メキシコの作品

OBARAMEXHICO小原 『如蓮華在水シリーズ』 絹本、透明水彩

私はメキシコに持って行く作品制作を、授業後、事務仕事や翌日のカリキュラムの準備など終えAM1:00位からスタートし、明るくなるまでやっています。この写真では並べてありますが、展示する時は15枚全部を密着させずに重ねて一枚の作品にします。作風は写実ですが、ギャラリーのまん中に上から吊るし人が通るとふわふわ揺れて、蓮池にそよ風が吹いているように感じられるインスタレーション系現代美術になる予定です。元々、万人に理解されにくい現代アートの畑にいたので、最近の綺麗なだけの絵に自分で飽きてきたところ。なにかが掴めそうな予感☆

動物園の続き3

hiromi宏美 4年 『ぞう』 リンゴのケース、ホチキス

「人に何かあげる時、喜んでくれそうな物や、自分が欲しい物をあげるよね?もらってうれしい物を作ろうよ!」と始めたこのカリキュラムも今日でおしまい。指導の甲斐もあって「上手にできたから持って帰りたいー!」と言う子が続出でしたが、その位楽しい授業でした。
「このぞうはね、帽子のひもが調節できて取り外し可能なの♪」もう、ほんっと欲しい!(私が)
一生懸命作ったもの。このプレゼントをあげた子どもたちは、きっと喜んでくれるよ。誰かの幸せの為に、何かできることがあるって、うれしいね。

動物園の続き2

fumiya史弥 2年 『ワニ』 リンゴのケース、ホチキス
今日は史弥が『ワニ』を作りました。
今まで可愛い動物が多い中、歯までちゃんとついたリアルなワニは初めてでした。
リンゴの空き箱からこんなものまで作ってしまうなんて史弥の想像力には脱帽です。
史弥だけでなく、みんな作っている内に「持って帰っていい?」って言ってしまうのも仕方がないと思いましたが、「動物園の人が喜ぶよ」と言って泣く泣く回収しました。
動物園のイベントが成功するといいですね。

子どもたちから動物園へのプレゼント

zoo今秋、よこはま動物園ズーラシアで身体の不自由な子ども達と一緒に動物園内を見て回るイベントを開催するそうです。(詳細はズーラシアのHPをご覧ください)
そこでズーラシアに来た記念として、アトリエの子どもたちが作った工作をあげることになったので、今日は動物を作りました。
動物の材料は動物園内でゾウが食べたリンゴの箱やチンパンジーの赤ちゃんの離乳食に使われたタマゴの箱を使うことで、帰ってからも動物園を実感してもらえるように考えて使用しました。当日、200人は来場するそうなので「大量に作らないといけない」との事で少し心配しましたが、子どもたちは想像力豊かに次々とネズミ・クマなどの動物を作っていたので一安心でした。

修先生の意外な一面

osamu_titleミオスでは子供達の「よき兄貴分」として慕われている『オサム先生』こと中村 修さん。彼には『VJ(ビデオ・ジョッキー)』というもう一つの顔があることをご存知だったろうか?
9月17日・千駄ヶ谷『Loop Line』で開催されたイベント”Sexy Swinky Spy Night” -。ステージの片隅で様々な映像機材を駆使する一人のジョッキー。そこにいるのはミオスの優しい『オサム先生』ではなく、真剣な表情でパフォーマンスを繰り広げる『VJ・Osamu』の姿だった。知られざる彼のもう一つの顔にふれた時、私たちは今まで以上に彼を身近な存在として感じることができるだろう。
おお!なんだかそそられるインタビューの予感!?詳しくはミオスのHPで、どうぞ☆

森美術館

dabinti天才の予言「ダ・ヴィンチノート」

六本木ヒルズ森タワー52階にある「森アーツセンターギャラリー」でビル・ゲイツが所蔵している「ダ・ヴィンチノート(レスター手稿)」を見て来ました。ダ・ヴィンチの絵画作品は10点程しか現存していませんが、天文学、解剖学、建築土木、自然探究などの研究、観察記録は8000頁以上残されているそうです。そのノートの展示なので、絵画を見たい方はがっくりしますが、普段美術に興味がなくて美術館に行った事もない人を連れ出すにはいい企画。ぜひそそのかしてみて下さい。帰りは東京シティービュー(大展望台)でカクテルでも飲ませれば、「美術館って結構楽しいかも♪」と洗脳できる事うけあい☆
ちなみに手稿の方はまさに天才となんたらは紙一重、ってな字でした・・・

クリアーなガラス

yamakawa山川 『鉛筆デッサン』 鉛筆

チケット制の山川さんは、なかなかコンスタントにアトリエに通う事はできませんが、それでも頑張って時間を作っていらして下さいます。たまにしか授業に参加されない方だと、1回1回の授業がとても大切に感じられているようで、「1つでもいいから前回まではできなかった事をクリアしたい!」という意気込みが強いです。
今回の作品はガラスの透明感と硬さ、冷たさに重点を置き制作しました。

12色

mouri毛利 『俺のスコットランド』 透明水彩

コツコツ真面目で繊細な絵を描く毛利君が3ヶ月も掛けて制作した風景画です。
凛とした冷たい空気や、水面にさざ波を立てる風の流れを感じます。
こんな微妙な色合いの情景を描くには、さぞや何色もの絵具が必要かと思われますが、彼は最低限の12色セットの絵具しか持っていません。パレットも水入れも小学生用のプラスチック制。安物の筆2本。
なんでこんな道具で美しい絵が描けるんだろう?

まさみ制作中

masami今月は石膏で作った卵から生まれたいきものを作ってますが、まさみ(1年)は虫を作っています。
今、小学生の中で虫は大人気!クワガタ・カブトなどの種類を良く知っていて、大人の方が感心させられるぐらいです。
masami02今日はこんな感じに出来ました。クワガタが今にも動きそうです。

紙粘土・絵具