受賞おめでとうございます!

Yokohamaten
左上から 英保(銀賞) 上野(佳作賞) 石垣(佳作賞)
左下から 坂本 麻場 石垣  

オバラです。
土曜午前クラスの方5人で出品参加した公募展『THE横浜展』が本日から始まりましたが、な・なんと、3人もの方が受賞されたとのご報告を写真と共に頂きました!
(金賞・銀賞各1名、特別賞3名、佳作賞10名の計15賞の内、3賞がミオス!!)

「英保です。THE横浜展に行ってきました。
銀賞をいただきました。
先生方のご指導のおかげです。ありがとうございました。
上野さんと石垣さんも賞をとっておられました。」

アトリエ入会12年目の英保さんが銀賞、入会10年目の上野さんが佳作賞、入会7年目の石垣さんが同じく佳作賞。
快挙!素晴らしいです!感動・感激です!
油絵を描き始めて4枚目の麻場さん、3枚目の坂本さんも、ギリギリまで粘って悪戦苦闘しながらよくぞ出品して下さいました!そのチャレンジ精神は私が賞を差し上げたいくらいです!出品して下さってありがとうございました!

皆様この奇跡(いえ、当然の結果ですね)を見に、ぜひ足をお運び下さいませ!

『THE横浜展』
会期:平成25年11月19日(火)~24日(日)
   10:00~18:00(最終日は16時迄)
会場:神奈川県民ホール 横浜市中区山下町3-1
   みなとみらい線日本大通駅より徒歩6分
※入場無料

毎年恒例のアレ

20131118

どうも幸介です!商店街にもクリスマスソングが流れ、アトリエでも毎年恒例の「クリスマスお菓子カリキュラム」が近づいてきました!本日載せた画像は、その今年の見本、ずばり『お菓子の家』です!!

画像を見ていただければお分かりいただけるかとは思いますが、ウエハースを互い違いに重ねて家の壁を作り、ギンビス・アスパラガスをピラミッド状に重ねれば屋根の出来上がり!お手軽・かつ強固なお家の完成です。

毎年僕はこの試作品から12月の最後の週の本番まで、約一ヶ月間お菓子と格闘することになるのですが、もともと甘いものがそこまで好きでないことと年齢も年齢なこともあって、すでにもう甘いものなんて見たくもないぐらい糖分過多な状態……毎年講師陣が揃って「一生分のお菓子を食べた」とグロッキーになる本課題。でも生徒の皆はきっと一年で一番楽しみにしていることでしょう。

見本はアトリエの階段下に展示いたしますので、どんなお菓子の家にするか、期待を膨らませておいてくださいね!!もちろん例年通り、大人クラスの皆様の参加も大歓迎でお待ちしております!

田中幸介

信念を持って

Sakamotoyokohama1坂本 『薔薇の花香る頃』 油彩

本日は土曜クラス坂本さんの油彩です。こちらも先週から引き続いて「THE横浜展」に出品する為に描かれた作品です。
横浜ということで皆さんもお馴染み山下公園の風景を描かれました。遠景に見えている船は氷川丸ですね。写真としては、面白いアングルですが絵にすると手前の公園の風景と氷川丸の絡みが少々難しかったかもしれません。
坂本さんの描かれる作品は前回までは、動物を主役に据えた風景でしたが今回は船が主役ということでちょっと勝手が違ったかもしれませんね。

何と言っても船を描くのに重要なのがパースです。しかもこれだけ入り組んだ形をしている客船だけあって自然に見せる為にはかなり苦労されたと思います。どうしても絵具を重ねていくとパースも甘くなってしまいがちですが最終的にはその辺り違和感無く合ってきたのではないでしょうか。

そしてこの絵では更に手前にある薔薇の植え込みとの空間性も考えねばなりません。薔薇の描き込みと氷川丸の描写をどのように折り合いを付けて行くのか結構悩まれたと思いますが手前の薔薇には比較的大胆な筆さばき、奥の氷川丸は繊細なタッチでと、視覚的にも差を付けたことが功を奏しています。

とは言え、今回は画面の大きさは小さかったものの時間的な制約がある中、本当に良く頑張られたと感じます。休んだ分を他の曜日で取り返しながらの制作でしたが一枚の絵を期間内になんとしてでも仕上げるぞー!という坂本さんの意気込みを感じました。普段から画面と真摯に対峙して黙々と制作をされている方ですが大変強い信念をお持ちになっているのだなあとあらためてこのコメントを書きながら思うのでした。次作は主役に人馬が一体となっているシーンを描かれている坂本さん。期待しています。

明々後日から「THE横浜展」始まります。皆様お誘い合わせの上是非足をお運び下さいませ!

