オバラです。
展覧会に出品する作品提出をしつこいほど煽り続けていますが、本日、最初の出品を承りました。
きちんと額装もされ、題名も考えてこられて、完璧!
皆様、作品を持って来られるのは、ご自分が通われている授業時間以外でも、いつでもWelcomeです!
楽しみにしています♪
お詫び
これからアトリエ内に作品が増え、また大人クラスにチケット制で通われている方が、作品を完成させる為に頻繁にご予約くださる様になります。
普段より教室が窮屈になってくると思いますが、1ヶ月ご辛抱くださいね。
オバラです。
展覧会に出品する作品提出をしつこいほど煽り続けていますが、本日、最初の出品を承りました。
きちんと額装もされ、題名も考えてこられて、完璧!
皆様、作品を持って来られるのは、ご自分が通われている授業時間以外でも、いつでもWelcomeです!
楽しみにしています♪
お詫び
これからアトリエ内に作品が増え、また大人クラスにチケット制で通われている方が、作品を完成させる為に頻繁にご予約くださる様になります。
普段より教室が窮屈になってくると思いますが、1ヶ月ご辛抱くださいね。
こんにちは。チノです。今日は朝太陽が出ていたにも関わらず、雨が降ったり、止んだりと不安定なお天気でしたね;
突然の雨、みなさまは大丈夫だったでしょうか?
さて、今日は土曜クラスのはるさちゃんの静物着彩をご紹介します。感想を書いてもらった紙をうっかりアトリエに置いてきてしまい、詳しくは分からないのですが、とにかく、「色をつけるのが大変でした」という感想でした!(おぼろげで申し訳ないです;)
それもそのはず、この作品、約2ヶ月をかけ、じっくりじっくりと色をつけていきました。
先々週あたりから、もう完成でもいいのでは?と思うほどの完成度の高さだったのですが、「もう終わりにする?」と聞くと「・・・・(う~ん)。」と、なにかもの足りなそうにしているので、じゃあ!と、どんどん難易度をあげていったのですが、水を吸うスポンジのごとく、どんどん体得してしまうんですね。モチーフに対しても、助言にしても、何でもあるがまま、素直に受けて止めていけるからこそなのではないかと感じました。まさに「誠実」と言う言葉がうってつけであるようです。
そんな彼女の作品の驚き鑑賞ポイントを最後にふたつあげたいと思います。
その① アトリエ(大人クラス)で使う、いわゆる「透明水彩」ではなく、小学生の使う「不透明水彩」で描かれています!
その② なにを隠そう、彼女は中学2年生!
あとはもう、作品をよ~く鑑賞してみてさい。絵を見ていただければ伝わるかと・・・・!
以上、ちのさおりでした。
こんにちは、赤尾です。今週からまたミオスで教えています。
今日は中国旅行のお話です。
上海から入り、西塘→杭州→蘇州と旅行して来ました。
中国は初めて訪れたのですが、やはり漢字が使えると落ち着きますね。
漢字と言っても日本とは大分違うのですが、筆談がある程度通じ、駅の乗り換えなどもスムーズにできました。
そして交通費が安い!物価は日本の2分の1くらいでしたが、電車はバスは10分の1以下でとても助かりました。
日本ももうちょっと安ければ旅行し易いのですが・・・。安い切符を利用して賢く行きたいですね。
上海はとにかく人が多く、さらに暑くて何度もお茶休憩を取りながら歩きました。
上海美術館では、中国人の作家によるオリンピックをテーマとした作品の企画展が行われており、
スポーツがテーマならではの動きを感じる面白い作品がたくさんありました。
蘇州と杭州は蓮の花が満開でとても美しかったです。
あまりに綺麗だったので、撮った写真の8割は蓮の花でした。
とくに蘇州の留園や拙政園の眺めは素晴らしいものでした。水と緑のバランスがとても素敵で、これは是非皆さんにも生で観ていただきたいです!
