アトリエOGの助言。

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河野(アトリエOG)武蔵美 2年

アトリエに4年前に通っていたOGの河野さんが予備校時代に描いた作品です。今日はアトリエに作品を持って来てもらいました。
学生クラスの時間に来てくれたので受験組を中心に作品を見ながら話をしてもらいました。
「美大に入ってみたいのなら周りを見ずにやってみること。人に言われて気に食わないならやらなければいいし、とにかく何も考えずにやりました。目標とかやりたい事は学校に入ってから考えればいいから。美大に行きたいなら、描いた絵を作品として自信持てるものをたくさん作ることが重要だと思います。」と、河野さんからのお言葉。
私たち講師も目からウロコ。やっぱり現役美大生の言葉は説得力あります!学生の生徒達もいつになく真剣に聞いていた様です。
現役美大生の作品を見て私もなんだか勇気ややる気をいただきました。
しまだひろみ

ポートレイト

200802042008000120080002左 詩織 2年
中 史弥 4年
右 樹奈 3年

こんばんわ。幸介です。今日は木曜小学生クラスから3枚の絵を紹介します。

今年に入ってから制作している人物画も徐々に完成してきました。木曜クラスは授業日数の関係もありますが月曜クラスに比べ少し進むのが早いようです。

今回の課題は「物を食べているところ」ですが、食べる動作意外でも食べ物の皿・背景・髪型・服に至るまでみんなよ~く描けています。中でも史弥(4年)は素晴らしく、なんと一番最初の授業のときに着ていた服をいつもわざわざ持って来て、それを見ながら胸のプリントや色合いなどを描いていました!!その心構えが良いです。そして絵も良いものが出来ました。

樹奈ちゃん(画像・右)も詩織(画像・左)も、その時の服装から何からほんとによく似ています。女の子は髪の長い子なんか描きづらいのに、頑張って描けましたね。

今回は「人物画」というよりも「自画像」と言った方がしっくりきます。画用紙の裏に描いてある名前を見なくても、みんな自分の顔に似ていて誰の絵だかすぐに分かりますね。

今週か来週で終わりそうなこの課題、みんなあとちょっとだけ頑張りましょうね!!

幸介

褒め方

Kurokkiaika昨日は人物クロッキー会でした。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
私も学生時代から28歳くらいまで、ずっと絵のモデルのバイトをしていました。美術系の人間をモデルにすると、描きやすいポーズを取れるからと、結構ニーズがあるのです。
色々な絵画教室に行くと先生が生徒さんに言うアドバイスや講評の仕方をタダで(いえ、バイト代を頂きつつ)勉強できます。大抵の教室は画伯のような風貌のご年配の先生でしたので、その授業はためになるものばかりでしたが、そんな先輩先生たちの一番尊敬する部分は褒め方です。
先生の言うこと聞かない→芯が通ってる
融通がきかず、発展が遅い→こだわりがある
画材をころころ変え、画風も落ち着かない→積極的で、人を否定しない
他人と比べて、ひがみっぽい→状況変化に敏感
なかなか筆が進まない→思慮深く、慎重
などなど。思わしくない部分まで褒め言葉に代えてしまえる余裕は、周りで聞いている他の生徒さんまでいい気分にさせてしまいます。ステキな授業風景で、得たことは今でも参考にさせて頂いています。
「え?どこが?」って言われそう・・・   オバラ

2008-02-02 02:18:00

P2031844_editedF50 「日常」

みなさんこんにちは。千野紗織です。
今日は私の描いている作品のことを少しお話していきたいと思います。
私は赤尾先生と同じく日本画を勉強していて、上の作品も日本画です。(基本的な日本画の描き方については赤尾先生が説明しているので1月18日の記事をご覧ください♪)真ん中の黄色のガーベラのところは金箔がはってあったり、左下の方にも銀箔を貼って酸化させたりしているので、実際に見ると、見る角度によってキラキラして見えて面白いと思います。金箔や、銀箔だけではなく、岩絵の具、という日本画を描くにあたっての基本的な材料も、もともと水晶や、ラピスラズリなど、宝石を細かく砕いたものを使っているので、種類や、荒さなどによって輝いて見えます。しかし、「ぎらぎら」という感じはなく、全体的にはしっとりと落ち着いた雰囲気になるところが日本画の魅力だと思っています。
・・・・でも、写真で見る限りこれが油絵か日本画か、区別つけづらいですよね??現代では、使用する画材だけで日本画と油絵を分けているだけに過ぎず、日本画家でも抽象をかく作家は沢山います。これが、明治以前だと、目に見えるものの奥にある本質を描き出す為に作家が自分で試行錯誤して形を洗練し、一本の線に精神を込めて描く・・・というのが日本画の考え方でした。(&日本画という名称はまだありませんでした。)しかし、明治以降になると、西洋の文化がどっと押し寄せ、洋画(油絵)が本格的に導入されました。基本的には、目に見えるままに描くことで自然の本質にせまる・・・という西洋的なものの見方はコレまでの日本画とはまったく異なるもので、日本画と洋画は対立していました。ここで、洋画という違ったジャンルの絵が入ってくることで、今まで日本で描かれていた絵画が「日本画」と呼ばれるようになりました。そして、日本画は、洋画に刺激され、洋画的表現を試してみたり、技法を吸収しながら現在の姿になっていったのです・・・!(長いですね;)
しかし、こんなに語っておきながら、私も大学に入るまではほとんど日本画のことを知りませんでした。
今までずっと好きで絵を描いていましたが、「美大で何を学びたいか!?」と考えた時に、日本人なのに日本独自の絵画を知らないなんて、おかしいくないか??というところで引っかかり、実際作品を色々みて、あのキラキラしっとり輝く絵肌に惚れ、実技試験の方法が日本画科が一番好きだった(超写実)、という、必然のような、偶然のような理由で日本画を学ぶ事を決めました。前よりはちょっと日本画のことが解り、ますますその魅力にとりつかれています。そして、ちょっとでも多くの人に日本画のことを知って欲しい!と思う日々です。

模倣でもオリジナル

Masatojakuchu_2Jyakuchuu_3左 半澤 『紫陽花双鶏図』 水彩、マジック、色鉛筆
右 伊藤若冲 『紫陽花双鶏図』 日本画

真人君が長い時間(約半年)掛けて描き上げた伊藤若冲の模写です。いつもは彼自身に描きたいものを選んでもらうか、私が勧めるものを半ば強引に描いてもらうのですが、真人君はアトリエに通って14年近いので、最近少々マンネリ化してきたかな?と思い、今回は田中先生に考えてもらいました。若冲の大胆な構図、繊細な線画は模写ですが、色使いはオリジナル。水彩の同系色で下塗りをしてから、マジックで塗りつぶしたり描き起こしたりした後、色鉛筆を何度も重ね塗りして気に入った色に仕上げました。自分の中で一度噛み砕いてからの再現ですので、オリジナルと比べてみても引けを取らない面白さがあります。
アトリエには、真人ファンが大勢います。次の新作も期待されていますよ!(次の個展もね!)   オバラ
他の作品はコチラをご覧下さい。