小学生クラス遠足レポート!

Mios

チノです。昨日に引き続き、小学生クラスの遠足レポートです!今回の遠足では、小学生の他に、中学生4人や、高校生2人の先輩たちも来てくれたのですが、「そっちにいったら危ないよ!」とか「集合して~!」など、先生顔負けの誘導をしてくれたり、下の学年の子の面倒をみてくれたりと、とても頼りになる助っ人として大活躍してくれたのが印象的でした!私は月曜クラスをみていたのですが、学生たちの影響もあってか、高学年の子が低学年の子の面倒を積極的にみてあげていて普段の授業とはまた違う一面をみることが出来ました!今回アップしたスケッチは月曜クラスの子どもたちのものです♪

野毛山動物園では、自分の描きたい動物のところへ集まり、1時間にも満たない短い時間でしたが、本物の動物を前に、みんな集中をして観察していました。晴天だったこともあってか、どの動物も檻の奥から出てきていて、特にライオンなんかは、オスメスとも起きていて、それが観れただけでもラッキー!という感じでした。(何回も行ったことありますが、大抵どちらか一方は寝ています。)
ライオンのたてがみは実は背中の方まであって、少し長い、とか、肉球は黒くて爪は見えないとか、図鑑で見ただけでは分からないようなところまで気づくことが出来ました。他のこのスケッチもお昼を食べている時に見せてもらったのですが、開くたびに「おぉっ」と驚いてしまうことが多く、レッサーパンダの寝ているポーズや、鳥の木に止まっている姿、飛んでいる時に足がどこにあるのか、・・・よく見ていますね!

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無事終了!

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赤尾です。ミオス春の遠足第一弾、小学生クラスの遠足が今日開催されました!
スケジュールは野毛山動物園でスケッチ→お昼→横浜美術館でポンペイ展でした。
ここ最近天候がすぐれず心配していましたが、朝から快晴!お昼はポカポカ陽気の下で楽しくご飯を食べました。
今年は学生クラスの生徒たちをお手伝いボランティアとしてお誘いしましたが、去年や一昨年まで同じように参加していたとは思えないほど後輩たちの面倒を見てくれ、講師たち皆すごく助けられました!
スケッチの様子など、これから各先生が詳しくご紹介して行きますのでお楽しみに!
私はトップバッターなので、まず毎年恒例のスタッフ花見の光景をご紹介します!
今年は学生クラスの生徒やボランティアのスタッフさんも多く、大盛況のお花見でした。
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そして桜も満開!
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Sakura
Erina
都合良く遠足当日に満開になることは珍しいのですが、今年は満開の桜を堪能できました!
今週末の大人クラス遠足まで持ってくれるといいですね。

明日は幼児クラスの遠足です。今日みたいに晴れてポカポカ陽気だといいですね!

お世話になりました

オバラです。
寂しいことに白石幸子先生が昨日で退職しました。

いつも元気で明るく笑顔を振りまき、チャカチャカ歩き、チャキチャキ仕事をこなす先生で、主に小学校受験クラスと火曜小学生クラス、学生クラス、日曜大人クラスを担当してくれていました。
今年に入ってからは、本業のイラストレーターの仕事が忙しく(先週も二日間お風呂に入っていない記事がブログにアップされていましたね。)日曜クラスとプライベートレッスンのみ担当してくれていましたが、その存在感の大きさから生徒さんの喪失感も大きいだろうと思います。

周りに流されることがなく、決めたことは完璧に守り、納得できないことは絶対に許さない、信念をまっすぐに貫く先生でした。
きっとそういう強さがないと、フリーのイラストレーターだけで食べていくなんて無理なのだろうと、改めてデザインの仕事の厳しさ考えさせられます。
これから美術の道を志す学生達に、ぜひ見習って欲しい生き方をしている白石先生の退職は本当に残念でなりません。

“白石さちこ”のつづりで仕事をしています。(クドカン『なくもんか』の劇場版パンフレットも製作していました。)目に触れる機会がありましたら応援よろしくお願いします。
白石先生これからもお元気でご活躍を!

