お世話になりました。

アトリエ・ミオスの2006年は何といっても『展覧会2006 [第7回生徒作品展] 』に尽きます。開催にあたっては皆様の多大なるご協力を賜り、お蔭様をもちまして無事成功を収めることができました。生徒さん一人一人の『 楽しみながら納得のいくものを制作したい 』との思いからステキな作品が生まれ、作品を見て感動した方からたくさんのメッセージを頂き、そのメッセージを励みに新たな気持ちで制作に取り組むという素晴らしいコミュニケーションの輪が広がりました。そのことに非常に胸を打たれたと同時に、また一つ勉強させていただきました。生徒さんだけでなく私たちスタッフにとっても今後に繋がる太く確かな『節目』になったと思います。
2007年は展覧会などの大きなイベントの予定はありません。その分じっくり時間をかけ、腰を据えて作品制作に取り組み、次回の展覧会(2008年開催予定)へ向けて確実に力を貯えて下さい。今まで試したことのない手法や手にしたことのない画材、選んだことのないモチーフにチャレンジするのも良いでしょう。『展覧会2006』で得られたものを土台にし、新たな気持ちでスタートを切る年と位置付けたいと思います。また、作品制作は究極の個人作業、自分との対話ですが、自己主張だけでは得ることのできない他者との関係も重要な要素だと思います。私たちスタッフは、生徒さんがお互い穏やかに影響しあいながら制作できる環境作りにもっと積極的に配慮していこうと思っています。美術に対する様々な目標、意欲に寄り添い応援させて頂ける幸せに感謝を込め、更なる努力の下、生徒さんに充実した時間を過ごして頂けるよう愛されるアトリエを目指す所存です。2007年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
絵画教室アトリエ・ミオス
代表/講師  小原 京美

“BAR MIOS” 

あうう
ねんがじょー
ガクッ

で、終わるのも、情けないので。
今日は珍しくお客さん来ないです。寂しがりやなので、邪魔されるの割と好きです♪

アトリエを始めた頃は生徒さんも10数人しかいなく、家賃を払えなくてバイトしまくっていました。
イーゼルやイスは大学からパクッ   (これ以上は言えません。時効か?)
机は取り壊される工場からもらいました。
当然モチーフも買えないので、拾ってきた物や酒瓶ばかり。
棚もないから、窓枠にずらーーーっと酒瓶を並べていた訳です。
看板もないので窓には、カレンダーの裏に『アトリエ・ミオス』なんて書いて。
すると。。。
夜な夜な来るんですよ!お客さんが!
「あれ?ここ新しくできたバーか居酒屋なんかじゃないんですか?」って。

あー!誰か来た!来客だ!
話しが飛んだ。

「ここは絵画教室なんですよ。」「紛らわしいディスプレーしないで下さい!」と怒られたりして。
今ではいい思い出ですけど。
しかしいい思い出と言えるのも、ミオスが成長したからこそ!皆さんが支えてくださったからこそです!
皆様本当にありがとうございます。感謝します!
来年も頑張ります!(取り合えず年内に年賀状頑張ります!)
オBARラ

 

人を感動させることができるのはクリエーターの特権

YoshuaミオスOBのYoshuaです。
またアトリエに遊びに来ています。先生はまだ年賀状作っているので、ブログ代わります。

やっぱクリエイターって面白いです。僕は自分でクリエイターの道を歩いている事をマジで喜んでます。人に感動を与えられる、影響を与えられるって「すげーなすごいです」だもん! たまに変態って言われるけど・・・汗
僕がおさめた風景は、僕というフィルターを通した風景なのです。
人それぞれものの見方は違いますよね。僕が感動した風景を気に入ってもらえて飾ってもらえるなんて、なんと贅沢なんでしょ。
いつか、いつかいつか、街に出ると、どこにでも自分の作品が目に付くようになっている時代が来たら、それは夢がかなった事なのかもしれない。
自分の気持ちが人に伝わった時嬉しい様に、伝えたい事が町中を駆け巡って、全てと繋がる事ができたら・・・
きっとそんな事を無意識ながらに夢見てるからノンストップなんだろうな。

先生、たまには昔(って、小学生の頃だから10年以上前だね)くれたみたいな、完全手作りの年賀状が欲しいよ・・・

年賀状書出しましたか?

