深まる秋

Youji_2
幼児クラス
先月はハロウィン制作で立体系の作品が続いていたので、久々の平面絵画のご紹介です!
メインテーマは、『秋の木を描く』ということですが、幹や枝を一本一本描き進める筆の動きに魅了されっぱなしです。
どっしりとした幹の重量感は、幼児の小さな手で描いたとは思えないほどの存在感があると思いませんか?
葉っぱは、本物の紅葉した葉に絵の具をつけてスタンプしたので、葉脈までくっきり写ってリアルです。本物の葉っぱを手に取って、たくさんの色を発見。「春と夏の葉っぱの色とは違うんだよね」「冬には葉っぱがなくなっちゃうんだよ」と、四季の移り変わりもしっかり理解しているようです。
Youji2
そして秋の木の一番の魅力はというと、やはり枝ぶりでしょう。どの枝も個性的で大好きです!!
枝の描き方の説明はデモストレーションしましたが、どれひとつとして同じ枝はなく、感動のドキドキの連続!!
今回は画用紙が大きいこともあって、さらに迫力を増す大作となりました。
大きな画面でも筆を大きく動かして伸び伸びとした線が描けたことにみんなの成長を感じて、また次回のお絵描きも楽しみになってしまいました。

伊藤

自画像版画

Hanga1
版画の刷り方デモンストレーション(彫り中の写真は危なっかしくて撮り忘れました!)
Hanga3
Hanga2
水曜・木曜クラスの自画像木版画の一部(まだ刷っていない子は後程ご紹介します。)

オバラです。流血の大惨事(と言うほどザックリはいってませんけど…)怪我人続出の木版画が刷り上りました!彫刻刀で指を切ったのがショックでアトリエを辞めたくなった1年生もいたとは思えない出来映え!
それもそのはず下書きは一切無しで、濃淡をはっきり付けた白黒の写真を板に糊でぴったり貼り付け、白いところはザクザク削り、グレーのところは程々に彫り、黒いところは彫り残したので、こんなにリアルな版画ができたのでした!
とは言え、うっかり黒いところも彫ってしまったり、グレーのところの処理がうやむやになり黒い部分が多くなってしまったり、「眉毛片方なくなっちゃったから、釣り合わせる為に両方剃った!」と言う豪快な輩までいて、それぞれが個性たっぷりです。これは私も欲しいので、全員分コピーして拝借する予定。看板に飾って見せびらかさないと!

早々とクリスマスリース

Tonakai小学生クラス11月の課題 『トナカイリース』 靴下・フェルト・リボン・ボール紙・糸

小学生クラスでは、10月の課題『自画像木版画』が終わった子から、靴下でトナカイのトロフィーヘッド型リースをちくちく製作し始めています。
トロフィーヘッドとは狩りで仕留めた動物の頭を剥製にした飾り物ですが、こちらの見本もなかなか迫力あるでしょう?男性用スポーツソックスで作ったので、なんと約70cmの大きさ!小学生はさすがに時間的余裕がないので、20cmの子ども用ソックスで作る為、完成は30cm程の大きさになる予定ですがそれでもかなりインパクトがあります!(早く80匹のトロフィーヘッドをアトリエの壁に飾りまくりたい!そしてまた返したくなくなってしまいそう…)
低学年はフェルトを裁ちばさみで切るのが難しく、トナカイの角やヒイラギの葉の形は少々いびつとはいえ、トナカイ自体が靴下なので完成度が高く、子どもたちはいそいそ縫っております。
大人クラスの方でも作りたい方は靴下を使わず、テディベアのように布を縫い合わせて立体にする型紙も描き起こしましたので、(ふわふわもこもこのボア生地も用意しました)作りたい方はオバラまで声を掛けて下さいね!
普段ボタン付けすらパシリの学生にやらせているのに、こういう大物の裁縫は燃えるオバラでした。