受験ノ心得

アトリエは3連休中ですが、岩田です。
来週の火曜15日が神奈川の公立高校の受験日なので、直前講習を開いておりました。2枚の制作・講評や今まで描いた作品の総評などを含め、休憩無しぶっ通しの約5時間。
私も久し振りに一緒に制作し、90分で完成させる時間の短さを改めて実感しました。下の2枚は私の描いたデッサンです。

ここに『受験ノ心得』を書き出します。

先ずは与えられたモチーフがどういうモノなのか観察して「知る」こと
焦って構図を決めたりしない
とにかく落ち着いて
長方形の画面に合うように考えて並べよう
いきなり描き始めるなよ
モチーフの置かれ方、手前と奥の距離、光の方向、陰・影の付き方、質感の違い、一番暗いところ、一番明るいところ、客観的にモノが見えてきたら、さぁ描き始めよう。

ビビッて構図が小さくなったり、逆に大き過ぎたりしないように
大切なのは、よーくよーくカンニングすることだ!
しかもいたって冷静に
答えは君の目の前以外にはないぞ
「構図」「かたち」「色」「質」「空間」、最後は「描き込み」だ
高校受験は美大と違って基本的なことしか見られない
これらのキーワードを使ってチェックするんだ
悔いが残らないよう
最後まであきらめるな

さぁ、楽しんで描いておいで。