寺山さんはいつもは自分で出掛けて撮影してきた写真を見ながら写実画を描くことが多いのですが、今回は3枚の写真を組み合わせて、不思議空間をあみ出しました。町中にレッサーパンダがのそのそ歩く姿は、かわいいと言うより、シュールですね。
油絵の具とは思えない色彩は、変わった絵の具を使っているからではありません。隣り合わせた色のぶつかり合いが目に強く感じるものを多様しているからです。これも“寺山マジック”ならでは。
オバラ
月: 2006年8月
夏休みも終わりですね
『太陽の塔』 宙紀 4年
こうやってブログを書くのも久しぶりですが、「夏休みは面白かった?」この夏、特にどこにも行かなかった俺(けいご)はやっと昨日科博(国立科学博物館)へ行くことができ、二十数年ぶりに「タロ」に再会(^o^)こんなところで会えるとは・・ちょっと感動(いつもは札幌にある北大植物園にいるのでビックリ)
話しを戻して・・この夏ヒロの作った『太陽の塔』は大作だけにまだ細かく色を付けないといけないところが残っていますが、とりあえず完成(^o^)丿持って帰る前に記念撮影をしました。『太陽の塔』正面の赤い模様が片方ナイのがわかると思いますが、これも最初両方あったのを「太いからナシ」と片方白で塗りつぶすこだわり・・・「学校の宿題にしないから・・」とヒロは言ってたけど、う~んもったいない気も・・(^o^)
朋恵 5年(「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール用図画)
今日はもう一枚夏休みで描いた絵を紹介します。
トモはいつもマイペースで絵を描いています。この絵も完成するまでには最初、小さい紙に下書きを描かないといけないのですが、トモは下書きを描いては「ボツ」にしてまた下書きを描くといったこだわり(^o^)をみせ、やっと気に入ったのがこの絵の下書きです。次にその下書きを画用紙に大きく描いて色を付ければ完成なのですが、『これ!』と決めたトモは早い!のでスムーズに色を付けて今日完成させました。
トモ、今日やった「肌色の作り方」とか忘れないでね(^o^)
※来週からスチレンボードっていうカッターでも切れる板を使って『まち』を作ります。持ち物に注意して下さいね(^o^)丿
けいご
南極物語



上野 国立科学博物館 『ふしぎ大陸 南極展』
今日、小原先生、天野先生と『ふしぎ大陸 南極展』に行って来ました。
会場に入ってすぐに、あの映画『南極物語』の元になった実在のタロ、ジロのはく製が向かえてくれました。映画のエピソードさながらのいろいろな話しや写真が展示してあり、食い入る様に見てしまいました。(余談ですが、南極の昭和基地には樺太犬だけでなくネコのタケシも一緒だったそうです。これはあまり知られてないですね。)その他、オーロラの事や、南極では隕石がたくさん見付かっている事、南極にいる動物の生態などなど…いろいろと見ごたえのある展覧会でした!南極について何も知らなかったんだなぁって思える程勉強になりました。
私的には動物の映像が一番面白かった。ペンギンの大行進はつい笑ってしまいました。
暑い夏には最高の南極展でした。9/3までやっていますので、残り少ない夏休みの思い出に行かれてみてはいかがですか?
しまだひろみ
夏の思い出
遥那 4年 『妹と海で』 油彩
夏休みももう終わりに近づきましたが、じっくり描きあげた油絵を今日は紹介します。
僕は7月からアトリエに通いだしました。その時すでに、ほとんどの子が油絵を描きはじめてたんです。しかしハルはまだ下描きもしてない状態で‥。というわけで、僕が初めから今日まですべての経過を見た数少ない作品です!!
下描きの時点では人物の顔や洋服の柄など描いてなかったんですが、最終的には細部まで描けましたね!!初回の授業では他人行儀だったハル・イク・ミロも、今では手を引っ張って絵の描き方を聞きに来てくれますしね(笑)‥‥
まぁ僕の腕にいつの間にか絵を描いたりなんかしてますが‥‥。とにかくおしゃべりしながらも洋服も描き分け、人物二人の構図や背景の海の色使いなんかも相談しつつで、なんだかもう僕の絵のようですね、コレは!!ハルにかぎらず、緊張気味の僕をほぐしてくれた子供達に感謝しています。この絵を見ると、ハルの夏の思い出話がたくさん浮かびます。この絵の思い出がつきないということは、良い絵だということですね!!!
こうすけ
吠える!
くぎづけ。釘は使ってませんが、
芸術の醍醐味のひとつは正解が一つではないこと。それぞれ環境も性格も違う人が集まったミオスでは、大人でも小学生でも作品は皆個性豊かです。中でも特に幼児はその違いが顕著です。年齢、性別、家庭環境、性格、その日の気分などなど。周りの目をあまり気にしないし器用なごまかしができない分、作品にダイレクトに現れることが多いのだと思います。
木片をいっぱい広げ「この中から好きな木を使って好きなものを作っていいよ!」と言いました。「○○を作る」と決めてからそれにあった材料を探す子、木を組み合わせているうちに「○○に見える」と形ができていく子、自分で作ったものからインスピレーションを得て果てしなく発展してく子、ディティールにこだわる子、接続不可能な形(もちろんこちらも最大限の努力はしますが・・・)を作りたくなっちゃう子、ていねいに作る子、大胆に作る子。作る過程も作品も、それはそれはおもしろいものでした。
写真のかわいいおうち。さてどんな子が作ったのか、皆さんも想像してみてください。
ヒント:複雑なものを小さな折り紙でもきれいに折れる『おりがみせんせい』です
あかね
なぞのタイトル
画風が変わる時
まずは遠坂さんのコメントを
“デッサンがなかなか進まず、時間が掛かってしまいました。
しかしきちんとデッサンができていたので、色付けの時は楽に仕上げる事ができました。
初の水彩画でしたが、楽しめました。”
遠坂さんはアトリエに通い始めて5年以上なりますが、最近職種が変わってからは、作風が大胆で力強く変化してきました。他の生徒さん達から「なんか男らしく(女性です)なったんじゃない?」とのコメントまで!ご本人は「毎日血を見る職場になったから小さいことにこだわっていられないのよねぇ!」と豪快なお返事。
絵画は性格判断や精神鑑定に使われたりしますが、納得できる画風の変化でした!
オバラ
夏の思い出
今日の幼児クラスでは『夏休みの思い出』という題で絵を描きました。
絵を描くといっても最初は「聞いて!聞いて!」と、お話の嵐!「それでねー!」「ぼくなんかねー!」「いまぼーくがしゃーべてたーのにー!」と、聖徳太子状態です。
気が済むまで先生に話した後は、絵を描きながら今度は自分とおしゃべり。「あー、こっちにセミもいたんだった!」「ホテルのベットは3つ並んでたから~」「プールにはえんしょ(塩素)ってお薬いっぱい入ってるから、黄色も塗ってぇ・・・」etc 私は2ケ所で個展だなんだと夏休みがなかったのですが、みんなの楽しそうな作品を見ているだけで充分満足させてもらいました♪
大きくなって知恵がついてくると「軽井沢に行って楽しかったけど、あの時の思い出は絵にするのが難しいから、プールで泳いでる絵でいいや。」など妥協で寂しい作品になる事が多々あります。いつまでも感情表現の一つとして“絵画”という方法があることを忘れないでいてもらいたいものですね。
オバラ





