豊かな発想


陽飛 高1 不透明水彩・色鉛筆

先週は雪が降っていたのに今週はとっても過ごしやすいですね!サヤカです。今回は色彩構成(平面構成)にハマっている陽飛の作品を紹介します。どの作品もテーマがはっきりしていて、迷いのない力強さに惹かれます。
まさか「デザインの基本や基礎を聞く気は毛頭無し!アドバイスも拒絶!誉め言葉しか受け入れない!好きなように自由に描く!」のがデフォルトの人の作品とは思えませんね。

ちなみに色彩構成(平面構成)とは、アイデアやイメージが見る人に分かりやすく伝わるように、形やバランスを見ながら色彩を組み合わせ一つの画面に収めること。この一番大切な考えを念頭に置きつつ画面構成を行うことが大切ですので、通常なら彼のような行き当たりばったりで部分から描き進める制作は、まずうまくいきません。なぜ成功するのかと言えば、凡人には必要な最初の作業計画書が、描く前に彼の頭の中でしっかり完成しているからなのです。(後から講師がとやかく口をはさんだところで、邪魔になるのもうなずけます。)

作品の持つ雰囲気がそれぞれで異なるのも魅力です。上段左の作品は龍が力強く生き生きとしていますが、下段左の作品は生き物の姿が色ごとに変化する作り込まれた不思議さに惹き込まれます。また、下段右の作品は、朝から夜のシチュエーションごとの生物を表現され、自然の雄大さが伝わってきます。のびのびとした線で描かれた3作品とは違い、上段右の作品は整えられた線でまとめられ、星やハートのマーク、インクの跡といった陽飛の遊び心が加えられています。

陽飛の制作の様子を見ると、何を描きたいのかが明確でとても筆が速く、彼の頭の中に溢れる発想や世界観の豊かさにいつも驚かされます。これからも陽飛の自由な作品を楽しみにしています!