絵を描く=言葉を紡ぐ

サヤカです。アトリエ・ミオス生徒作品展2025お疲れ様でした!スペースいっぱいに並べられた生徒さんの作品は、どれも個性が輝き、まさに圧巻の景色でした。新しい色や形、発想に出会えるようで、会場を歩くだけでとっても楽しかったです。
幼稚園生から大人の方まで、幅広い年齢層の方々の作品が勢揃いしていましたが、どの年代でも「描きたい」という気持ちがまっすぐ伝わってきました。

上段左 王者 璃子 中3『フルーツパフェ』 70枚! ブログはこちら
上段中央 2位 結卯 小6『青い湖』 43枚 ブログは来週アップ予定
上段右 幼児のお寿司の湯飲みポスト 園児11人の合計58枚
下段左 同点2位 近藤 『光るトンネル』 43枚 ブログはこちら
下段右 3位 木村 『夏の浜辺で』 41枚 ブログはこちら

こちらは、小学生クラス、学生クラス、大人クラスでお手紙の数が多かった作品です。40〜70人の方々にお手紙を描きたい!と思わせる作品は、完成度や構成力どれをとっても魅力的ですね。

大人ポスト 蓋に名前(漢字が読めない子用にフリガナ付)円柱のポストには、それぞれ作品解説

多くの展示会では、誰が来場したのかを記名して頂く芳名帳というものが置かれるのですが、ミオスの展示会には芳名帳の代わりに、作者に気持ちを伝えるお手紙システムが採用されています。来場者が気に入った作品の作者へ、直接メッセージを届けられる仕組みです。
ちなみに全体で2,825枚のメッセージカードを頂きました!カードは3,000枚しか印刷していませんでしたので、途中足りなくなりそうで『特急仕上げ当日配送』の印刷を追加したほどです。

学生ポスト 蓋に名前、自分で得意なイラストを描く(展示作品より気合が入っている子もチラホラ笑)

生徒さんだけでなく、保護者の方々やご友人の方々など、誰でも自由に書けるのですが、「何を書いたらいいのか…」と言って悩まれている方、「来場したことは本人に伝えますのでお手紙は結構です」と断られる方が多くいらっしゃいました。絵を描かない人にとっては、文章を書くことさえ、どこか特別で難しいものに感じられるのかもしれません。
それに比べ普段から制作している方は、絵描きレーダーが立っているのか、作品を見た時に「この色づかい素敵だな」「構図が面白いな」と自然に考えてしまうものです。スラスラとたくさんのお手紙を書いていらっしゃいました。

授業の際に、講師や同じクラスの方々から作品に対する感想を言ってもらう事はあっても、文字にして形に残ることはなかなかありません。
一文字一文字、自分の作品をよく見て、その人なりに素敵だと感じたところを伝えてくれる。お手紙を受け取る瞬間は、描いた作者にとってこの上ない喜びです。「こんな風に見てくれたんだ」と新しい発見があったり、「そんな解釈もあるのか!」と驚かされたり。自分の作品が、誰かの心に何かを灯したことを実感できる瞬間です。

今回の展示会を通して、絵を描くこと、見ること、そして言葉にして伝えること、それぞれがつながって、その人の見え方で表現していることがわかり、世代や性別すべてを超えて絵が共通言語になっていると感じました。
心のこもったお手紙を書いてくださった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。