展覧会のすすめ

石川です。先週に引き続き、ベネツィアビエンナーレと、スイスのバーゼルアートフェアについてです。
現代美術の展覧会としては世界最大規模の両展示を実際に見てきました!会場は沢山の人間でごった返しておりました(ベネツィアは割と少なめ)。当たり前ですが、作品を観るために長い列に並ぶのは国内外変わらずキツいですね(日本でもゴッホ展はキツかった…)。展示内容としてはバーゼルアートフェアは絵画作品が中心で、活気がありました。歴史的に有名な作家の作品も数多く展示されていて(ピカソ、マティス、クリムト、ベーコン、モランディ、ゲルハルト・リヒターなど)凄く良かったです。※上の画像はモランディの作品
P1010170_4
P1010463_3

対してベネツィアビエンナーレの方は、インスタレーションや映像作品が中心でした(束芋、シンディー・シャーマン、ジェームス・タレルなど)。こっちはイマイチかなと私は感じました。(今年だけ特別面白くないのかな?)※下の画像はカナダ館の様子の画像

改めて感じたことは、実際に美術館などにある作品を生で見て、五感(第六感?)で感じ取ることは、自分自身の制作にとってとても大切だということ。巨匠達の作品の中には、作り手にとってとても重要なヒントが盛り沢山なのです。ですから、ヒントを読み取り、盗むことが大切ですし、それが楽しみでもあるのです。私も今回の展覧会で沢山学びました。

近々、葉山の美術館でモランディ展(画像の人)があるので、是非皆さんお時間ございましたら足をお運びいただいて、ヒントを探してみてはいかがでしょうか?