難しいモチーフ

Satousax_3佐藤 『サックス』 鉛筆

アトリエで最も難しいモチーフ 『サックス』 を伊藤さんの水彩画に続き、佐藤さんも鉛筆デッサンでじっくり丁寧に仕上げました。
ひとつずつのボタンの形、角度が少しずつ異なるので、光の反射の仕方も移り込みも微妙に違えなければなりません。細いパイプの太さと、パイプの離れている距離が一緒の為、すきまの存在を表現するのも気を付けなくてはなりません。また、壁に立てかけたことにより生まれた影と、サックスの中にできている影の明度を変えなければゴチャゴチャになってしまいます。
と口で説明しているだけで「難しそうだからやめます!」となりそうなこのサックスに、佐藤さんは真摯に、そして非常に楽しそうに取り組んで下さいました。技術もさることながら、絵を描くことの気持ちよさが伝わるデッサンです。   オバラ