こんばんは!学生クラスのえりなです!只今23時5分!ミーティング中の写真撮影しました!アトリエ、ミーティングなう!さかちゃん先輩がいます!ちなみに私は、クリスマス会の準備をしていました!もう12月ですね!アトリエは寒いです!でも私はどこでも寝れるので、若干うとうとしています・・・・。いきなりブログ書くことになったものの、ネタがありませーん(+o+)あ、そういえば、こないだ!電車に乗ってて、前の席が空いたんですが、隣にお年寄りの方がいたので、譲ったんです。その日も電車のつり革にぶら下がって寝ていたところ。おばあさんに逆に席を譲られてしまうという結果に・・・・。その話を学校で友達にしたところ、「おばあちゃんに気、つかわせてんじゃん!」と言われてしまいました((+_+))どうやら私はすごく話し掛けやすそうな顔をしているようで、急行電車に乗っていたら、おばあちゃんに「これ、急行?」と同じ日に違う人に言われたり。いきなり黒人に話かけられたり・・・。最近は電車来た事に気付かずに立ったまま寝ていたり。気付いたらみんなが電車乗っててまぢ恥ずかしいですね。とほほ。あ。ミーティング終わったっぽいです!!やほーい!23時34分!!大変お疲れ様です!
月: 2010年11月
壊して正解
上橋 「海の底」 水彩
どうも幸介です!!本日は大人クラスより上橋さんの作品をご紹介いたします!!展覧会にも水彩の作品を出品され、水彩画講座後の10月11月もずっと水彩を描いてきている上橋さん。いつも細かい描写で描かれていて、1枚の作品の中に筆も色彩も凄い量の仕事量を詰め込むのがスタイルです。実際それが長所でもありますが、水彩画講座で「短時間でサラっと雰囲気良さげに描く」という、今までの上橋さんとは真逆の制作方法に魅せられて、「描き込まないで雰囲気でやってみたい」との挑戦で制作した今作。実際に自身がダイビングした際に撮った写真をモチーフに描かれました。本当なら魚のウロコや珊瑚など細かく描いてしまいたい!!という気持ちが制作中もひしひしと伝わってきましたが、そこを抑えて静かで透き通った空気の作品に仕上がりました。魚の頭から尾にかけてフェードアウトするような滲みが見事です!
しかし今作、紆余曲折ありまして、授業を重ねるうちについつい細密描写をして描き込んでしまうこと数回。それを見た小原先生が「一回ぶっ壊してみましょう!!」と魔の提案をし、さらに「壊すんだったら写真も見ないでやりましょう」ということになり、せっかく描き込んだ描写の上から大胆に着彩することとなりました。しかし今回はそれが本当に良かった!!壊れたものが再生する経過で生まれる美ですね。現物の作品をお見せ出来ないのが残念ですが、今までの上橋さんの作品の中でも立体感に合わせてここまで「生命臭さ」が出たのはこの作品が一番じゃないかと思います。
もともと人工物よりも自然物の描写を得意としているようですので、今後もこの「ぶっ壊し制作」で、生々しい生命を描いていただきたいと思います!!
田中幸介
おいしいの家と立体感覚
はやしです。
あっという間に11月が終わり、いよいよ今年も終わりの月がやってきます・・・!ちょっと前からアトリエにクリスマス用のお菓子の作品が出現し、みなさんもちょっとそんな気分になってきましたよね!?私もなにかネタはないかと探していた時にちょっとかわいいつくりのお菓子を見つけました!お菓子の家と言えばグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」。スイスやドイツではこのお菓子の家を「ヘクセンハウス」=「魔女の家」と呼んでいて、クリスマスの名物だそうです。先週の幸介先生の記事でも、学生がヘクセンハウスを作っていましたね!写真のヘクセンハウスは、中にヘンデルとグレーテル、魔女の帽子、ちいさなブッシュドノエルなどが入っています。芸が細かい!
さて、家の壁を開けるとお菓子が詰まっているこの写真を見て、私はおせちを思い出していました。洋菓子と言うのに、なんだか日本的な感覚で見てしまったのです。日本人は西洋人に比べ立体の感覚が弱いと予備校、大学時代に言われていましたが、確かに日本が室町~桃山時代雪舟が水墨画を描いている頃、西洋ではルネサンス、バロックの時代でダヴィンチがモナリザを描いていたと考えるとかなりの違いを感じます。でもそうした説明よりもずっと合点がいった解説に「日本は立ててお皿を収納しなかった」と言われた時に「なるほど!」と思いました。服を作る上でも、日本の学生は立体裁断があまり得意でないそうです。十二単衣も形より、色の重ねの美しさを重視していたのを考えると平面的な視覚に重点を置いてますよね。
見た目は洋風でも、こうしてフタを開いた瞬間の視覚の情報を重視するこの感覚、まさにこうした日本人ゆえの感覚ではないだろうか!と、この洋菓子を見ながら思い出したのでした。
色マジック!
