もう8月も終わりですね。庄司です。子どもの頃はもう毎年、8月31日は予定が埋まっていました。宿題をやっつけるという一大イベントで…。最近はもうリミットは31日じゃないのですよね。今週は通学の姿を見るたびに、あれっもう新学期かぁ!?とびっくりしてました。

本日は幼児クラスの様子をご紹介。幼稚園はまだ夏休みのところも多いでしょうか。アトリエの方はイベント月間も終わり、通常授業に戻りました。
さてさて今週はなんと、真っ白なパズルが登場…?そう、これにお絵かきをして自分だけのパズルを作りましたよ!
どんな絵にしようかな、どんな模様がカッコいいかな…と、考えながら油性マジックで思い思いの絵を描いていきます。好きな色を使って思いっきりカラフルに楽しいパズルにしちゃいましょう。気合いで、一面をマジックの細い方で塗り込んだ子も!す、すごいパワー!
パズルでは全面同じ模様より右上はお日様があって、左下は緑色の星で…というように変化を付けておくと遊びやすいです。マジックで綺麗に塗った上からポスカで大きな模様を描き込みました。

さて完成!作り終わったら、これはもう絶対遊びたいですよね。ひっくり返してバラバラに…さてうまくいくかな?結構難しい!一人でできた!いろんな声が聞こえてきました。パズルが完成した時って達成感ありますよね。そしてそのあと勢い良くバーンとひっくり返すところを見ていて、そうそうそれがまた醍醐味だよね!っと心の中で頷いてしまいました!
まだまだ暑いですけれど、部屋で涼みながら特製パズル…というのも素敵です。おうちの方も一緒に、是非挑戦してみて下さいね♪
月: 2012年8月
やさしい風
毎日『暑い』という言葉を何回も言ってしまいますが、日常の暑さは「あっぢぃ~!」ですが、海辺の暑さは「あっつ~い!♪」と同じ気温でも暑さが心地良くて笑顔で気持ちよく感じますね!この夏に行った京都の海も湘南の海もどちらも絶景で気持ちがアップしてくる清々しい暑さでした!!
今日は1ヶ月ぶりの記事となる親子クラスの様子をお伝えします。
親子クラスは、授業の参加スタイルが事前予約制となっています。毎回継続して参加される親子もいれば、不定期に参加される親子もいて、毎回顔ぶれが違いいつも出会いを楽しみにしています。
でも8月は長期帰省があったり出産を迎えた方も数人いらして、今回はちょっとさみしい参加者数でした・・・。

今回参加してくれた2歳のお子さんは、お絵描き大好きな男の子。動物の絵が得意そうですが、画用紙とクレヨンを渡すとお絵描きがとまらない!2歳にして人物全身描けてしまう強者!でも絵の具はこの日が産まれて始めてとのこと。親子クラスに始めてきたお子さんほとんどが絵の具初体験。自宅で2~3歳児が絵の具の筆を持ったらどうなるか・・・恐るべし光景・・・。準備も制作も片付けもお母さん相当な覚悟が必要です。
アトリエでは、そんなことはな~んにも気にしないで、絵の具をたっぷり楽しめます!
絵の具が始めてだけどお絵描き好きなこともあって、いきなり難易度上げてひまわりに挑戦してもらいましたが、これが素晴らしい!花びらはフィンガーペイントで、花の中心部はタンポで描いたのですが、なかなかの出来栄えです!そして、うちわの反対側は和紙をちぎって全面に貼りガラッと印象が違います。涼感たっぷりの味わい深い柄が本格的!
