中学生時代、憧れだった60色セットの色鉛筆を買う事になり、色々お店を見て回りました。平均6千円ぐらいはするもので、思ってたよりもずっと値段が高く、挫折しかけたとき、あるお店に、3千円で売っているのを発見。すぐに買いました。・・・・・しかし、実際描いてみると、芯が硬過ぎて、紙に全然色が乗らない・・・・(薄い・・・)!上の作品は元々持っているものと併用して描いたのですが、思ったように色が乗らなくて悶々としていたのを覚えています。逆に、高校時代、先生に進められて、ドキドキしながら一本3千円ぐらいの筆を買って使った事があるのですが、柔らかく、こしがあって絵自体もなんだかうまくいったように思います。私はいつもケチって後で損をする事が多かったので、その後、お金をかけられるところはお金をかけるようになりました!「高価なものを買え!」というのではなく、「良い画材(道具)」というのは、無駄に力を使わなくても威力を発揮してくれるので、技術を伸ばす事にも繋がってゆくのです。
以上、千野でした。


















