パステル画

yokouti横内 『?』 パステル、水彩

大学生の横内さんのパステル画です。始めに鉛筆で下描きをした後、透明水彩で自分のイメージする色を何色も使いベースになるトーンを作り、パステルで見えた色を写しました。パステルは油の入っていないクレヨンのようなものなので、さっと塗っただけではどうしてもザラザラと紙の白が見えてしまいますので、このように水彩絵具で下塗りをしておくと、完成度がUPします。横内さんは下地に選んだ水彩絵具の色合いが瑞々しくとても素敵でしたので、バックにはパステルを塗らず下塗りをそのまま活かしました。
(横内さんごめんなさい。タイトルを聞き忘れてしまいました。来週の日曜クラスの時に教えて下さい。)

絵日記

yutaka
ゆたか 5才 『6がつ9にち すいようび くもりのちはれ』 クレヨン

小学校受験の為、1対1のプライベートレッスンに来ているゆたか君は、毎日きちんと絵日記をつけています。最初は少し大変そうでしたが、もうだいぶ自分の描きたいものを、自分の力だけで表現できるようになり、お絵書きするのもとっても楽しそう!
この日の絵日記は「なんぶせんのみえるとこやさんで、かみをきってもらった。すっきりした。」です。

男子中学生の描く油絵

satosi智史 中3 『エーゲ海の島』 油彩

中学1年生の時からアトリエに通う彼は、お父さんのお下がりの油彩道具を使い油絵を描き続けます。
長身でどこからどう見ても絵など描きそうもない体育会系の男子中学生(もちろん部活も運動部、たまに他の部から助っ人を依頼される程のスポーツマン)が、じっくりとキャンバスに取り組む姿はなんだか不思議です。
私は彼の描く油絵が本当に大好きで、たまに軽く嫉妬を覚える程。ただいつも私に誉められ過ぎて、居心地が悪そうなので、これからはもっと厳しくしてみようかな・・・?

木工ー自由工作

masami
mika
『木工作』 木、釘、ボンド、ペンキ

今回の小学生クラスのカリキュラムは、どんな木を使っても、何を作ってもいい自由工作でしたので、設計図から展開図を作り、定規、のこぎり、電動のこぎり、トンカチ、ニッパー、ペンチ、ボンドを駆使しての壮大なプロジェクトとなりました!

点描画

mai
麻衣 中2 『はし』 ポスターカラー

麻衣ちゃんがじっくり時間をかけて描いた風景画です。
タッチも繊細で細かい所まで丁寧に描いていてびっくりです。
空の色や橋の色など、何度も手を止めて悩みながら考えながら描いていました。だから、時間もかかってしまったのかも。
彼女はおとなしくて無口なタイプですが、作品には個性とパワーを感じますね。
           今日は学生クラス担当の嶋田が執筆しました    

切り絵

mizue伊藤 『メガネ小僧』 切り絵

伊藤さんは中学生からアトリエに通い、実は2年前に美術大学に受かり油絵科に通う美大生なのですが、「アトリエでの制作も楽しいから」と、うれしいことを言って退会せずに来続けてくれています。
この作品は、最近伊藤さんが油彩以外の自己表現として制作し続けている切り絵です。輪郭線以外の顔の中の形を見付け、しかもその線を切り落とさず繋げなければならないのが苦心するところです。

抽象画?

siihara
椎原 『初めての抽象画?』 パステル、水彩

皆さん、この絵はなにを描いたかわかりますか?大胆な色使いですが、椎原さんが飼っている真っ黒いフレンチブルドックを2匹描いているのです。形をシンプルにして色で遊ぶと、なんだか抽象画のようですね♪

季節外れ?春から描いていましたので

yamamoto
山本 『思い出の中の風景』 パステル、水彩

春に自分で撮った写真を元に、風景画を描きました。下地に水彩でイエローオーカー(黄土色)を塗った後パステルで色付けしたので、なんとなく古めかしい色合いになり、同じクラスの方達に「戦前の教科書のようですね」とのコメントを頂いていました。

マチエール

kyouka
京香 3年 『いりおもての海』 石こう、ボンド、水彩

キャンバスボードという、油絵を描く為の板に、石こうとボンドを溶いた物でマチエール(凹凸)を作り、固まってから水彩画を描きました。不思議な重厚感のある作品です。