まだまだうちわが手放せない暑さが続きそうですね・・・。
来月の親子クラスは、9月11日(火)・18日(火)10:30~11:30です。
ご予約は、アトリエに直接お電話ください。
伊藤 絵里
ポスターコンクール・中学生の巻き
菜々子 中2 『水を大切に…ポスターコンクール応募作品』 ポスターカラー
こちらは月曜火曜とうって変わりぐぐっと大人っぽいポスター。
中学生になるとここまで技術が上達するのかと驚かされます。アイデアにちょっとしたアドバイスを加えただけでこんなにも完成度を上げたのは、ひとえに本人の熱意と努力に他なりません。
「あー、もう生まれて初めて早く夏休み終わんないかと思ったよ!これ早く学校持って行って自慢したい!まぁ他の宿題は終わってないんだけどね…」とご満悦。うっかり浮かれてスキップしそうになって、自分で苦笑いしている程の喜びようでした。
小学生の頃の自由気ままな制作は、その過程がどれだけ楽しかったかが重要であり、もはや完成した作品にはあまり興味も執着もなくなってしまうのが通例です。それが中学生になると、アカデミックでカチッと固い技術が使えるかが一番の問題で、上達や習得以外の喜びはなくなり、またテクニックが身に付こうものなら披露したくてうずうずするから不思議です。高校生になるとその両方の面白さを理解し、技術にプラスしたオリジナリティーの追求に興味が移ります。
中学生に小学生クラスを手伝わせると、結果どうあれ楽しそうに制作する姿に「子どもは無邪気でいいよね。」なんて言うのですが、高校生に中学生を面倒見させると「青いねー。」となるのでした。
青いねーと言えば、小中学生に啓蒙ポスターを描かせるようになったのって、いつごろなんでしょう? オバラ
ポスターコンクール狂騒曲

今回ご紹介するのは、夏休みの子供ポスターコンクール用作品たちであります。
いろんな開催者が、「エコ」「水辺の風景」「未来」などのお題をだしてくれているので、みんな好きに選んでトライいたしました。絵画教室の威信が懸かっていることもあり、ホワイトボードを持ち出して必勝の作戦を伝授してやろうと熱弁ふるったものの、誰ひとり真面目に聴いちゃくれません。おかげでバリエーション豊富な作品が出来てきて複雑な気持ちで喜んでおります。ここに取り上げてない作品にも素晴らしいのが多くあり、U12の絵画シーンに於いては我が校は大したものだと、文字どおり自画自賛しておりますが、結果の出る前なので幾らでも言えちゃいます。勿論、最後は審査員批判も用意しているので盤石であります。
さて、ここに並んでいる作品のなかで個人的に好きなのは、真ん中の列左端にあるモノポリーゲームのボードみたいな住宅街?の絵ですね。なぜなら、僕の伝授した構図、色彩、動き、疎密のポイントを忠実に実行しているじゃないですか。更に己の説の論証の為に、仕上げを手伝った経緯もあり深い思い入れがございます。
思い入れといえば、下の段真ん中の「朝のラジオ体操」の作品も大切です。エスキースの段階では絵に二人しか登場していなかったのですが、コピー機で無理矢理人物を量産して散りばめた下絵をトレースさせて、嫌がる生徒を力ずくで仕上げさせた労作ですが、「朝のラジオ体操」というテーマは、果たしてどのコンクールのカテゴリーにも当てはまりそうも無いのは、今となってはご愛嬌であります。
〈南澤〉
ぼくらの夏の成果
どうも!連日のアウトドアで小学生と同じくらい黒くなってしまった幸介です!学生達は夏休みが終わり、学校の始まっている生徒も多いようですね。授業中に生徒達に「もう学校始まってるの?」と何気なく聞いたら「今日からはじまってるよ!(怒)」とのお声をいただきました。楽しい夏休みはあっという間です。
今年の夏休みは、小学生クラスの全員で同じ課題である「ポスター制作」を行いました。水辺、自然、未来、エコなどのテーマからひとつ選び、コンクールに応募するわけです。夏の一ヶ月かけての制作ですし、久々にやるオーソドックスな平面課題という事もあって、いつもは自由奔放なミオスですがこの夏は(生徒というか講師が!?)気持ちを入れ替えて根気よく制作しました!

いかがでしょうかこの素晴らしき色彩の世界!上記画像はいずれも低学年の生徒達による作品ですが、いきいきとした画面が見てる側をも楽しくさせてくれますね。これはコンクールでの受賞も夢ではない!!
今年は素晴らしい作品も多く、続々と作品が仕上がっております。完成次第、随時報告させていただきたいと思います!
田中幸介
光の画家!