「THE横浜展」

会期:平成25年11月19日(火)~24日(日)
   10:00~18:00(最終日は16時迄)

会場:神奈川県民ホール 横浜市中区山下町3-1
   みなとみらい線日本大通駅より徒歩6分

※本展覧会は入場無料です。

HP

煌めきの花

Naganuma_06長沼 油彩

一気に寒くなり、急いで毛のコートを引っ張りだしました。今年は何だか秋が短かった気がしますね。

本日は水曜午前大人クラスより、長沼さんの油彩画をご紹介します。以前に額をつけた時にもご紹介しましたが、とうとう完成です!モネの睡蓮をイメージして描かれた今回の作品。長沼さんの求道心がこれでもかと発揮されました。水面の表現や花の発光するような色使いなど、一枚を描く中で素晴らしく力がついたことを証明しています。

水面の表現では、濁りに気をつけなくてはいけません。ハイライトの部分にもただ白を漫然とのせるのでは、透明感は表れないのです。白く見えるほど明るい部分もどのような色味で構成されているかを読み取り色を作り上げます。大変ですが色を作り上げた時の達成感もたまらないですよ!今回の作品でも、明るい所にのせたブルーなどとても綺麗ですよね。

葉も何度も色を重ねて、画面に瑞々しさを与えています。また、ペインティングナイフも使い、直線的なタッチも取り入れて画面に変化とアクセントを加えました。明るい黄緑などを抑え目にしダークトーンを葉の主体に使うことで、薄く色付く睡蓮の可憐さがより引き立っています。透けるように白い花弁の表現も力が入っていて、主題である花の美しさがこれでもかと伝わってきますね。水面への映り込みも素晴らしいです。

煮詰まった状態から、これで完成なのだろうか?と自身に何度も問いかけ、最後の仕上げまでに時間をかけた今回の作品。手を加える度に引き締まっていく過程もまた素晴らしかったんです。作品にじっくりと向き合い丁寧に作業したからこそ、こうまで美しい作品となったこと、とても嬉しく感じ入ってしまいます。長沼さん、お疲れ様でした!次回作にも期待が高まってしまいますね♪ 庄司でした。

みんなで街づくり

Oyako_3
親子クラス

9月より金曜クラスを増設した親子クラスですが、今年度3月まで継続し開講することになりました。
火曜、金曜と曜日指定のクラスではないので、定員に空きさえあればどちらのクラスにもご参加可能です。
1月以降の開講日は、お電話でお問い合わせください。

こちらの写真は先週金曜日の様子です。模造紙をたくさん繋げて大きな大きな街を参加者みんなで作りました。畳何畳分の大きさでしょうか?紙の上を裸足で歩き回るとカシャカシャ音がしたり、紙の表面がツルツルして滑るのが楽しくなったり、紙を広げただけでもテンション上がります!!

街づくりには、まずは自分のおうちが必要。四角と三角の折り紙を組み合わせておうちを建設。まだな~んにもない広い場所にどこにおうちを建てようかな?お友達のおうちの隣がいいかな?お母さんが作ったお店屋さんの隣がいいかな?
歩きながら好きな場所を見つけました。

子ども達が建てたおうちとお母さんが建てたお店屋さんを繋ぐ道がないとどこにも行けないよね?って、お次は自分のおうちから行きたい目的地まで絵の具の道で繋げていきました。随分と長い道ができましたよ。クネクネの楽しそうな道もできました。
みんなで道を作るとあっという間に街が誕生です。