(昨日、大人クラスの後すぐに小学校受験の春期講習があった為、バタバタして花束贈呈の写真を撮り忘れてしまいました!ごめんなさい!)

話しは変わりますが、明日は小学生クラスの遠足、明後日は幼児クラスの遠足です!
てるてる坊主の準備をしなくては。
参加するみんな、お楽しみに♪

ありがとうございました。

皆さん、ありがとうございました。
白石は本日をもってアトリエ・ミオスを退職させて頂きます。
皆さんの親しみやすいお人柄にどれだけ癒され救われたことでしょう。
皆さんの絵に対する姿勢にどれだけ影響され成長できたことでしょう。
とても勉強になり、楽しく過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。

生活の為、絵や技術をお金に変えて生きている私にとって、
皆さんの『好きだから描く』とゆう、本来あるべき姿に接することで、気持ちが絵を始めた頃の初心にリセットされていました。
ADやデザイナーの評価を気にしたり、クライアントの顔色をうかがったりしてきた私を見直す良い機会でした。
好きな画材で、好きなサイズで、好きなように描いている皆さんが、輝いて見えました。
貴重な体験をありがとうございました。

ここでの経験は忘れません。

どうか皆さん、好きで始めた絵をずっと続けて下さい。
鉛筆デッサンも木炭デッサンも透明水彩もパステルも色鉛筆も油絵も日本画も、楽しみながら、とことん究めて自分だけの表現を見付けて下さい。
そしてアトリエの仲間どうし刺激し合い影響し合い、魅力的な作品をどんどん生み出して下さいね。
こっそり応援しています。

話は変わりますが、
二子玉川で多摩川と合流する野川をご存知ですか?
野川は、我が町の国分寺から湧き出て小さな川になり、小金井市、調布市、狛江市、世田谷区で多摩川に合流します。
我が家はその出来立ての小さな川(川幅は60センチ位)の隣で、窓の下にはキレイな湧き水がいつでも流れているのです。
「ここからイカダに乗って流れて行けば、ミオスの近くの新丸子まで着けるなぁ。」と常に思っていました。
一度も実行しなかったことが悔やまれてなりません(笑)。

生徒の皆さん、講師の先生方、大変お世話になりました。
感謝の気持ちは尽きません。
ありがとうございました。

白石

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や~~っと完成!

St330268_2_2Pap_0265Pap_0266上からユンソン(中3)、ともえ、えりか(中2)

チノです。久々に学生の油絵紹介♪な気がしますが、実はこのモチーフ、去年の小学生クラスの油絵モチーフだと気づかれた方はいらっしゃるでしょうか??・・・そう、夏休みから描き始めたにもかかわらず、絵具持ってこなかったり、途中でハロウィンのカボチャつくったり、今日は気分が乗らないと言ってみたりと、紆余曲折ありました!まー、そんなところが学生らしいと言えばいえなくもないですが、しかし、完成してみれば、荒々しさのなかにもなかにもそれぞれの個性がでていたりして面白いものです。中2ペアにはもう少し頑張ってもらいたいところですが!

今土曜の学生たちは一つのモチーフを囲んでデッサンを描いています。いつもと違ってお喋りする雰囲気もなく集中して取り組んでいる様子。さて、どんな作品にしあがるのかお楽しみです。

コスチュームモデル

Kurokki103_2人物クロッキー会のお知らせです。
20分ポーズを5回とも同じ姿勢でとってもらう固定ポーズです。
今回のコスチュームは、若い女性にチャイナドレスを着てもらう予定です。
ミオス生徒さん以外の方も参加していただけます。
アドバイスが必要な方はお申し出下さい。

日時   4月3日(土) 16:00~18:00
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

ぜひ皆様のご参加お待ちしております!

