スタンプあそび~親子ワークショップ④~

本日より、10日振りに授業とブログを再開いたします。こちらの写真は、8月7日に開催しました親子ワークショップ4回目の様子です。野菜の断面に絵の具を塗り、ペタペタとスタンプして作品を作りました。

まず最初に、動物の顔を見せて(写真左上)、「顔の中には、どんな野菜がかくれんぼしているかな?」とクイズをしました。正解は、犬の鼻がピーマンの断面部分になっています。他にも、絵本に出てくる野菜クイズをしながら、切る前の野菜と切った後の断面の形を想像していきました。今回使った野菜は、レンコン・オクラ・チンゲンサイ・ピーマン・小松菜です。チンゲンサイの断面は、バラのような形がしていて、とってもきれいです。小松菜の断面は、ミニバラのように可愛らしく、たくさんスタンプしたくなります。

バッグに野菜スタンプする前に、丸いお皿型の画用紙にスタンピングして、スタンプの押し加減を練習。次に、暑中お見舞い用に野菜スタンプでカードを作りました。おじいちゃん、おばあちゃんに送ろうね、と丁寧にスタンプしてきれいな絵ハガキができました。出来上がりは、お母さん方にもとても好評でした!!

そして、こちらが本題の制作です!お子さんが提げてちょうど良いサイズの布バッグに、野菜スタンプでオリジナルデザインしました。スタンプの押し方は、もう手慣れたもの。くっきりハッキリと、スタンプできました。お出かけにぜひ使ってくださいね!(Eri Ito)

<お知らせ>夏休みが明け、授業は再開致しましたが、事務作業の通常運営は20日(月)からとなります。今しばらくお待ち下さいませ。

フィンガーペイント~親子ワークショップ③~

親子クラス・ワークショップの3日目の様子をお伝えします。この日は、絵の具で遊ぼうシリーズ第2弾『フィンガーペイント』でした。フィンガーペイントはその名の通り、筆などを使わずに指や手で思い切りお絵描きします。ドロドロの絵の具に直接触れて、直感で自由に描けることが楽しい制作です。でもお子さんの中には、普段の制作でも、直接手に絵の具や粘土などが触れることに抵抗がある場合もあります。全員が楽しんでフィンガーペイントできるように、一番最初に絵の具に触れるきっかけ作りとして、目玉焼きの制作をしました。

色画用紙で作ったフライパンに予め白い絵の具を塗っておきます。(←卵の白身のイメージ・写真上段)白身の上に、ドロッとした黄身(黄色の絵の具)を垂らします。「この卵は暖かいかな?冷たいかな?人差し指で、チョンと触ってみましょう!」と言うと、全員触ることができました。次は、5本指で!最後は手の平で触って、スクランブルエッグになっちゃった?!

さて次は、大きな紙にドロドロの絵の具をポタポタと垂らしてみます。赤・青・黄色の3色を自由に思いのままに、指や手の平を使って色を混ぜながら、気持ちよ~くお絵描きしました。腕を肩から大きく動かせるお子さんは、ダイナミックな表現ができます。まだ腕の動きが小さい月齢のお子さんは、お母さんと一緒に手を動かして、画面いっぱいに絵の具を広げていきました。色がどんどん混ざり合って、その変化がとても美しいです。このような制作は、遊びながら絵の具に親しむことができるので、いつの間にか手だけでなく足まで絵の具まみれになるほど、夢中になりますね!思い切り制作を楽しんだ記念として、一番綺麗な色に混ざったところ、気に入った線のところの一部分を色画用紙に写し取って、下の写真のような作品に仕上げました。(Eri Ito)

<お知らせ> 明日よりアトリエは、夏休みとなります。16日までは電話もメールも一切繋がらなくなります。事務が通常運営となりますのは20日(月)以降となります為、ご不便お掛けしますが返信はしばらくお待ち下さい。何卒ご容赦の程、宜しくお願い致します。

透明水彩でリンゴを描く

大竹です。8月2日(木)に行われた、中高生対象のワークショップ『透明水彩で描く写実画』のご紹介です!実物をリンゴを見ながらリアルに描くというもので、いつもは個人でそれぞれ自由に違うものを製作をしている学生達も、この日は学校の授業のように全員が同じ題材に取り組みました。

透明水彩という、発色が美しく、塗り重ねが上手くいく絵の具を使って制作しました。果物の形は花びらの枚数で違いが出ます。リンゴは花びらが5枚あるので、上から見ると五角形の形をしています。更にリンゴによって形は違うので、綺麗な真ん丸に描くのではなく、微妙な歪みを捉えられるように指導しました。
また果物を透明水彩で着彩する時のコツは、熟して色づく前の色から塗ることです。まずはじめに黄色やオレンジを薄く塗り、乾いた上から熟した赤色を少しずつ何度ものせていきます。

 そうして出来上がったリンゴ達がこちら!