毎年、同じ話題ですみません。
なんだか今年は○リントゴッコが使いたい気分になり、久し振りにひっぱり出しましたが、インクが固くてなってて納得いきません(ToT) が、やり直す時間が・・・。
すみません。言い訳しました。

今、朝の5時半ですが、お客さん(生徒さん達と田中先生)がいますよ!
宗教画はファインアートかデザインか、という話になってます。
「キリストの宣伝であるからデザインじゃないかな?」
「すばらしい作品には画家個人の名がついてまわるのでファインでしょう」
「でも当時はまだデザインというものが存在しない時代だったから・・・」

うーむ、こんなに面白いと、まーた年賀状出すのが遅くなりますね。
以上、やっぱり言い訳でした。
オバラ

自分色

20061213111444山崎 『秋のピンク』

個性的な色彩センスが光る作品です。なかなか水彩絵具でここまで強烈な印象を与える色使いはできないので、山崎さんにはデッサン力がどうの・・・など小さい事は気にせず、このまま極めていって欲しいです。
以下、ご本人から

野生のコスモスを見て、可憐な花のイメージしかなかった。でも・・・街で売られているコスモスとは違う。
リンとした、主張の強い秋の色。
姉の撮った写真から、絵をおこした。
水彩絵の具の重ねる、ぼかす、にじます、自分なりに少ないテクニックで、改めて水彩絵の具の特徴をつかんだ。
なるだけ細い筆を使わず、腕を大きく大きく動かして、迷いのない気持ちで描いた。
写真から絵をおこす。やっと写真と絵の違いがわかってきた。写真は絵にいらないものまでありのままを写してしまうという事。

写真から絵にする時は、描きたいところだけを意識して、あとは手を抜く(と言うと言葉が悪いのですが、引き立て役に回す)勇気も必要ですね。
オバラ

クリスマスなのでサンタに?

昨夜は20代前半の若い衆と飲み会でしたが、帰りヘベレケになった子を抱え送ったら、結局自分は終電逃してしまいました(ToT)
ブログUPできずにすみません。
でもまぁ、これも何かに貢献するためのスキルアップと考えて、頑張りました!(どんなスキル?(^^ゞ)
「仕事は、自己実現のためでもなく、生活のためでもなく、”社会貢献のため!!”」ですよね!(いや飲み会は仕事じゃなかった(・_*)\)
Yokosevaiorin横瀬 『ヴァイオリン』 透明水彩

気を取り直して作品紹介です。
横瀬さんの描く絵はいつも力強い鉛筆の線が特徴的です。その線を生かす画材はやはり、『透明水彩』が一番でしょう。(日本画もいい画材ですが、難易度が高く初心者向けではありません。)
最近はデッサン力に加え、着彩の技術も上がり、飴色のボディの混色からニスの光沢、木目に至るまでご自分でじっくり観察されて表現しました。抑揚のない強い線は時に単純に見せてしまいますが、ここまで描き込めればお互いのよさが引き立ちます。来年も期待しています。
オバラ

Wishing you all the joy of Christmas.