酒井です。学生たちはそろそろ夏休みも終わるころでしょうか?「明日から学校・・・・・」としょんぼり気味に言う学生たちの顔が忘れられません。
さて今日は、水曜夜クラス増村さんの作品をご紹介します!旅行の時にご自分で撮られた写真を元に、フランスの路地の風景を描かれました。前回のブログ記事が9月だったので、そこからだとすると・・・・・約1年間!?20号という大画面にじっくり描いた超大作です!増村さんが個展を開くとしたら、まず間違いなく代表作となることでしょう。
過去の作品もそうですが、増村さんの描く光の美しさにはいつも惚れ惚れしてしまいます。壁に、石畳に、ビニールのテントに、人物に、あたる光の色がとても多彩で美しい!光の表現は、ものを立体的に描くためにとても重要な要素ですが、絵の中の空気感や雰囲気を伝える上でもとても大きな要素。同じ風景でも、昼と夜では全く違った表情を見せますし、季節によっても変化します。カラリと晴れていて、上着を着るのにはちょっと暑い、外を歩くのには調度良さそうなある日の午後。そんな雰囲気が絵から滲みでてくるように感じられますよね。涼を求めてこの日陰の道に入って行きたい、足を踏み出したらスッと入りこんで行けるんじゃないか、そんな気さえしてしまいます。奥にいくにつれてしっとりと馴染んでゆく石畳は、さんさんと降り注ぐ光の温かさと対照的に、ひんやりとした安諸を与えてくれます。
画像では分かりづらいのですが、壁や石畳のマチエールにもかなりこだわり、どうしたら手触りまで伝わるようなリアルな壁になるだろうか!と何度も削って塗り重ねて、試行錯誤されていました。これぞまさに油絵の魅力!この作品、10月の展覧会で直接見て頂けると思いますので皆さん是非お楽しみに!遠くから近くから、じっくり見てみて下さいね。(いくら触れてみたくても、お触りは厳禁です!)
壁面に琺瑯、耳を画いた作品
梅田 『外耳と琺瑯容器のある静物』 250x500mm 油彩
まずは作者のコメントをご紹介させて頂きます。
「土曜大人クラスの梅田です。こんにちは。先ごろ仕上げた拙作の紹介です。作品名は『ガイジとホウロウヨウキのあるセイブツ』と読みます。
ワンコインで手に入れた琺瑯ですが、長年使っている間に愛着を深めました。この琺瑯を表現するのに効果的な見せ方を思案し、考案した構図がこれ。釘打ちされた耳というモチーフの脇役です。
拙作のなかでは割と写実的な作品のため、正確な素描を必要としました。本作を鑑賞していると憂鬱になる人も少なくないかもしれませんが、筆を走らせながら私も憂鬱になりました。」
岩田です。先日、梅田さんの花を描いた油彩をご紹介させて頂きましたがそちらの油彩は、主役の花の中に同系色でありながら様々な色が使われている魅力的な作品でした。
今回の作品は、その花と打って変わって白を主体に描かれています。又、前回とは、アプローチもかなり変わっています。
壁面の一部に空いた四角いスペースの中には、調度収まる位の大きさの琺瑯の容器が鎮座しています。この琺瑯の容器、事前に時間を掛け楕円の形にこだわりながらデッサンしていましたが、この絵を描く為の下準備だったのですね。頭が下がります。
しかしその下積みを抜きにしてもこの作品、拝見した瞬間に「気合いを入れて描かれている!」と、思いました。
数週間前に一度見せて頂いた時と一変しているのです。壁面の質感、状況設定、形の正確さ、どれをとっても本気で絵と対峙していると感じました。耳が壁面に釘で打ってある描写、前回拝見した時とリアリティーが全く違います。この短期間でここまで変わるとは、梅田さんの絵に対する情熱を感じざるをえません。
しかもこちらの絵、アトリエで描かれたのではなくご自宅で描かれた作品です。毎日お忙しいお仕事の合間を縫ってここまで一枚の絵と真摯に向き合うというのは、そう出来るものではないと思います。
私は、アトリエで皆さんに絵の指導をさせて頂いている身ですが今回、梅田さんの絵を見せて頂いて、私自身大変勉強になりました。
私も美術作家として作品を作るという事に日夜励んではいるのですが時として、「疲れたからしばらくサボろうかな」といった心が顔を見せてしまったりするものです。しかし「ああ、自分は、まだまだ甘かった。」と思えました。この作品には、その位のインパクトが正直ありました。
梅田さん有り難うございます。
鮮やかに夏!
