現在開講中“プレ小学校受験クラス”は受講応募者多数のため、大変申し訳ありませんが体験、入会の受付を中止させていただいております。
なるべく多くの方のご希望に添えるよう、1月よりスタートする火曜日14:40~16:00の“小学校受験クラス”を、月曜日にもう1クラス増設することになりました。月曜日のクラスは3月から増設いたします。詳しい授業日程、カリキュラムは【ミオス・カレンダー】でご確認下さい。
お問い合わせ、体験授業、入会のお申し込みはお電話でどうぞ。
044-411-1600 絵画教室アトリエ・ミオス 担当 オバラ
月: 2007年10月
誕生日プレゼント
会員番号001番、アトリエ開校年数=慶昭継続年数(いつも「今年アトリエ開校何年目だっけ?」と考える時、慶昭が6歳の時入会して、今20歳だから・・・と数えています。)の慶昭の作品を久々アップです。
11月の始めにおじいちゃんとおばあちゃんの誕生日が重なるとのことで、プレゼントにする絵を描きました。この作品、秋の植物を耳つきの手漉き和紙にサラッと描き、渋めの色のタイ製手漉き和紙を台紙にしてあります。こんなステキなプレゼントを孫からもらったら、うれしいですよね!きっと大切にしていただけるでしょう。以下、本人より
「自分、不器用です。
でも精一杯の“愛”を込めて描きやした。」
慶昭君のおじいさん、おばあさんへ
手先も生き方も不器用、絵画表現も愛情表現も下手な彼ですが、本当にいいお孫さんですね。
いつも彼に助けられたり、励ましてもらっています。私から言うのもおかしなセリフですが、「慶昭をこんなに立派な人間に育ててくださり、ありがとうございました!感謝しております!」
オバラ
同じものはひとつと無い!
月曜クラス それぞれのイス
やっとの事で月曜クラスもイスが完成してきました!!ほぼ8割ぐらい、今日で完成したでしょうか。
最初は「せっかく良い木を使って作るんだから、ペンキは塗らずに木目そのままの方がいいのかなぁ…」なんて思っていましたが、ペンキを塗った完成形を見ると「やっぱり色つけて正解だった!!」と思います。
蝶番をつける・ローラーをつける・持って来た木片を無造作にくっつける・そもそも椅子ではなく別のものを作る……と、バリエーションに飛んだ作品達が出来上がりました。
イクホ(5年生)は「椅子にしない。プランターにする」と言って花を植える場所を作り出したり、ケイユウ(6年生)は「設計図は頭の中にあるから口ださないで!」と黙々と机やらローラーやらをつけだしたりと、僕も一緒に作っていて楽しい課題となりました。
今週出来上がらなかった子は、来週必ず仕上げましょう!!そしてブログにアップして、出来映えをみんなに見せちゃおう!!
以上、幸介でした!
12色でも
かわいい?
毎回題材選びと題名にセンスを詰め込んでうならせてくれる椎原さん。前回の“貫一・お宮”に続き今回は弁慶です。
バックと犬の明るい部分と毛布の暗い部分に青を使い、色調がきれいに響き合っています。
「描き始め怖かった顔が、こんなに可愛くなって、良かったです。」とご本人。私もクラスの方達と「かわい~」とうとっりしていたら、小原先生が「私達はメルル(モデルの犬)もこの写真も知ってるから可愛いと思うけど、何にも知らない人が見たらどう思うんだろ?そもそも犬に見えるかな?」と冷静なことをぽつり・・・。
そんな人でもきっと可愛いと思いますよ、ね!?
あかね
商魂
全部で150匹!カラフル!身代わり人形のポクポンです!
私が4月にタイに行ったお土産ポクポンを彼にあげると、「これは文化祭で絶対売れる!しかもコストあまりかからないと見た!先生、悪いけどコレほどいていい?」と、分解した後、「本物は頭も全部糸でできてるんだけど、それだと糸代かさむから、小さい発砲スチロールの玉を芯にすることにしたよ。」と工夫を重ねてコツコツ作りました。
1匹150円。完売!!!
トライアスロンとロッククライミングをやっている智史が、怪我で身体が動かせなかった為没頭した作業。たくましく、神聖な行為に感じました。これだけ身代わり人形作ったら、きっとすぐに完治しますよね!? オバラ
一足お先にハッピーハロウィン


あと1週間もすれば、ハロウィンですね。
今週の幼児クラスは、一足早くハロウィン気分♪
ハロウィンの日は、もともとケルト人の大晦日にあたる祭日で、先祖の霊が地上に戻り、魔女や悪霊の力が強いので、かぼちゃのランタンに火を灯すことで魔物を遠ざけたり、日本の迎え火のように先祖の霊が迷わず帰ってこられるようにする意味があるそうです。またハロウィンの夜に恐い格好に変装するのは、悪霊たちが人間が仮装した姿を見て驚いて逃げる為だとか。最近は、こども達が魔女やおばけに仮装して「Trick or treat!」と言って近所の家を回りお菓子をねだる習慣がハロウィンの楽しみ方になっていますね。
そんなハロウィンの象徴的なイメージである、かぼちゃ・魔女をモチーフにハロウィン飾りを作りました。
まずは、軽量紙粘土でかぼちゃを作りました。写真では分かりづらいのですが、良く見ると、あくびをしているかぼちゃ、ニコニコ笑っているかぼちゃなどなど、かぼちゃの形も表情もみんな違ってとってもユーモアのあるかぼちゃができましたよ。
次は魔女作りです。
黒い布の先を輪ゴムでとめてマントを作り、黒色画用紙で帽子を作り、ススキのほうきにまたがれば、これは誰が見ても空を飛んでいる魔女です。布を輪ゴムでとめる作業は、以前絞り染めのときにもやりましたがなかなか難しい作業でした。
最後はみんなお待ちかねのキャンディとラムネで飾りつけ。
キャンディとラムネをモールでしっかりと結ぶ作業は、これもまた今日の「結ぶ」という難題でしたが、お菓子の飾りつけのときは、それはもうお菓子の魅力で大変なことも忘れ、ひとつひとつゆっくりと結び仕上げることにとにかく夢中でした。
結ぶという大変な作業が多かったにも関わらず、途中で諦めず見事完成しました!