リンゴの色のムラや模様もじっくりと観察し、細い筆で線を重ねるように塗っています。それによってリンゴの身がギュッと詰まった感じが伝わってきますね。透明水彩は乾くと下の色が透けて影響してくるので、何度も塗り重ねて深みを出す事ができます。リンゴの赤を引き立たせる為に影の色は青色にしました。それにより少し大人っぽい印象に仕上がりましたね。リンゴ以外の物にも、影には黒だけではなく青色を使うとお洒落に見えたり画面が鮮やかになるので、一つのポイントとして覚えておくと良いでしょう。そして最後にツヤや反射光を白で入れる事により、瑞々しさと立体感が出てきます。

皆集中して取り組んでいたので、2時間で描いたとは思えないほどの仕上がりになりました。今回のモチーフは静物でしたが、透明水彩は風景画も楽しいので興味を持ったら是非色々と描いてみて欲しいですね!

原さんならではの気遣い

原 油彩

岩田でーす。
今回は、水曜夜間クラスの原さんの油彩をご紹介致します。
こちらは写真を元に描かれたもの。落ち着いた色合いの中に、アジサイやブドウなどの果物といった植物の生命力が満ち溢れています。
この絵からは、そうしたモチーフから感じる生気を写真以上に如何に画面に表現してやろうかという思いを感じることができます。

主役のアジサイ、正にその絶頂期を迎え花瓶からこぼれ落ちそうなほどに咲き誇っているその様を斯くも生々しく、又つややかに表現しています。
写真からとはいえ、花びら一枚一枚に見られる筆致にさえ実際の花を目の前にして描いているかのような観察眼を見てとれます。
しかも小さい花ひとつづつを描きながらも、その集合体であるアジサイという花のボリュームも感じさせてくれています。

花瓶に落ちるその影もとても柔らかく描写されており、その曲面の形状に沿って影色を丁寧に変化させることで自然と目が奥へと誘導されていきます。
そんな脇役にも手を抜かず細かいところまで気遣いがされているのも、原さんならではといえるでしょう。

モチーフ、描き方といつもチャレンジを忘れぬ原さん。これからの作品もどのようなものが飛び出してくるのでしょうか。とても楽しみです。

みんな集まれ!スタンプで遊ぼう!

夏は麦茶主義の一平です!
今回は小学生の頃からずっと参加していたワークショップのお手伝い…ではなく、ワークショップの主催者側としてやらせていただきました!
いざやってみると本当に今まで先生方はクソ生意気な僕たち生徒にどれだけ手を焼いたのか…と、ここでは書けないくらい色々と思うところ(主に懺悔の気持ち)がありました…。

さて、懺悔はこのくらいにして、今日は先日行われたワークショップのスタンプ作りの様子をお伝えします!
今回はみんなで二つの種類のスタンプを作りました。
一つ目はスチレンボードと呼ばれる、厚さ5mmほどの発泡スチロールの板に薄い紙が貼ってあるもの使い、抽象的な模様(ハートや星)や具体的な動物のシルエットなど各々で好きなものをカッターで切り取り、持ち手となるダンボールにテープで貼り付け完成です。
そして、アクリル絵の具にダイカラーと呼ばれる水性布用定着液(小学生クラスのシルクスクリーンで使用した薬剤)を混ぜたものを塗って、各々持ってきた白いTシャツの好きな所にスタンプ!!という事です。中にはお父さん用だったり、アルファベットの様な不思議な形を作っている子もいました。圧倒的な女子の数だったので、可愛らしいウサギやネコ、イルカもいましたね!

二つ目のスタンプはサンダルスタンプ!
事前に用意されているスチレンボードの星や三角など様々な形を、好きなようにサンダルの裏側に貼り、完成!というとても単純なものです。そして、絵の具の山をベチョッ!と踏み、大きな紙の上をみんなで歩き回り、自分自身がスタンプになろう!!絵の具を踏んで、歩け!なんて普段学校や家じゃ絶対やらせてもらえないでしょうから、最初はみんな戸惑いがちでしたがすぐに慣れ、「早く絵の具出してー!」と急かされてしまいました…(笑)
そんな楽しさから、最初はスタンプの形が可愛くハッキリ見えたのに、踏みまくり過ぎてあっという間になんだか分からないグチャグチャな現代アートに早変わりしました!

