スズメ達


佐藤K 透明水彩

どんだけ寝ても眠いです、一平です!本日はチケット制の佐藤さんの水彩画をご紹介します!

スズメと傘のように覆い被さった葉っぱが印象的なこちらの一枚、写真を見ながらの制作でしたが、写真の模写というよりも写真の中で自分がどこに魅力を感じたのか、という要素がしっかりと抽出されている感じがします。

この絵を見ていると「植物が描ければなんでも描ける!」と予備校の先生に言われた事を思い出します。複雑な花びらの重なり、茎と葉っぱと花など色味が違うものが共存していたりと難しいポイントが盛り沢山だからそう言っていたのでしょう。それで言うと佐藤さんの今回の作品、スズメは勿論ですが植物が素晴らしい!葉っぱの影が葉っぱに落ちていてという植物の陰影の複雑さを見事に描き切っております。落とし合う影を丁寧に描く事で葉っぱの模様のように平面的にならず、しっかりと生い茂っているような奥行きを感じられるのです。茎が鮮やかなのも個人的な好きポイントの1つ!

そしてスズメですが、我々人間からするとなんだか会話しているように見えます。1匹ではなく絵の中に2匹描く事でこちらにストーリーを想起させ、より絵に興味を持たせています。体の模様と羽根の毛並み感も見ていて気持ちが良いです。描写力、表現、ストーリー性などどれをとってもレベルの高い作品になっています!素晴らしい!