている時から、こんな庭園でお茶したいですよね~っと気分が盛り上がってしまいました!

この作品は模写で、元になった絵は横長で少し静けさを感じるものでした。そこを少し詰めて再配置して、また違った印象の庭に。私は戸川さんのこの作品からとくに、暖かさを感じます。柵や道の色が少し暖色になり、花も揚々と開きぽかぽか空気ですよね。このような出来上がりになったのは、いつも溌剌としていらっしゃる戸川さんのお人柄だからこそと感じます。
今回はアクリル板に下地を作ってから描かれたのですが、やっぱりつるつる…描き辛い~とおっしゃいながらも、この精密さ!製作中は、息を止めて描く!というくらいに気を使って、一筆一筆を丁寧に進められていらしたんです。その姿たるや。授業の後は、本当にお疲れさまですっ!とお声掛けしてしまいたくなるほど。そうしてじっくり描かれた世界、堂々の完成でしたね!
柔らかい草とそこから顔を出す花々、匂いまで伝わってくるようです♪また緑の色の多種多様さも素晴らしいですよね。私は、特に左手前の深い緑が好きです!顔をつっこんでお世話などしてみたい!(でも意外と蜂がいたりするのですよね)皆さんはどこがお気に入りでしょうか?寒い季節は暖かい絵の中へ。ぜひぜひ乙女になって楽しみましょう~(うっとり)

石ころおばけ

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幼児クラス

季節の変わり目もなくいきなり寒くなってきましたね。秋は森の拾い物がたくさんあって、歩きながらもついつい足元を見てしまう伊藤です。つい先日も山下公園で細長いツヤツヤのきれいなドングリをたくさん拾ってきてしまいました。これは、また何かものづくりに使えそう・・・
そして、今回の制作に使った石ころは、平べったくてツルツルしててたくさん集めると色々な形があって、何かできないかなぁと考えていました。
もうすぐ、ハロウィン!と思っていたら、この石ころ達をオバケに変身させてみたくなってきました。
真っ白の絵の具を石ころにべったり塗って、粘土で立体的な手をつけて動きをつけると、もうオバケに見えてくる。黒ペンで目と口を描くと、オバケなのに何故か愛らしい!!丸っこい形がかわいいのか、目と口の表情がキュートなのか?
怖いだけがオバケじゃない!天使のような羽までついている!

石ころアートは、何かの形に見立てて絵を描いても良いし、模様を描いても綺麗ですし、身近なものなのでとっても手軽にできてしまいます。小さい頃って、出先で拾った石を家に持ち帰ってコレクションする時期があったりしますよね。これもアートの材料になったりします。

おまけ
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最後に布にお絵描きして変身マントを作りました。
変身したみんなの顔、けっこう怖いです・・・!

アンケート

オバラです。展覧会が終わって放心状態の真夜中、偵察でよその絵画教室のブログを覗いてみました。
どこのアトリエも、物腰柔らかで優しそうな先生達が書いているだろうと思われる、愛情溢れるハートフルな文章が綴られていて驚きっ!

うちのブログと言ったら…
若くて控えめな20代女性スタッフ酒井・庄司はいいとして、追撃許さぬ独自の教育論を展開するコラムニスト(?)南澤・丁寧に聞き返せば聞いてなくても大丈夫と豪語する岩田・初っぱな外見で評価を落とし中身とのギャップで嫌がおうにも好印象を与える田中・人の話しを聞かず都合の悪い事はうやむやにしてしまう特殊能力の持ち主小原らが綴る自分本意な文章の数々…
唯一の救いは聖母伊藤か…

このブログを読んだら入会を後悔する方、考え直す方もいそうな気がします。(いやもちろん喜んでくれる人の方が多いと信じていますよ!)
そこで考えてみたこの匿名アンケート↓
明日から月謝袋に挟めますので、ご協力よろしくお願いしますm(__)m

~通常授業について~
1、担当講師について、ご意見ご要望などありましたら具体的にお書きください。
2、担当講師の接し方や指導方法で困ったこと・不満に思ったことがあれば具体的にお書きください。
3、担当講師のアドバイスでお子さんが変化したり印象に残った出来事はありますか?
4、授業内容について、ご意見ご要望などありましたら具体的にお書きください。
5、技術面についての不安や今後の指導のご希望などあればお書きください。
6、今までに制作した中で印象の悪かったカリキュラムはありますか?
7、今後取り入れてほしいカリキュラムがあればお書きください。
8、現在興味をお持ちのこと、参加してみたいイベントなどございましたらお書きください。