チノです。今日は先週に引き続き、学生の描いたパステル画をご紹介したいと思います。
先週の記事にも書いた通り、茜ちゃんも水彩で下地を作ってから色に入りました。下地の段階はまるでブロックの「レゴ」のような原色の組み合わせですが、完成した作品は、重工感がありながらも軽やかに仕上がっています!ピンクとムラサキの色調にミドリがぴりっと効いていていますね!ミドリってなかなか使いこなすのが難しい色だと感じているのですが、こう、さらっと自然体で使えている所に茜ちゃんのセンスを感じます・・・!背景の絶妙なグラデーションがまた素敵ですね。。。
この作品を見ていて、パステルは茜ちゃんに合う画材なのでは?!っと思ったのですが、「次もパステルにする?」と提案したところ、次は違うのをやってみたいとの事でした。・・・いつかまたパステルに挑戦してくれることを楽しみに待ってますよ~♪
写真展のお知らせ
上記お二人(20代後半と30代前半の男性)はアトリエで油絵を描きながら、写真教室で撮影テクニックと感性を磨いているそうです。(小泉さんに至っては+ピアノまで習っていて、発表会でショパンを弾く腕前との事!)
仕事の合間に芸術活動に勤しんでいるのか、芸術活動の合間に働いているのか心配になりますが、大きなお世話ですね。
そんなお二人が写真教室100名の参加する展覧会に出品しています。
PHOTO☆DECO 2010
PHaT PHOTO 写真教室で繋がった107人の仲間が作り出す個性豊かな写真展!
2Fから6Fまでフロアごとの特性を生かして展示します!
あなたのお気に入りの1枚を探してみてください♪
期間 11月28日(日)まで
時間 11:00~19:00(最終日17:00まで)
場所 渋谷3-16-3
03-5485-5188
Gallery LE DECO
JR渋谷駅東口から、明治通りを恵比寿方面徒歩5分 明治通りを挟んだ向かい側がスターバックスコーヒー
ちなみに小泉さんは2F、上野さんは5Fに展示しているとのこと。
美術館で絵画鑑賞もいいですが、たまには写真鑑賞も新鮮ですよ!
週末に渋谷方面に行かれる方は、ぜひともお立ち寄りください。 オバラ
宇宙は続くどこまでも
小学校受験が終わり、お電話でのご報告や親子揃ってアトリエにご挨拶にみえたり、ここ数日嬉しいお知らせが続いています。
上手な絵が描けることが最終目標ではなく、作品や発表から自分らしさや生活経験がいかに表現できるかが重要視される小学校受験。
試験当日までの日頃の生活体験がどれだけ作品に大きな影響を与えるか、お母様からのご報告を伺って改めてそのご苦労には頭が下がりました。
毎回授業後に小原先生と受験クラス一人一人の生徒さんについて話し合ったこと、そのドラマを思い返すと私自身も感慨深いものがあります・・・・。
さて、
こちらの作品は、年中男の子が宇宙をテーマに描いた絵です。
彼は、何か特定の物に興味を持つとしばらくはアトリエでも自宅でもその興味に全てが集中してしまう性格で、宇宙のテーマも彼自ら湧き出たものでした。
どちらも説明はいらないほどの仕上がりです!
無重力空間にいる宇宙飛行士のポーズがよく描けていますね。空と惑星の色は、左側はクレヨン混色で描き、右側は絵の具グラデーションで描いています。
日にちを空けずに同じテーマを続けて描く時には、画材を変えたり、視点を変えて描くと新鮮に描き始められます。
伊藤
好奇心いっぱい
小嶋 水彩色鉛筆
お仕事関係の勉強で多忙になるため、惜しくも本日でアトリエを退会された小嶋さん。
前回のリトグラフや日本画と、アトリエならではの画材にチャレンジされ、展覧会などでもより深く観賞できるようになっていると思います。
今回2週間という短い期間で、お持ちの水彩色鉛筆を使いアトリエのモチーフを描きました。
水彩色鉛筆は芯が柔らかくできており、鉛筆を尖らせたような細かい描写には不向きです。
そのためポットの蓋のフチやぬいぐるみの顔など、引き締めたい部分には鉛筆を併用しました。
また、水彩色鉛筆はその名の通り水で溶いて使える色鉛筆ですが、筆で色を伸ばすと筆あとによるムラが残ってしまったり、色鉛筆ならではのざらっとした質感を生かしにくかったりと、水と併用する際の難易度がちょっと高めです。経験のある方ならお解りかと思いますが、広い面を水で伸ばそうとすると、筆ではどうしてもシャバシャバした水っぽい絵になりがちですよね。
そこでしめらせたティッシュを絵の上でポンポンと叩き、大きく全体的に水を伸ばしました。そのお陰でムラもできず、色鉛筆ならではのザラっとしたタッチも生きています。リンゴのツルっとした質感、ぬいぐるみのフエルト地らしさもぐんとアップしました!
