だいぶ油絵具にも慣れてきましたが、油彩を描き始めて以来ひたすら熱心に技術習得という姿勢は崩していません。しかし毎回新しい発見をし楽しみを増やしていってくださるので、私もアドバイスさせて頂きながら横瀬さんの目のつけどころに感激し、気持ちのよい時間を共有させてもらっています。
今回はアカデミックな技法で描かれた絵の模写だったので、いつもに増して得るものも多かったようです。窓から差し込むやわらかい日差しの流れを意識し、物の立体感の付け方、影の色を丁寧に追っていきました。 オバラ
月: 2008年3月
おとなのねんど
こんばんわ。幸介です。
本日はアトリエでもめずらしい「粘土造形」の作品を紹介いたします。
今回紹介する千織ちゃんの作品は、手の形や手のひらの肉感やボリューム感などは出せたんではないでしょか。本来なら手首を軸に上向きに造りたかったようですが、粘土の重みでそれができず、そこが残念でした。
ただ彼女はデッサンも上手いので、粘土も効率よく進めていけたようです。
デッサンと粘土、全然違う題材のように見えて、実はやることはほぼ一緒なんです。
デッサンならまず大体のモチーフの形をとりますが、粘土も最初は大まかな形をつくります。
そして次に、デッサンはベースをつけますが、粘土も大体の立体感をつけます。
最後にデッサンは細部を描きこんでいきますが、粘土も最後に細部を作りこんでいきます。
手をデッサンする時、いきなり爪や皺からは描きませんよね。粘土もいきなり爪や皺から作っていったりしません。
作り方は、デッサンも粘土も一緒なんです。でも粘土は立体、デッサンは平面です。そこのこの課題の意味があるのです。
普段デッサンで感じる「立体感が出ない」とか「大まかなベースって何?」「描き込みって何?」みたいな疑問を、立体で粘土を作ることによって、感覚的に覚えよう!!ということなんです。
デッサンに詰まったら、子どものように手を汚しながら粘土を作ってみるのはいかがですか?
以上、幸介でした。
箱庭
心象風景
万華鏡
遊び心
まずは寺山さんの感想から
「鉛筆で写真みたいに描こう!と思って描いた2枚目の絵です。
今回も思った程は写真みたいに描くことが出来ませんでしたが、終盤はむしろ面白く見せる方に気持ちが移って、余分なもの(?)を描き加えて楽しんでました。
細かい部分で写真では分かり難いと思うので、原画を見てほしいなぁー、と思いつつも果たして人前に出る機会があるのかどうか・・・。」
カラー写真を見ながら、白黒のみ(鉛筆しか使用していないので、黒のみ、ですね。)で立体感、質感、空間を表現することは、対象を冷静に見極める勉強になります。明度差がはっきりした写真ではありましたが、手前の森はなかなか難しかったと思います。しかし端まで手を抜くことなく描き切りました。
ちなみに余分なもの(?)とは、この小さな写真ではわかりづらいのですが舞台から落ちそうにぶら下がっている人や、柵を乗り越え足をブラブラさせながら楽しそうにしている人物のことです。真面目な中に遊び心を入れて、寺山流スパイスを効かせました! オバラ
隠されているもの、もしくは見えないもの
山梨に工房を持つガラス作家の友人と久し振りに会いました。話した内容は主に作品製作(私は平面なので制作)について。
彼女の作品は神的な偶像や半分に割られた草食動物の頭部(お面のように装飾されている)ですが、いつも強く感じるのは造作の奥にある精神性の深さです。川の流れが水面に作る波の形は、川底にある岩や地表の形に左右され、それをつかさどってきた地球の歴史まで遡らなくては表せないように、目に見える表面的なものだけに囚われず真髄を探る努力を怠ってはならないという意識を持たせてくれます。
ミケランジェロは人物をデッサンしていた弟子に「人間の表面の美しさしか見出せないなら、描いても仕方がない。」と言いました。上手なだけの絵など意味がない、美しいだけでは他人を感動させることなどできないから、と。
「絵を描いたり物を作っていると、その対象ととなるモチーフ(人間でも地球でも)から魂を感じ取れる瞬間があるけど、それが見えるまでが苦しくて、たとえ見えても作品に封じ込められなくて辞めたくなることない?でもやっぱりおもしろいし、答えもひとつじゃないから、一生続けちゃうんだろうね。」なんて話しで終わりました。 オバラ
マーブルチョコは食べない
こんばんわ。幸介です。今日は久々に学生の作品を紹介したいと思います。
今回の課題は「マーブルチョコを使っての構成・デザイン」です。
いかがでしょうか。高1のわりには塗りも色合いも合格ラインかとは思いますが、いかんせん二人ともこの作品に1ヶ月以上もかけていました…。受験のデザインは早くてキレイであるのが一番なので、キレイはまぁよしとしますが時間がかかりすぎてしまったのがなんとも言えませんね…
でもはじめての受験的デザイン作品としては中々いいんではないでしょうか。発色もキレイだし。デッサン以外にやる、こういう真面目なデザインも息抜きなりますし。さらに枚数を重ねていけばもっと上達することでしょう!!
普段身近にあるものを、改めてデザインするのはとても面白い題材だと思いませんか?
今回はモチーフに「マーブルチョコ」を使いましたが、フリスクでもアポロチョコでも、「これのポスターをもし自分がデザインしたら」なんて絵を描いてみるのも良いかもしれませんね。美大平面デザイン科を受験する生徒には必須の題材ですが、アクリルガッシュなどの不透明水彩の上達を目指す方にもおススメの題材です!!
以上、幸介でした。
桜の絵
オバラです。
いつも私の個展を企画して頂いているあらかわ画廊にて、「花満開の時展」というグループ展に出品させて頂くことになりました。今回は若手の作家6人に桜がテーマとして与えられており、一足早く桜に思いを馳せながら制作しました。私は水面に浮かぶ花びらをイメージした作品を中心に3,4点出品する予定です。
お時間ございましたらぜひ京橋までおいでくださいませ。
2008年3月3日(月)から14日(金)
AM11:00からPM6:00(日曜休廊) 最終日4時終了
場所はこちらでご確認下さい あらかわ画廊ホームページ
会期中、水曜以外のクラスをお休みさせて頂きます。ご迷惑をお掛けし申し訳ありません。
月曜ナイト見て下さい!
モチーフ同士が相手を引き立てあう独特の世界観感じる色彩は、きっとターニャさんがウズベキスタン人だから、そして緊張感のある構図のうまさは建築科の出身だからでしょう。そして私が言うことは(いえ、伝授することさえも)何もない・・・かも。いやジョーダンでなく。もっと他の作品も見てみたい!と、見る者の心を魅了する作品です。 オバラ
★お知らせ★
3月3日(月)23:00~NHK英語でしゃべらナイトにターニャさん出演!
日本ツウの外国人が日欧米文化論を展開する「黒船」シリーズ、今回のテーマは「パーティー」。日本在住のメンバーが集合し、めいめいが国際色豊かなおもてなしの逸品を手に持ち寄りパーティーを繰り広げる。炊飯器を使って作るパーティーに欠かせないエスニック料理の紹介にターニャさん登場!
3日まで待ちきれない方はこちらをどうぞ!(ターニャさんの写真も2枚出ています!)