観光スポットが自転車で丁度良く回れる距離にあり、レンタサイクルで景色を見ながら色々な場所に行きました。
1人で地図を見ながらRPGゲームのように色々な場所を回り、お腹が空いたらお店を探し、色々な国の人と話をする。
初めて観る景色にワクワクし、不安と興味でいっぱいになる旅行は本当に生きていることを実感できます。
そして戻ってからも普段の生活やいつもの景色も少し新鮮で愛しく感じることができます(昨日スカイクロラを観たので少し影響されました)。
この楽しさを味わってしまうと、またすぐに旅行に行きたくなってしまって抜け出せません。
今度はどこへ行こうか考えるだけでとても楽しみです♪
幼児クラスからご紹介します。
今週は夏休み最後のクラスだったので、「夏休みに楽しかったこと」の絵を描きました。最初に人物の描き方を説明。みんなが楽しいとき、遊んでいるときって、手や足はどんな動きをしている?と質問。動きを意識した描き方ができるように、いろいろなポーズをやってみたり、またこども達の楽しい夏の思い出を聞きながら描き進めました。
左の絵から順に・・・(げんき・かおり・さく)
公園でサッカーをしているところの絵は、空と地面を絵の具で塗った事で広々としたグランドが想像でき、手前に大きく描いた相手に今まさにボールを蹴ろうとしているダイナミックな絵となりました。ちなみに、雲は白いクレヨンで魚の形をした雲を描き、上から絵の具で塗り浮かび上がらせたので個性的な夏の空がイメージできましたね!(写真では見えず残念・・・)
きょうだいで並んで泳いでいる様子は、手や足のバランスが良く、動きもしっかりと描けました。画面いっぱいに泳いだ時の楽しさが伝わってきますね。
遊園地の絵は、遠くにジェットコースターを小さく、手前に並んでいる人を大きく描くことで、遠近感がでて絵の中に空間を感じさせます。
今日は3枚の絵をご紹介しましたが、この日の作品はどれも最近の成長をぐっと感じさせられるものばかりでした。手足の描き方を少し意識して描くだけでこんなにも気持ちが伝わってきますし、作者からの説明はいらないほどです。この調子で10月の展覧会に向けて、幼児クラスも素敵な作品ができるように頑張りましょう。 伊藤
オバラです。
展覧会出品作品の提出期限まで、カウントダウンが始まっています。(しつこいですが、9月22日までですよ!)
額装される方は、額の注文、発注、製作などの時間を考慮して、少なくとも2週間前には画材屋に行って下さい!
すでに額を注文された方から、こんなメールを頂きました。
素敵な画材屋さんをご紹介頂き、ありがとうございました。私、額のために少し絵を頑張ろうかな、と思いました。逆転の発想。ちょっと奮起しました、画材屋さんの対応のおかげかもしれません。
車の教習で合宿教習ってありますよね?あんなふうなことをミオスで私してみようかなということを、前からかすかに思ってました。少しお金かけてチケット買って、週に一度のクラス以外に平日仕事帰りに2回位集中してデッサンをしに行こうかと。
自分を奮い立たせるきっかけは何でもよく、またどこに転がってるかもわからず、それが素敵な額屋さんで私の感性を言い当てられて、ちょっと奮起しようかなあって、ふと思っています。頑張ってみようかなあ。
逆転の発想とは面白いですね。先日結婚した友人もわざと1サイズ小さいウエディングドレスを選んで、式までに似合う体系に自分改造頑張ったそうです。それと近い感覚ですかね?
自分の作品に似合う額を見付ける。なければ特注で作ってもらう。そんな経験はめったにありませんから、この際恥ずかしがらずに楽しんでみましょう!

(左)あかね (右)しいな えんぴつデッサン
一昨日の石山先生のブログの補足になりますが、今日二人のデッサンが完成しました。中学生になって一枚目のデッサンの感想は?