水彩色鉛筆を上手く使いたいと思っている生徒さんも、ぜひティッシュを使った技法を試してみてください♪
今回に限らず普段の制作の中でも、色々な描き方を吸収され、どうしたら理想通りの絵になるんだろう?という探究心を強く感じました。水彩色鉛筆なら家でも気軽に使えますし、勉強の息抜きにぜひ絵を描いてアトリエでの経験を生かしてくださいね! 赤尾
オススメ☆期間限定品
今アトリエには、柿・ザクロ・鷹の爪・綿の木・カリンと、たくさんの秋の木の実があります。
小学生クラスで制作中の日本画のモチーフにする為、庭に立派な実のなる木のあるお宅や農家、幼稚園などに、私と伊藤先生でアポ無しで突撃、頂いてきました。
不信な扱いも嫌な顔もされることなく、どなたも快くこちらが望んだ以上にたくさん手折って下さいました。
作品が完成したら、写真をプリントアウトしてお礼に伺うつもりです。
せっかくなので大人のクラスの方にもぜひモチーフにして頂きたいと思っていたところ、何人かの方がチャレンジしてくれていますが、完成一号の秦野さんの作品をご紹介します。
さわやかな色合いのバックに瑞々しい柿が溶け込みます。
たった一日(2時間)の授業で集中して仕上げた為、逆に渋みのないおいしそうな秋の味覚に感じられますね。
ぜひ皆さんも今年最後の作品として、短期限定モチーフにチャレンジしてみて下さい! オバラ
もうすぐこの季節
どうも幸介です!!もう11月も後半となり、残すところ今年も後僅か。そして待ちに待った(?)最大のイベント、クリスマス会ももうすぐですね!ということで先日、学生クラスで試作品を学生達に作ってもらいました。
今年の全員共通の材料は食パンと板チョコ2枚。食パンをトーストしてラスクにしたものをベースに使います。なのでとってもしっかり作ることが出来ます。食パンをジンジャーマンにくりぬいてから焼いたりしても可愛いかも。とにかく、けっこう自由度が高い予感がいたします。学生クラスではあくまでも「試作品」ということなのでちょっぴり質素だけど、本番ではもっと使えるお菓子も増えますのでご安心ください!!ドギツイ色のアイシングも健在です。
ということでアトリエの階段下に試作品を展示しておりますので、みなさんご覧になって本番までにアイデアを膨らませてください!大人クラスの大人げない作品にも、今年も期待してます!!
田中幸介
人生でひとつでも
はやしです。
小学生クラスも順調に日本画が進んでいます。火曜日クラスは下地の塗りが終ったので、来週からはいよいよ絵を入れて塗っていきます♪どんどん描いていきますよ~!
ちょっと今日は私の思い出話ですが、人生で一番感動した絵が日本画です。東山魁夷が唐招提寺の襖に描いた「濤声」と言う題名の、波の絵です。本来ならお寺の障壁画として決められた場所にあるべきものですが、唐招提寺が平成の大修理中ということもあって上野の東京国立博物館で行われた唐招提寺展で観ました。この「濤声」の他にも「山雲」「揚州薫風」などいくつかの絵があります。どれも鑑真和上のために描かれたもので、東山魁夷はこの一連の絵を描くために10数年をかけ、日本各地を回り写生を繰り返したそうです。
何に感動したと言うか、絵を観ながら初めて音が聴こえました。描かれているのは激しくもなく、そこまで風の激しくもない、ごくありふれたある日の寄せて返す波の姿なのですが、在るがまま、ただ生きている波が描かれており、遠くからその繰り返しの音、波が静かに迫ってくる時の音が聴こえてきました。とにかく絵の力が圧倒的で、かなり長い時間絵の前動けず、動けるようになってからも行ったり来たりしながらずっとその絵ばかり見ていました。今でも思い出しただけで涙が出る絵です。
絶対に実物を観て頂きたい!のですが、奈良はすぐに行ける場所でもないので一応画像を・・・見にくいのはわざとです(笑) 実物を観ないと意味がないのでここの画像のクオリティはどうでもいいのです!「美しい」と言うのはこういう日本画ではなくすごく暗い絵でも、グロテスクに見えるものでも、その絵一つがすごく完成されたものすべてに使える言葉ですが、絵を描くなら、ものをつくるなら、ひとつでもただ在るだけで力を放つ作品を作ってみたいです。
皆さんも、そういう作品はありますか?他の人のそういうお話、聞いてみたいですね。