お菓子を目の前に食べたいのを我慢して作ったハロウィン飾り。ぜひお家で飾って楽しいハロウィンを迎えてくださいね。
伊藤
海賊船
宙紀 5年 『パイレーツ オブ カリビアンの海賊船』 ボール紙、バルサ材、割り箸、竹串、布、針金、糸、グルーガン、アクリル絵の具
黒いマットの先にはドクロのマーク、薄汚れた黒い船体、もう誰が見たってかっこいい海賊船!しかも巨大!
実はこれ、夏休みから一人黙々と作っていました。(他の小学生が違うカリキュラムやっているのには目もくれずに)
設計図を描き、ボール紙で本体を作ってから、バルサ材を細かく切り船体に重ねて貼り、わざと掠らせながらアクリル絵の具を塗り、船内に潜る階段や舵や帆やその他細かいパーツまで作り、目を見張る出来栄えになりました!
本人から 「この船は、横の、板をはるのに、一面に、一日使ってしまうほど時間がかかりました。でも、できたら自分で考えたよりも、うまくできました。」
以前ブログでご紹介した、大人クラスの上野さんの『BAR MIOS』のお披露目飲み会に参加したヒロが、「俺も負けないような立派な立体作品を作りたい!」と、頑張りました。ちなみに上野さんの立体は、小学生クラスのスチレンボードの作品を見て、「子どもだけこんな楽しそうな作品作って羨ましい!」と製作しました。年齢関係なく影響を受け合えるって、すばらしいですね!上野さんが生徒作品展に出品した迫力ある東京タワーの絵も、裕也(4年)に影響を与え、彼に立体の東京タワーを作らせたことがあります。
好きで作った作品が、誰かにインスピレーションを与え、違った作品に発展していく。こんなアトリエ、なんだかステキ!うれしいなぁ! オバラ
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左 裕也
右 上野
DEEP INDIA
オバラです。再びインド話しで、美術と全く関係ない話題ですみません。
土産話漫画でも描きましたが、知恵熱を出し36時間ホテルに缶詰になった時、さすがに井戸水、水道水は危ないかとフロントにミネラルウォーターを買いに行くとツーリストの日本人に会い、薬や冷えピタ、梅干などをもらいました。
翌日すっかり良くなってガンジス河でジャバジャバやっていると、助けてもらった日本人に会い御礼も兼ねて半日一緒に行動しました。
色々話す内「今まで一番悲しかったことって何ですか?」と聞かれ、「6歳の生徒を病気で亡くしたこと。元生徒が18歳でお母さんを殺してしまったこと。」と答えると、「6歳の子は確かにかわいそうです。でも親を殺してしまった彼は、きっとあなたが悲しみ哀れに思っているほど、弱くはないはずだ。俺も高校生の時親父を殺したのでわかります。」と。
お父さんは事業がうまくいかず、だんだんお母さんを暴行するようになった。彼の怒りが頂点に達した時「死ぬ勇気もないくせに弱いお袋を殴るんじゃねー!」の言葉が出て・・・お父さんはその翌朝部屋で首をつっていたそうです。
別れ際、「人間は弱くない」と言い切る彼の、それでも決して強くはないように見える後姿にただ頭を下げ、私がインドに来て熱を出したのは彼に出会う為だったのではないかと思いました。
完成!!
ようやく月曜日も椅子が完成してきましたね!!
まずは里奈・彩乃姉妹から。
二人とも立体も平面も得意なのですが、こんかいも例に漏れず順調に制作し、無事完成です。
ほんとうは月曜クラスは来週までかけて制作する予定だったんですが、「どうしても今日わたしたい人がいる」とのことで、本日持ち帰りとなりました。プレゼントした相手には喜んでもらえたかな?
今回の椅子づくりの課題は、装飾や色塗りに凝る子・ギミックに凝る子・両方やりたい子と、バラエティに飛んでいて楽しかったですね。
ちょっとやそっとの事では壊れない椅子。木だから長持ち、まさに一生モノです。
10年後でも、この椅子を見たときに何か思い出すものがあればいいな、と思いました。
幸介


