最後は自分人形を持って街探検に出発です!
近頃はお友達同士との関わりも増え、こういったみんなで作る制作も楽しめるようになってきました。

伊藤

版画終了

Hanga9
オバラです。本日ようやく刷り終わり、全ての子のご紹介が終わりました!
と言いたいところですが…
Hanga10_3
こやつだけ…まだ。
kazuki、君ねぇ、6年生だって自覚あるかな?
低学年だって指切って、涙まじりで彫り進めたんだよ?
風邪ひいて休んでも、みんなに追い付きたい一心で、黙々と彫ってたんだよ?
この馬鹿みたいにあっけらかんとした笑顔でごまかす技は、中学生になったら使えないんだから、今からビシッとやりたまえ!
幸介先生に絡み付いて甘えるの、いい加減やめろ!
と、本人が見て反省していることを祈る…

Tonakaisaitou_2
気を取り直して、こちらトナカイ完成第一号♪
大人クラスの斉藤さんがご自宅で作ってみたそうです!出来合いのリースを上下逆さまにしてベルがトナカイの首輪にくるようにしたそうです。ナイスアイディア!
こちらさっそく玄関に飾ってあるそうですが、結構デカイので、近所でうわさになっているにちがいありませんね!もしこのトナカイを見付けたら、「あぁ、ここが月曜クラスの斉藤さんちかぁ!」と目を細めてご覧下さい☆

そうそう、60代の男性がアトリエにいらっしゃり、「私は長年木版画を趣味にしていますが、一階の子ども達の作品はどのように制作したのか、教えて下さいませんか?あまりに素晴らしく、気になって気になって失礼かと思いましたが訪ねてしまいました。」と言われました。
南澤先生の「ほほう、あのアトリエには…」のセリフ、あながち妄想でもなかったようです。

木版画でご満悦!

今回は木版画のレポートです。(南澤)

Hanga7
火曜・木曜日小学生クラス作品

正直こんなに上手くいくとは思っていなかったので、お父さんは感無量であります。
もちろん、コントラストを強くした写真を原稿とした技法でありますから写実的になるのは想像していたのですが子供のミスタッチが生む微妙なブレかたのカッコイイこと!こればっかりは大人が計算して出来るものではありません。現在、アトリエの玄関先にこの肖像画がびっしりと貼られているので、じっと立ち止まって見てゆく通行人の反応を陰からコッソリとうかがっていると、その感動の言葉が聴こえてくるかのようです。
『、、素晴らしいわね。きっと高名な先生でもいらっしゃるのかしら、、』
『、、ほほう、小さな場末の教室だと思っていたが見識を改めねばならぬようじゃ、、』
『、、ウチの子もすぐ入会させたいワ、、』
『、、むむ、これは後期狩野派で失われたモガリの術を併用しておるではないか!』
電柱の後ろでそんな妄想に惑溺する僕の顔の横を、怪訝な顔つきの通行人が過ぎてゆくのでありました。

さて、個々の出来映えについてですが、やはり今回も低学年のほうが素晴らしい作品を作っています。高学年は斜めからのアングルだったせいもありますが、どうしても観念的に操作してしまうのですね。課題のひとつであります。いっそのこと絵を逆さ向きに作業させたほうがいいのかもしれません。
ともあれ、皆さんよく出来たこと!是非オウチに飾ってご両親を感心させていただきたいものです。
『、、ほほう、あのアトリエはきっと先生が、、、』

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(作業風景)

モダンアートな版画

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月曜・木曜日小学生クラス 版画

どうも幸介です!本日ご紹介するのは、先週に引き続き小学生クラスの版画。写真をもとに制作しているので、低学年から高学年までみんな激似!!イギリスのストリートアーティストBanksy(バンクシー)やアメリカのObey(オーベイ)を彷彿とさせますね。
撮った写真をPCでコントラストなどを調整し、白黒の2諧調化したものをベースに制作いたしました。写真の黒いシルエットの部分は残し、白く飛んでいる場所を彫るわけですね。

輪郭や目鼻も、「ちょこっとだけ残しとこうか」と話したのに、気づいてみたら「白かったから彫った」や「あ、話聞いてなかった」などのハプニングで予定以上に彫りすすめてしまった生徒もいるものの、出来あがってみたらこれが意外と良い!!!モダンは雰囲気で皆カッコいい作品に仕上がったと思います。

せっかくなので数枚をストリートアート風にしてみました↓

201311112

いかがですか??なかなかクールだと思いませんか!?
(※良い子の生徒は許可なく壁にラクガキしちゃ駄目だよ!許可があれば良いよ!)

