あまーいモチーフ

Takahashi高橋 『テディベア』 透明水彩

ちょこんと座るテディベアが微笑ましいですね。
ぬいぐるみと同系色の布を敷き、落ち着いた色合いでまとめたので、ただかわいいだけでなく雰囲気が大人っぽく感じます。
モチーフ自体がキュートな時は、かわいくなりすぎないようシックにまとめるか、いっそ甘あまにして自信を持って開き直りましょう☆
オバラ

優しいタッチの水彩画

070227itou伊藤 『神戸の思い出』 水彩

日曜午後クラスに来ているチケット制の伊藤さんの作品です。ずっとデッサン画を描いていた伊藤さんですが、最近は水彩画を何枚か描いています。伊藤さんのコメント・・・「工夫した点は淡色に仕上げつつポイントポイントでパキっとした部分を作るようにしました。」との事。ホント、サラっと描いているようで描くところはきちんと描いています。なので絵に奥行きがありますね。コーヒーミルの写り込みの描き方もとてもいいです!水彩のタッチが優しくて伊藤さんらしさが絵にとても出ていますね。水彩は伊藤さんにあった画材だと思います。何枚も描いていくともっとタッチが確立されていき、それが個性になっていくので、どんどん描き貯めていって下さいね。これからも楽しみにしていますね。
しまだひろみ

卒業の季節

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今日は「東京五美術大学連合、修了制作展」に行ってまいりました。
五美術大学連合と行っても、上野で展示しているのはファイン系のみです。

大学の展示は、沢山の人が展示するからバリエーションも豊富だし、学生だと粗い作品もあったりして。刺激的であったり、気をつけなければならないポイントを再確認できたりと、なかなか好きです。

今回の展示、個人的には「これは卒展でやることじゃないだろ」と思うような作品もあったり、「美術館に置いてあっても良い!」と思える作品もあったりで、まぁ良かったんではないかと思います。

今の時期、いろいろな場所で卒展が行われてます。タダで入れるし、なかなか面白い作品も多いのでお時間に余裕のある方は是非行ってみてください。

コウスケ

絵本発表会

EhonasukaEhonnanaEhontihiro
とうとう絵本が完成しました!
今回は美術のセンスだけでなく、国語能力や習字の力も必要となる課題でしたが、個性が光る楽しい絵本になりました。
小説?と思われる字ばっかりの本や、題名すらない読む人に考えさせる字の無い絵本など、私たちも非常に楽しませてもらいました。最後はみんなの前で絵本を読む『発表会』。意外と恥ずかしがらずにできるもんですね。感心感心。
オバラ

灯りをつけましょ、、、セーフ

Takigawa_1瀧川 『お雛様』 水彩

「家に飾れないのでせめて絵だけでも、と思って」とお雛様の写真をお持ちになった瀧川さん。できるだけ色をたくさん使って華やかにしたいという目標どおり、優しい色合いの春らしいお雛様が出来上がりました。
顔の形が狂う、色数が増え過ぎて収拾がつかなくなるなどの問題点はあったようですが、今回瀧川さんが一番苦労されていたのが3月3日までに仕上げる、ということでした。過ぎてしまうのは言語道断、一夜飾りにしてしまうわけにもいかず、
小学生の娘さんにせっつかれながら大部分を家で進めてこられました。その甲斐あって今日無事完成。1週間は飾れますね。迷っている時間がない分潔く、勢いがあるように思います。
期限を気にせずじっくり描くことはとてもいいことですが、期限があってちょっと追い立てられながら描くのもまた別の魅力が発見させれて面白いかもしれませんね。

あかね

これぞエリック・カールだ!

Ehonhiroki1Ehonhiroki2大樹 3年 『いきもの』 水彩絵の具、色鉛筆、クレヨン、包装紙、マジック、画用紙

色としては決して美しいとは言えないオリジナルカラーを作り出し、それにあったいきもののパーツを切り、重ねて貼っていく。飛び出す仕掛けもある絵本。
ドキドキするよ!大樹!幸介先生が大絶賛してたよ!