あかね…「中学生になって初めてのデッサンで、すごく大変でした。とくに、鏡に映ったポットが描きにくかったです。それに、一つ一つが全然違っていて、違いを出すのが大変で影を徐々に暗くするのも難しかったです。」
しいな…「このデッサンは中学生になって初めて描きました。小学生の時とは違う難しさがあって大変でした。とくに影をつけるところや光のあたるところを描くのが難しかったです。」
二人とも小学生の頃からアトリエに通っている生徒です。デッサンも小学生の頃から何枚も描いていましたが、こんなに急に上手くなるなんてびっくりです。小学生の頃から上手な方でしたが、中学生になってこんなに大人っぽいデッサンが描ける様になりました。急に上達したのは、きっと周りの高校生の先輩達が上手なデッサンを描いているのでそれに影響されたのでしょう。いいことです。
でも彼女達の上達ぶりはそれだけではない様に思います。デッサンが仕上がるまで何日もかかりましたが、それまでに何度となく「先生!」と私を呼びにきてアドバイスを聞きにきました。その度に素直にひとつひとつの言葉を聞き入れ、自分なりに理解して絵にしていきました。彼女達の上達ぶりは素直に絵に向かった結果だと思います。分からない事は分からないと言いながらもまっすぐに絵に向かい、あきらめないで仕上げたのでこんなにステキなデッサンに仕上がったのでしょう。仕上がったデッサンを見て二人は満足そうでした。
『素直に描く』簡単な様でとても難しいことです。
私は今、学習教材用の絵本の仕事をしています。小学生が学校の授業で使う絵本です。(※やのれいじ作「ねむらせやさん」という絵本です。)ラフ(下描き)の段階で何度も何度も直しが入り、途中描くのが嫌になったりしましたが、やっぱり一枚一枚仕上がるたびに楽しくなってきています。そんな時、生徒さんの事を思い出します。ダメだしはやっぱり凹むし、やる気が半減したりします。でも、アドバイスを素直に聞いて仕上げるとやっぱりいい作品になると思います。
私も素直な気持ちでこれからも絵を描いていけたらと思います。
(あさって入校締め切りなのであと10点以上イラストを仕上げないと~っっ)
しまだひろみ
????
こんばんわ、あるいはこんにちは。幸介です。
夏休みも残すところあとわずか(というよりすでに学校の始まっている子供達もいるかも)で、アトリエでは夏休みの課題の追い込みに入っています。
8月まで油絵を描き続けた子、自分で考えた木工制作の子、実力アップのためにあえて人物画にトライする子と様々でしたが、アトリエで毎年恒例のポスターを制作する子も多かったようですね。
一番人気は「海」をテーマにしたポスターでしたが、今日ご紹介するのは里奈の「森」をテーマにしたポスター。コンクールに出展する予定で描きました。とても良く描けています。画像では分かりづらいかもしれませんが、羽毛に細い線を描き入れたり、森の木々の木肌をあえて滲ませたり、木々の葉も点描画のように何色も重ねたりと、今までアトリエでやってきたことを存分に生かした作品に仕上がってます!!フクロウがヘビを捕まえているというシーンのチョイスも、「森」が生命の豊かな場所であるというテーマにもバッチリですね!!
…しかしこのポスターコンクール、出展すると絵が返ってこないんです!こんなに良く描けているのでコンクールにも是非出したいんですが、良く描けているが故、家に飾ってもらいたい気もします。…うーん、どっちも捨てがたいですね…。
でも手元に絵が残っても残らなくても、この絵を描いたことで彼女は確実に上達しましたので、それだけで財産ですね!!
以上、幸介でした。
みなさんこんにちは。
今回ご紹介するのは、この春より中学生になった二人による作品。
そして、小学生クラスを卒業して初めての静物(鉛筆)デッサンです!
小さい頃からミオスに通って、ずいぶんになっているはずの彼女たち。しかしようやく学生クラスになり、今までのにぎやかさとはまったく違う大人の環境で描いた初モノは、本人にとってどんな入り口になったことでしょう。
鉛筆の削り方から、さらには鉛筆の種類を増やして買ってきなさいというところからはじまった一枚。そのため黒の色幅が浅かったりなど、まだまだまさにスタートラインですが、しかしあかねの構図の大きく入れようという思い切りや、しいなの水の映り込みまで追いたいという目線と、なかなか素敵な一枚目になっているのではないでしょうか。
鏡面に乗るモチーフという、少し難しい(ように見える)ものでしたが、臆せず、よく描ききろうとしています!
