意味あるモチーフの組み合わせ

瑞希 高1 ペン

ひとみです。公立の小学校は夏休みが終わったようですね。今回はミオスの学生クラスで流行っているペン画を紹介します。

左側の作品、タコ足と骸骨という、共通点のない意外な組み合わせをモチーフに選ぶところに、大胆さと個性が光っていますね。切断されてなお動きのある生々しい足と、白骨化した骸骨が一緒に描かれていることで、何かしらのメッセージを感じさせます。意図を深読みしたくなりますね。
描き方にも注目すると、線の強弱がしっかりとつけられており、ペンならではの表現を最大限に活かしています。さらにタコ足をよく見ると、吸盤の一部が花びらのような形に!吸盤を花に進化させるという発想にも驚かされ、アレンジ力に脱帽です。

右側は、カラスとダイヤル式電話。カラスも電話も本来は黒いイメージのあるモチーフですが、あえて白く表現することで、おどろおどろしい影を際立たせています。情報量を絞り、影の表現だけで立体感やモチーフの形を伝えます。
影をよく見ると、目玉のようにも見える形がいくつも描かれています。カラスの目は白抜きですから、こちらも意図があるのでしょう。皆さんはどのような解釈をされますか?

今回は、タコ足と骸骨、カラスとダイヤル式電話という、個性的なモチーフを組み合わせた二つの作品。どちらも「なぜこのモチーフを選んだのだろう?」と見る人を悩ませる発想力が感じられます。
思考や空想に説得力を与えるには基礎的なデッサン力が必要です。豊かな想像力を支えるデッサン力を磨きながら、自分にしか生み出せない独自の表現を極めてほしいですね。