Xmascard田中幸介 『 Christmas card 』 ケント紙、マジック
 
Merry Christmas!!!
親しい人と楽しいクリスマスを過ごされている方、いつもと変わらぬ日曜日を過ごされている方、お仕事されている方、アトリエで黙々と新年早々にある展覧会に向けて作品を制作している自分、クリスマスおめでとう!
子どもの頃は日曜学校に行っていたので、神父様や牧師様(カトリックもプロテスタントも行きました)のお話も厳かに伺い、家ではなぜか寿司を食べ、サンタのプレゼントをワクワクしながら待っていました。こんなクリスマスを過ごす大人になる自分なんて想像もつかなかったです(ToT)ま、いいや。絵が描けるだけありがたい。
Christmasの語源はキリスト(Christ)のミサ(mas)です。略して「Xmas」と表記されることもありますが、この「X」はヘブライ語でメシヤ(救世主)を意味する単語のギリシャ語訳の頭文字で、これを「Christ」を表す略記としたものではないかといわれていますが、正式な場では使われないそうです。 これまた、どうでもいいや。 さ、逃避おしまい。絵描こう。
I hope Santa Claus will bring you the best of all to you.
オバラ

大人クラスのクロカンブッシュ

Haruna2HitomiOhtaYamamotoKaneyasuTukadaジャジャーン!

どうです、この完成度!
毎年苦情がくる『幼児、小学生クラスのクリスマスパーティー』 あ、いえ、苦情というのは「子ども達だけズルイ!大人だって作りたい人は多いはずです!」と言われるので、今年は希望者だけ授業中に作って頂きました。参加者なんと23人!
いやはや皆さん大人げない・・・いやいや純粋な!
子どもたちのパーティーとはうって変わって始終無言。真剣です。その甲斐あってのすばらしい作品、パティシエ並みですね♪
「この一週間、どんな形にしようか悩み続け仕事も手に就かなかったので、これは職場に飾り同僚に上の空だった言い訳します。」なんておっしゃる方もいました。(5000円分も材料を買って来ていて、気合に驚きました。)
また帰られて早々「友だちと家族に見せたので すぐに食べちゃいましたo(^o^)o 作っている時からず~っと食べるのを楽しみにしてました(´¬`) ヘンゼルとグレーテルの気分ですε=ヾ(*~▽~)ノ」とメールを下さる方もいて、楽しみ方も様々。
こんなに喜んで頂けると、来年はどんなのがいいか悩みますね。いいアイディア募集します!
オバラ

お菓子サマサマ

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いつも元気いっぱいの幼児クラス。今週はみんなが待ちに待ったクリスマスパーティーでした。みんなのテンションも上がってさぞかし大変なことになるぞ、と思いきや、びっくりするほどスムーズにこんなに素敵なクロカンブッシュが出来上がりました。
お菓子の魔力とはすごいもの。いつもは追いかけっこで始まりジャレあって終わる1時間半も、この日は走り回る子はなし。みんなずっと席に座り黙って説明も聞けました。作っている時もほとんどおしゃべりはなし、黙々と作ると今度は余ったお菓子を黙々と食べていました。ほんとに真剣になるとこんなに静かになるもんなんだなぁと思うほどでした。私達講師陣(大変を見越してえり先生も助っ人で来てくれました。)からするとこういう日はとっても楽チン。まさにお菓子サマ様様です。
もちろん盛り上がらなかったわけではなく顔は終始ニコニコ。とっても幸せそうで満足顔でした。

あかね

さよなら圭悟先生

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6年間アトリエのスタッフを勤めて下さった天野圭悟先生が、昨日で辞めました。
片手間ではなかなか難しかった教師になる勉強に本腰を入れる為です。
私は大学を卒業する時、美術科の教員採用数が神奈川、東京は0人だった(離島はありましたが)ので、どうしても教師になりたくてアトリエ・ミオスを作りました。今では学校の先生より、ずっとすばらしい経験をさせて頂けるこの職業が楽しくてしかたがありませんし、私のような人間を先生と呼んで頂いている生徒さん達にも感謝しております。またその感謝の気持ちを、美術を楽しんで頂く事でお返ししようと心掛けています。
私のこの考えに共感し、長い間アトリエを支えてくれた圭悟先生が去っていくのは非常に寂しく不安でもありますが、アトリエで培った経験を生かし、立派な教師になってもらえたらうれしいです。
『圭悟先生、長い間お疲れ様でした。感謝しております。どうぞお元気で・・・』
オバラ