豊かな色

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幼児クラス 年長 コラージュ

コラージュ(糊付け)という現代絵画の表現方法にはいろいろとありますが、幼児クラスでは「森の中の大きな木」というテーマを持って、絵の具を一切使わず製作しました。

まずは、カレンダーや雑誌の紙面をハサミを使わず手でビリビリッと破ったり裂いたりします。
破る音や切る感触がスカッとして、自由に思い切り破るのは、大人も子どももたまらない爽快感ですね~!
一枚の紙が形を変えて細かい破片がたくさんできました。この破片をチラチラと、紙吹雪にしてみるのもまた楽しい!

今度は、小さく切った紙を色別に分けてみました。
茶色コーナーには、よく見るとケーキ、夕焼け空、アルファベット文字、パンなどの写真の一部が・・・。

色分けした紙を丁寧に木の枝や幹、葉に貼っていく子がいます。
あまり色にはこだわらずに、気持ちのままに自然と貼っていく事でもしっかりと形が見えてきて、美しい作品に仕上げていく子ガいます。
形や色よりも画面に思う通りに貼る事に夢中で、そこにその時の気持ちを表現している子がいます。

どれひとつとっても実際に出来上がった作品が本当にきれいで、色彩の豊かさに圧倒されてしまいました!!

伊藤

対照的な2人

Nana(上)奈々 色鉛筆 (下)加余子 木版画 共に中1
Kayo

細かい作業が大得意で職人肌の奈々。対照的に大胆で感覚的な絵を描く芸術家肌の加余子。2人とも大人顔負けのこだわりとセンスの持ち主です。
ときおりこのブログで紹介されてきましたが、中学生になった2人の最新作はいかがでしょう?
2人とも自分の個性を生かしつつ、絵の実力もぐんと上がった大人っぽい作品を仕上げてくれました。小原先生も言っていましたが、これで中1とは末恐ろしい・・・!
これからもそれぞれの持ち味を生かしながら、ぐんぐん成長してくれそうですね!!
私はいつか2人の合作が見てみたいです。 赤尾

我慢の絵

Matuokaume松岡 『枝垂れ梅』 透明水彩

先日、上野の国立博物館で開催されていた長谷川等伯の展覧会に行ってきました。
晩年になる程、「描かずに見せる」「描いていない部分になにかあるように感じさせる」画風が強くなっていきます。
私もこれを目指し、制作する時の目標にしています。

松岡さんも、見る人や気分によって感じ方変わるように、描かない部分の空気を大切に、描いた場所も手を入れすぎず少々我慢して未完成のような完成を目指しました。
梅の花より、花びらが落ちた土に魅力を感じます。
見方によっては地面というより、池のようにも見えますね。
雨が降った後ふわっと湿った空気に交じり、散りかけた梅の香りがしてくるような気がしませんか?
落ち着いた大人の魅力が溢れています。   オバラ

愛くるしい

Tanabe_2田辺 水彩色鉛筆

どうも幸介です。本日は大人クラスより田辺さんの作品をご紹介いたします!

今回の作品、ご自身のお孫さんの写真をモチーフにしての製作です。じつはこの絵の前に、同じ絵をデッサンで一枚描いているんです。良く知っている、自分の家族だからこそ、細かい特徴も分かっているし、ちょっとでも似ていないと気になってしまいます。赤の他人を描くのなら多少似ていなくても大体の雰囲気さえ出せてしまえばなんてことないんですが、家族はその「雰囲気」を細かいところまで誰より知っているだけに、とても難しいモチーフですよね。

そんな今回の作品、入念に描いたということもあって、肌の柔らかさや暖かさ、細く柔らかい子供特有の髪質など、絵の中のお孫さん本人の空気が存分に伝わってくる作品です。頬の色味は、水彩色鉛筆ですが水はつけずに綿棒でこすって着彩しましたが、その暖かい色味と質感が愛くるしいですね!!そして何より、今までの静物や風景を描いていた時よりも、田辺さん自身の製作中の表情が穏やかさが印象的でした!目に入れても痛くないとは言いますが、その感覚はまだまだ僕には分かりません。ですが、今回の作品の製作中の表情を拝見して、なんとなく肌で感じれるような気がしました!!

田中幸介