高橋 油彩
庄司です。幼児ワークショップのパフェ作成、私も食べたいな~!とイベントとともに食欲まで盛り上がってしまい押さえるのに必死でした!スイーツは見ているだけでも元気が出てきますね♪(本当は思い切りがつんと食べたいのですけれども><)
本日は水曜大人クラスより高橋さんの油絵2作目をご紹介します。
モチーフは鶴見川流域の風景写真。元の写真では薄曇りの景色なのですが、夏を感じさせる爽やかな緑で描いたことにより、明るくてちょっと夏休みのワクワク感も感じられるような作品に仕上がりました。
完成まで結構かかりましたよね~とお話ししながら数えたら、4月に描き始めたのでまるっと4ヶ月!の力作ですよ!高橋さんからは、そろそろ終わりにしたいなーなんて声もちらほらちらほらちら…と聞こえてはいたのですが、もっと!もっと良くなります!とガンガンいっちゃいました。ラストスパートでは夏休みの宿題(自主的)でご自宅にも持ち帰り描かれていらっしゃいました。それだけかけた甲斐あっての素晴らしい出来映えですよね。
高橋さんはなんといっても繊細で綺麗な線が魅力!今回も背景の建物・電柱etc、下書きからきっちりじっくり…と描かれていました。これは…すごく楽しいですよね?とつい訪ねてしまっても、「うん!楽しいね!」との力強いお言葉。だってもう、見ているこちらの方がワクワクしてしまうくらいの熱中でしたから!皆さんを拝見していつも感じますが、好きなもの、そして好きなところを描いている時って特に輝いていらっしゃいますよね。
今回、背景はきっちり描かれていたのですが、手前に広がる畝やあぜ道に変化を付けるのに苦心なさっていました。混色や絵の具の置き方を駆使して、色味も増えタッチに変化も出て美しい景色になったと思います。山にかけたおつゆがけは、少し霞がかったような絶妙な色合いですよね!真ん中のトラクターも赤が効いていて可愛らしい♪細かいところまでじーっくりと眺めたくなる、作者の楽しさも伝わって来る1枚ですね。
そんな高橋さんの次回作、箱根は芦ノ湖の風景です。こちらも、やっぱりここは細かく描きますよね!?という期待のポイントばっちり有りですから、お楽しみに♪
甘い香り漂う
7月から始まった幼児クラスのワークショップが最終日を迎えました。
ラストを飾る作品は、暑いこの季節に食べたくなるスイーツ『パフェ』です。
一時期巷でもスイーツデコがブレークしていたこともあってか、ワークショップ申し込み開始当初から、お母さん達からの期待度が非常に高かったように思います。スイーツは大人になっても乙女心をくすぐってしまいますね!一緒に作りたかった大人もきっと多いはず。お子さんが作った作品を羨ましそうにしてましたね・・・。

粘土で作ったとは思えないほどあまりにも本物そっくりの生クーリームとアイスにリアルなフルーツが盛りだくさん!しかもどこからか甘~い香りが漂う?!そう、実はクリームにはバニラエッセンスが入っていたのです!!なんてリアルっ!
スイーツを一層美味しそうに仕上げるホイップクリームとトッピングソースも本物そっくりでたっぷりデコレーションしました。
アトリエ内は、かわいいチビッコパティシエがいるまるでケーキ工房のようです。
パフェ容器はペットボトルを使ったのですが、よく見るといろいろな形状があるので、カットする場所によってパフェ容器のラインが変わります。身近な材料を使って、なんてお洒落なフォルムのパフェなんでしょう。
甘いもの好きにはたまらない魅力的な作品です。目の前に美味しそうなものがあるだけでハッピーに笑顔になってしまいますね!
最後になりましたがワークショップにご参加していただいた方々ありがとうございました!
来週からは通常授業となります。
伊藤 絵里
今年ラストの人物クロッキー会
どなたでもご参加頂ける、人物クロッキー会のお知らせです。
アトリエでは第1土曜日に着衣の人物クロッキー会を行っています。
固定ポーズを20分×5回(ポーズとポーズの間に5分休憩を挟む)行います。
今回は女子大学生にモデルを勤めてもらう予定です。
来月は“生徒作品展”の為、11月は第一土曜日が休日と重なる為、12月は年末の為、クロッキー会をお休みとさせて頂きますので、本年度はこのクロッキー会が描き納めとなります。
皆様のご参加お待ちしております!
日時 9月1日(土) 16:00~18:00 (入室は15分前より可能です。)
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物 スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。 044-411-1600
前回のモデルさんの写真を撮り忘れ、本日写真ナシで申し訳ございません。