これからの作品も本当に楽しみですね。そして何枚も描いて忘れたころに、この一枚と比べてみて自分がどれだけ変化できたのかを実感してニヤリとしてもらいたいなぁとひそかに考えるのでありました。
いしやま
こんばんは。千野紗織です。
今日は学生クラス、愛佳ちゃんの「想定デッサン」をご紹介します。
「想定デッサン」とは・・・
主に美術系の学校(大学)の受験の課題の一つとしてあるのですが、実際にセットされたものをそのまま描くのではなく、「飛ぶ」「はじける」といった言葉だけのイメージで描いたり、モチーフを渡されて、それを自分なりに解釈して、自由に構成して描く課題です。(主に、発想力、構成力、そして描写力を見ます。)
今回の課題は「ビー玉を使って夢を表現する。」というもの。
ビー玉に水滴の様なイメージを重ねて、幻想的に広がっていく感じ・・・見せたいものも明確に伝わってきてなかなか良くなってきていると感じます。しかし、見ていると、本当にこの作品は紙の向きがヨコでいいのか?という疑問が湧いてきます。真ん中に大きなビー玉があり、そこから雫がおちて、波紋が広がる・・・・と同時にヨコにもビー玉のような、水滴のような粒が飛んでいきます。これではヨコの流れなのか、タテの流れなのか、明確に伝わってきません。本人に、「どちらがメインなの?」と聞いたところ、したたり落ちる雫(+波紋)でした。
そう、実はヨコの小さなビー玉は最後の方に描きたしていったものだったのです。したたり落ちる雫(タテの流れ)がメインであるのだったら、構図をタテにすれば、途中、ヨコの余白に苦しむこともなかったかもしれません。本人の感想では「構成に時間がかかり、水とビー玉の透明感を表現するのが難しかった。」とのことでしたが、もう少しだけ、「何を見せたいのか、どこを強調したいのか」ということを明確にすると良かったですね。
想定デッサン・・・、私も受験時代に何枚も描きましたが、自分の頭で一からひねり出して描かなければいけないので、なかなか、どうして、大変です。
日頃から、色んなものを注意深く観察したり、雑誌の切り抜きを集めたり、自分の「ネタ」「引き出し」を少しでも多く作ることが大切だと思います!
がんばれ、受験生!
オバラです。8月8日に書いたブログに何人かの方からコメントやメールを頂きました。応援して頂き本当にありがたいです。
美大受験生の為に(諦めてさじを投げずに)芸大の工芸科出身で現在アニメーションの制作スタジオを運営している友人を助っ人に呼びました。(オバラがなんとかしろって!?まーまーまー)
ミオスのスタッフも同じようなアドバイスは散々言ってきているのですが、違う職業の方から違う切り口で聞いた話は相当刺激になったようで、受験生たちから将来の夢の話まで引き出していたのには驚きました。(私には話してくれたことがない。萎縮させていたに違いない。反省。)
彼の話を一部ご紹介します。
たとえばゲーム。有名な会社か名もないゲーム会社が制作したかで面白いかつまらないかが違う。働いても同じ。自分はどちらのエンドロールに名を連ねたいか。一流の人が名を連ねている、そこに自分も入る事をイメージしてみよう。明確な目標がわかると生き方、考え方が違ってきて、今すべき事がわかる。
デザインにしても映画にしても、ゲームにしてもどこが好きなのか考えながら見る。どう思ったか。何が印象に残ったかメモに残す。
美術でお金をもらうには、引っ込み思案、面倒くさがりだったら、性格すらも変える覚悟でいかないと戦えない。
私も考えさせられる内容でした。ノートをつけるのは、最近流行のビジネス書にもありますね。(確か著者は博報堂を退職された方。美術寄りの方です。)
さて、これから活かしていけるかは本人次第ですね。(あ、またナゲヤリ?)