最後は踏み歩いた紙をバックに自分で作ったTシャツを着て、記念撮影!
みんな自分のお気に入りのTシャツが作れたようで良かったです!
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!

王冠と杖

水曜日幼児クラスです。
先週より外部の方がご参加頂ける夏のワークショップを開催いたしております 。初回は、「王冠と杖」を制作しました。
帯状に切られた画用紙をくるくると巻いて王冠の土台に付けていきます。
「巻く」という表現を使い動物やヘリコプターをイメージして制作している子や帯全部や端だけを巻いたり、角をつけたり、形や巻き方を工夫して個性的な王冠に仕上がっています。
早く王冠が完成したお子さまの中には、頭に王冠をかぶり教室を猛獣になって四つ足で移動したり、百獣の王ライオンになりきって遊んでいました。いつのまにか杖も剣に変わり勇者の一員になって自由に冒険している姿が感じ取れました。
制作中、途中解らないことがあると初対面の子が多かったにも関わらず、子供同士で相談しながら解決している和やかな雰囲気が感じられたワークショップでした。

幼児のワークショップは残り1回、8/22(水)に帆船を作る講座がございます。こちらまだ空きがございますので、ぜひご検討下さいませ。

8/22(水)14:30 – 16:00『帆船に乗って…』

まるでスペインの無敵艦隊のように立派な帆が自慢の船を作ります。
帆や旗にオリジナルデザインをして、個性的な船ができたら、粘土で船長さんや航海士(クルー)も作ってみましょう。

参加費:3,000円(内部生との合同授業)
持物:汚れても良い服装・作品持ち帰り用の袋
※保護者様は退出をお願いしております

申込み方法はメールとなりますが、事務担当者が4日~19日まで夏休みの関係で、返信できるのが20日以降となります。ご了承下さい。(えつ子)

❶事前にメールで、①ご受講希望日・希望講座名 ②氏名と学年(年齢) ③住所 ④電話番号をご連絡ください。タイトルは『夏休みワークショップ申込』と記入下さい。定員がございますので、参加可能かどうかを21日以降に返信いたします。
❷こちらからの返信後、下記の振込先にお子様の名前で参加費をご入金ください。ご入金確認後正式申し込みとなります。
振込先: 三井住友銀行 元住吉支店 普通口座 0609714 名義「小原京美」
※銀行の“振込み控え明細票”を受領書とさせて頂きますので、当日まで大切に保管ください。

ワークショップ受講後2ヶ月以内に幼児クラスに入会頂いた場合、入会金より2,000円割引させて頂きます。

サンダルスタンプ昨日開催!

水曜ですがオバラです。
昨日、夏休みワークショップの『みんな集まれ!サンダルスタンプ』を開催しました!毎年、外イベントはキャンセル待ちが出る程の人気ですが、今年はささやかな人数。それもこれも連日の猛暑で異常な暑さを親御様が危惧していたのではないかと思われます。そんな参加状況もあり、当初の予定では屋外イベントだったのですが危険と判断。参加者の方には事前に承諾を取り、室内イベントと変更させて頂きました。

企画・運営は小学生・学生クラス所属の頃からミオスの全てのイベントに参加していると言っても過言ではない一平先生と、当日のアシスタントは小学生・学生クラス所属の頃からミオスの…以下省略の旭先生が来てくれたので、最初の方こそ少々ぎこちなさはありましたが、すぐにノリノリの楽しい雰囲気でイベントが続きました。
笑い声の絶えない、あっと言う間の1時間半。自慢のTシャツもできてご満悦!子ども達とは笑顔でサヨナラをすることができました。

そして終了後の反省会では一平&旭、あ、いえ、一平先生と旭先生から「ワークショップをやらせて頂いて、ノリ先生とコウスケ先生が俺達を楽しませる為に、とてつもない量の思考と膨大な時間を掛けて準備してたってことがメチャメチャ良く分かりました!改めて尊敬ッス!もう一度小学生に戻って先生達の授業を受けて、なるほどーさすがーって感動したい。」と言われ嬉しくなりました。(うははははー!もっと崇め奉れ!ひれ伏せ!と心の中で思いました。)

詳細はこのイベント主催の一平先生から、金曜日にアップしてもらいますのでお楽しみに☆