窓からこんにちは

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幼児クラス
左から:かおり(年中)・ゆつき(年長)・いおり(年長)

今週の幼児クラスは立体工作の日。メインの素材は、幼児の力でも簡単に曲げたり切ったりできる、表面が波型になっている「巻きダンボール」でした。

基本となる家の形はみんな同じだけれど、窓やドアの切り方によって形・大きさが異なり、それだけでも家に個性がでます。またカラーの波型ダンボールを好きな形に切って貼るとさらに素敵なお家になりました。

立体工作では、最初からできあがりのイメージをもって作っても良し、思いつくまま切ったり組み合わせてみたりしながらふとイメージが湧いたり、また偶然におもしろい形を発見したり、どの表現方法にも創造性があります。平面に手を加える事で新しい形がうまれその何かが出来ていくおもしろさを感じ、体験する事が大事です。

ダンボールをクルクルと巻いて立体的なお花の形にしたものを家全体に散りばめれば小花のイメージ(写真左)。同じお花を一箇所にたくさん貼り1つの花に見立てると一輪の豪華なバラになったり(写真中央)。
またダンボールを幾何学的な形に切り取り家に貼っていくと、その貼っていく過程で、おもしろい形になったり、きれいな色の組み合わせを発見したり(写真右)。一人7色のカラーダンボールを存分に使って家を作り、仕上げは土台となる庭に絵を描いたり、庭の周囲につまようじで柵を立てたりと、時間をかけて作った作品です。写真では見づらいですが、窓から覗いている動物や家族の絵もよく描けていますよ。  伊藤

人物クロッキー会

人物クロッキー会が今度の土曜日 8月2日 16:00~18:00 に開催されます。
今回のモデルさんは久し振りに男性で、20分ポーズを5回とも同じ姿勢でとってもらう、固定ポーズとなります。
モデルさんを見ながら人物画を描いてみませんか?ミオス生徒さん以外の方も参加していただけます。アドバイスが必要な方はお申し出下さい。お待ちしております!
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物 画材 スケッチブックetc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

楽しい水彩画。

Sa2a0019_2幸子 『自画像』水彩画

幸子ちゃんが最近ハマっている水彩画をご紹介します。今までは色鉛筆などで人物画を描いていましたが、水彩という画材が彼女にとって一番合っているみたいです。写真を見ながら細かい着物の柄やバックの柄を彼女なりに表現しています。色も単色ではなく、ひとつひとつ混ぜて色を作り丁寧に塗り分けています。背景も写真に忠実にマーブル柄をにじませて色を塗っていました。
以前は何度も先生を呼びにきたりと集中力がなかったのに、水彩画を描く様になってからの幸子ちゃんは夢中になって描いているようです。色を選んで混ぜたり、塗ったりするのがとても楽しそうです。
幸子ちゃんが描く水彩画はとてもアジのあるタッチが独特で、それが彼女のタッチとして確率されつつあります。次の作品が楽しみです。

しまだひろみ

GLOW IN THE DARK

100drawing酒井由里 高3 「100のあかり」

こんばんは、もしくはこんにちは。幸介です。

本日は美大受験を目指す生徒の作品を紹介します。
画像では8枚のドローイングをアップしていますが、彼女は今回、ポストカード大のドローイングを100枚描きました。ランプやロウソクなど、100種類の灯りです。

一枚一枚とってもドローイングとして素敵ですが、100枚という量を仕上げた事が素晴らしいですね。蛍光塗料で暗闇で光る仕組みもあり、デザイン的にも、壁に100枚並んだ時の印象など良いんではないでしょうか。

物事は何事も積み重ねですが、芸術の道もデッサンやデザインの積み重ねです。しかもただ積み重ねるだけではなく、構図や捉え方やアイデアなどをそれぞれの作品に考えぬいての積み重ねです。

僕は普段講師として学生達には偉そうな事を言っていますが、こうした積み重ねを沢山してきたから今のセンスがあります。もちろん、小原先生や嶋田先生や、スタッフ全員がそうです。数えきれない、当人も忘れるくらいの作品と苦悩の末に今があります。

酒ちゃんにも今後どんな苦難が待ち受けているかもしれませんが、最近彼女のデザインには少し「何か」が見え始めた気がします。それは「センス」かもしれないし「こだわり」のような気もします。今回の作品の経験を糧に、もっとステップアップできる事でしょう!!

一番人気の馬(?)でした

St330044_2加余子 6年 油彩

小学生にして、光と影の魔術師レンブラントを超えてしまった。やすやすと。
私が小学生の時カヨコと友達だったら、嫉妬を通り越して脱帽。筆を折って、美大なんていこうと思わなかったに違いない。
会わなくてよかった!
もう私のことなんて師匠と思わなくていいんで、ドンドン踏み越えて行ってくれ!(あ、思ったことないっか。)   オバラ

イベントの作品

2PhotoIn Rem Speep 赤尾
お久しぶりです。赤尾奈美です。
今日は階段のボードにも貼り出してあった、7月4日と12日のイベントの作品を紹介します。
In Rem Sleepというテーマで、絵画、映像、音楽の3点の融合イベントに参加しました。
私の作品は植物と人間がひとつになるという設定で、女の子の身体から植物が生えています。
こちらの絵に友人の作った映像を映し込むため、映像が栄えるように銀箔を貼っています。

自分の作品に映像を映しこむというのは初めての経験でしたが、
映像が変わるごとに作品も変化し、色々な場面が想像できて面白かったです。
また自分一人の力ではなく色んな人と協力してひとつの空間を作り上げることは、それぞれの個性やアイディアが加わって、自分だけでは思いもつかないものができあがります。

音楽を演奏する人、映像を作れる人、絵を描く人・・・それぞれが協力し合い、ひとつの空間を作ることを
いつかミオスの生徒さんたちとも行ってみたいですね♪

お気に入りの絵本

Sa2a0017_2最近、久しぶりにイラストの仕事が入ってきました。(最近はテディベアの方が忙しかったもので‥‥)学習教材用の絵本の仕事です。絵本と言っても、16ページのソフトカバーの簡単なものですが。
ひさしぶりに家にある絵本を引っ張りだし、資料として参考にしました。写真の絵本は私の一番のお気に入りの絵本です。これは洋書で、大人になってから買ったものですが、日本語版は『しろいうさぎとくろいうさぎ』という題名です。

この本を初めて手にしたのは幼稚園の頃、骨折で半年近く入院をしていた時でした。親戚のお姉さんがこの絵本を買って来てくれました。おしゃれな表紙ときれいなイラストは、今までに見てきた絵本とは比べ物にならないくらい素敵に感じたのを覚えています。リアルなうさぎのイラストなのにかわいくて、とても衝撃的でした。子供の頃から絵を描くのが好きだった私は、よくこの絵本を見ながら真似して描いたりしていました。
日本語版は今も実家にありますが、つい英語版も買ってしまいました。今見てもおしゃれでかわいいこの絵本は私の一番のお気に入りです。
私が描いたイラストの絵本を見て子供達がなにか感じてくれたらうれしいです。
しまだひろみ