ドキドキすると言えば郁帆の絵本『たったひとつの恋』、これからどんな展開になるのか非常に気になります。2月に10歳になったばかりの女の子が書く(描く、ではありません。メインは小説なので)恋。人間関係が複雑すぎて、片思いやら、少しだけ好きやらが入り混じり、「どこがたったひとつなんじゃい!」と突っ込みたくなるのをグッとこらえて見守っています。
オバラ

背景の難しさ

Terayama寺山 『赤の舞風』 油彩

「おなじみの(?)よさこい画です。
背景を何も考えずに取り掛かったので、いざ描く時に苦労しました。」
と寺山さん。そうですね、油彩の場合バックは絶対に必要ですので(水彩や日本画の場合、なくてもいいのです。)きちんと考えてから手前のものを描かないと、取って付けたような違和感のあるバックになってしまいます。
でもこの作品は不思議空間が面白く、一番の魅力になってますから結果オーライですよ♪遠くからでも目を引きます!
オバラ

アルバムの表紙

Isiyama_1石山 『Neuschwanstein』 透明水彩

石山さんから
9月にドイツへ行った時のアルバムの表紙を飾りたいので・・・と友達に頼まれていた、このお城の絵。
半年後やっと完成しました。
友達のアルバムもまた、これでやっと完成です!!
おまたせー☆

湖も凍る寒い日のノイシュバンシュタイン城の塔に、ほんのり燈る黄色の光がぬくもりを感じさせますね。とても上品に仕上げてあると思います。春までかかるかと思われましたが、冬の間に描き終わって、私もホッとしました!
オバラ

エクステ

070220kuboeri絵理 高2 『エクステ』 透明水彩

くぼっちがファッション雑誌のグラビアページを見て描いた水彩画です。美しい!!実物の写真よりも美しいです。髪の毛も実際の写真は一色ですが、それをいろいろな茶色に塗り分けてより魅力的になっていますね。髪のツヤ感もきれいに塗り分けていて立体感が出ています。肌の透明感も上手く表現されていますね。タイトルも『エクステ』なので、くぼっちの両親が経営している美容室に是非飾ってもらいたいです!
しまだひろみ

日本の文化

Spiderman_blackcosFables01Dmzcv10

こんにちわ。月曜担当、コウスケです。
今日は僕の大好きなアメコミについて紹介したいと思います。

この前土曜クラスの生徒さんが「オススメのアメコミを教えてほしい」とおっしゃってたそうなんですが、なんせ僕の読んでるコミックはマニアックなものばかりでして…

あえて勧めるのなら、スパイダーマンやバットマン、スーパーマンなどです。英語もスラングなど少なく読みやすいですし、話も1話完結のことが多いです。ただ、スパイダーマンはセリフがやたら長いので疲れるかもしれません。

そして「子供向きではなくカッコいい絵が見たい!!」という人には、vertigoというレーベルから出てるコミックが本当にオススメ!!!!

表紙も毎号凝ってるものが多く、ド派手なモノもあれば色数を押さえたクールなコミックも多いです。

今日の画像の「Fables」はおとぎ話系、「DMZ」は時事問題系でアートワークもかっこいい。

一般的にアメコミというと、派手で単調なイメージも多いかと思いますが、最近はそうでもないんです。日本と違い、作家さん達のデッサン力が高くて構図も締まってますし。

今でこそ漫画は「日本の文化!!」と言われていますが、海外の漫画の画力を見ると「日本ヤバいんじゃない?」なんて思ったりします。でもまぁ、ストーリーなんかに関しては日本が一番面白いんですが。

ということで、オススメはこんなとこですかね。正直、僕の読んでいるコミックは「日本で10人読んでないんじゃない?」みたいなのばっかですからね……すいません、力不足でした。

以上、月に30冊アメコミを読んでるコウスケでした!!