ということで、怪我人続出になるであろうことを見越して、輸入物のカラフルでパンクなバンドエイド(ゾンビ柄)を用意して授業に臨んだものの、小学生たちに僕のセンスは受け入れてもらえず不評だったのが心残りですが、今回の課題は大成功だったんではないかと思います!たまにはこういう大人っぽい作品も良いですね!

田中幸介

チャレンジ

Aboyokohama1英保 『シフォンケーキがおすすめ…』 油彩

土曜日担当の岩田です。本日は先日の麻場さんに引き続き、「THE 横浜展」に出品される英保さんの作品を皆様にご紹介致します。

作品のモチーフとなったのは横浜山手の丘にある「えの木てい」です。こちら洋館なのですが1階がカフェになっているらしいです。タイトル「シフォンケーキがおすすめ」にもあるようにそのカフェのメニューにあるシフォンケーキが英保さんのおすすめとのことです。

英保さん、今回は今迄に無いチャレンジを幾つかしています。その一つとして描き始めの下塗りでとても鮮やかなピンクを使いました。絵を見てみるとやはりその影響もあり非常に鮮やかな印象を受けますね。上から絵具を置いて描き重ねていてもその効果が良い感じで出ています。
更に今回もう一つのチャレンジとしてペインティングナイフを使って建物を描いています。そのおかげで絵具が立体的に盛られているので単なる色として見えるだけではなく、油絵具の持つ物質としての面白さが同時に見えてきています。そしてその表現が白い建物の存在感に繋がっていると言えます。

このように油絵具というのはオイルに対して少なめに絵具を溶きながらキャンバスが透ける程薄く描いていったり、はたまた今回の英保さんの絵のようにオイルを少なめにして絵具そのものをキャンバスに盛るように置いてあげたりすることで様々な見え方をするものです。その辺りは油絵具が持つ最大の魅力ですね。

例えば1960年代に日本で「具体」というグループを作って活躍した白髪一雄という作家はキャンバスに筆やナイフで描くに留まらず、壁から壁にロープを張って、床に大きいキャンバスを置き、ロープに掴まったまま足で絵具を混ぜるように絵を描いていました。皆さんも機会があったら是非白髪の絵を見てみて下さい。足で描いたその油絵具の表情たるや圧巻です。

英保さんの今後のチャレンジにも期待致します!ただし足では描かないで下さい・・・。

墨絵の世界

Matuoka_07『門叩き』 松岡 水墨画

庄司です。先週、東京都美術館で開催されていた水墨画の公募展、『現水展』へ行ってきました。
水曜午前大人クラスの松岡さんの作品が新人賞を獲得したのです。

松岡さんはアトリエミオスでは日本画を描かれていますが、水墨画の教室にも通われています。
水墨画というとクラシカルな山水画をイメージされる方が多いのではないでしょうか?かくいう私もそうでした。しかし今回の公募展ではそんなイメージを吹き飛ばす、大胆な作品の嵐!(ギャラリーに過去の受賞作が掲載されています)技術ももちろんですが何よりもセンスを問われ、それがあからさまに反映されてしまうという挑戦しがいのある(そして恐ろしい)画材ではないでしょうか。描くたびに感覚が磨かれていきそうです。

松岡さんの作品はそんな会場内でも目をひいていました。この作品では中国北京の胡同(フートン、裏路地)の風景から、門叩きをピックアップして描かれたのですが、この構図が素晴らしいです!五十号一面にどんと配置するというのはかなり度胸のいることですが、それを上手く配置し描き上げる実力が伝わってきます。迫力の画面に静かな凄みがあらわれていました。古びた壁に門叩きの質感や立体感、和紙を揉んだり水で流したりと技法を駆使し、楽しんでいる情熱がまたたまらないです。
半日×3日ほどで描きあげたそうですが、本番に入る前に練習を何枚もして、それでも十枚は描きましたとおっしゃっていました。息を止めて描きあげるような水墨画、一枚をじっくり描く日本画、どちらもとても魅力的ですよね。松岡さんのますますのご活躍が楽しみです!

東京都美術館ではターナー展も開催中ですが、こちらも必見!水彩油彩それぞれのタッチや技法、何よりも光の鮮やかさはついつい唸ってしまうほどです。この秋もレッツ美術館!