人生の一大イベント

Satosi_2新堀 『マリッジブルー』 油彩

オバラです。普段から押し付けがましいマイペースでありますが、展覧会が終わりますますとんちんかんに輪を掛けてきた気がする今日この頃。脳内妄想や経験値のみで、目隠ししたまま雲の上を歩いている気分です。
(そうそう会期中も1週間連続12時間の立ち話に、パワーダウンで会話が噛み合わなくなったりもしばしばあったかと思いますが、頂いた差し入れを影でこっそり食べて凌がせて頂きました。差し入れをくださった皆様、お心遣いありがとうございました!スタッフ皆で頂きました。ご馳走様でした!)

展覧会は、結婚式と似ていると思います。(やったことないけど。)
たくさんの人が祝福してくれて、華やかな幸せが集まり、未来を明るく照らしてくれる。
区切りというかけじめというかこれまでの成長(成果)を発表し、それを多くの人に見守られ喜んでもらい、今後の糧にしたり迷った時の指南にする。
ほらもう、まさに結婚式ではないですか!
ん?メッセージカードは赤の他人(しかも子ども)からまでもらえるプレゼントなので、もしかしたら結婚式よりすごいかも?
「いろがすごくきれい!そのかんじでいって、いいとおもうよ!○○さん、またかいたらみせてね☆」
そう考えるとこんな上から目線のメッセージでも、乾杯お預けでシャンパンの気が抜けるほどしゃべる上司のお言葉より、ずっとありがたいですね!?

結婚式のような大きなイベントの後は、放心状態で少々気が抜けます。
なので今日のブログはここまで!(ここまで書いてこんなまとめ方!?しかも「展覧会ネタはもうおしまい」と自分で言っておいて、まだ引っ張ってる!?ぬはははは!)

スケッチの時間

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小学生クラス ウエディングボード

どうも!野菜&果物をほとんど食べないことが何故か皆にバレてる男、幸介です!小学生クラスでは今月はひとりひとつのスケッチブックをもらって、そのページをすべて埋めるように「人物のスケッチ」を行っています。クラスの皆が代わりばんこにモデルになり、それぞれをスケッチするわけですね。人物を漫画のように描いてしまいがちな小学生ですが、今回の授業を通して人体のバランス、人の表情の立体的な捉え方などを身につけよう!というわけです。

そして本日ご紹介するのはそんな授業のさなかに描いた「人物二人のスケッチ」です。画像を見ていただければお分かりになるかと思いますが、人物スケッチの時間を使ってある人物の「ウエディングボード」を制作することになりました。

話はさかのぼること数年前、まだ中学生だか高校生だかの男子生徒は農家に生まれ、「なんか絵が描きたい」と真っ黒に日焼けしたスポーティな姿でアトリエ学生クラスに入会しました。彼の趣味は筋トレでした。僕も小原先生も「え?絵描くの?そんなタイプじゃなくない?」と疑問に思ったものでした。しかし生徒は通い続けました。そして授業中に指の筋肉を鍛えたりもしていました。いつも抽象画を描いたり、意味不明な立体を作ったりいました。しかも最初は坊主に日焼けの素朴な姿だったのに、大学進学時ぐらいから急にピアスをいっぱい開けだしたり髪を金髪などのド派手な姿に変えだしたりして「…なんか素朴な子だったのに僕が悪影響を与えてたらすんません……ほんとすんません…」と親御さんに平謝りしたりしたものです。そして数年の時が経ち、その彼が結婚の報告&ウエディングボードの制作依頼をアトリエにしに来たのでした。めでたしめでたし!

ということで、ちょうどスケッチの課題だし丁度いいではないか!ってわけで小学生クラスの皆に彼とお嫁さんの人物スケッチを描いてもらってウエディングボードにしちゃおう、という次第です。小学生の絵が80枚くらい飾られる式場……どこかの公的機関のイベントみたいな豪華な規模ですね…羨ましい。そして報酬(?)として、絵を制作してくれた生徒には彼より彼の農場で取れたサツマイモを贈呈しております!僕も小原先生も時折彼より新鮮な野菜をいただいてますが、味は保証しますので親御様方は期待してお待ちください!!

田中幸介